このQ&Aは役に立ちましたか?
破壊試験の繰返し精度について
2023/10/15 00:28
- 破壊試験機の開発において、試験機の性能判断基準に迷っています。
- データの相関を統計学的に判断する方法を知りたいです。
- 破壊試験機の繰返し性能評価についても情報を求めています。
破壊試験の繰返し精度について
2006/06/03 01:29
現在、破壊試験機の開発を行っております。
ですが、試験機としての性能判断基準について迷っています。
試験データとしては既存試験機との比較で感覚的に問題なし
と考えますが明確に判断できません。データの相関がある、なしを
統計学的に判断する方法をご存知の方ご教授願います。
また、破壊試験機の繰返し性能評価についてもどのような評価で
どのように判断すれば良いのか迷っています。
こちらも何か情報があれば、ご教授願います。
回答 (2件中 1~2件目)
開発中とのことで、詳しいことは書けないと思いますが、破壊試験と言っても色々ありますし、対象の材料にも幅があるでしょうから、一概には言えないと思います。やはりユーザーの評価が重要だと思いますので、特許出願後か、守秘義務協定を結ぶなどして、実際に使ってもらうのが早道だと思いますが。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
小生、破壊試験機の開発経験はありませんが、私見を少し。
?データの相関確認
既存機データと開発機データについての相関係数を計算すれば良いので
は? この場合では、正の相関が高ければ高いほど良いはずです。つま
り、相関係数=1に近づけば良いということになります。これはExcelで
容易に計算可能です。しかし、相関係数がどれくらいの値になれば相関
ありと見なせるかどうかは、正直なところ、設計者が判断せざるを得ま
せん。それこそノウハウによるものでしょう。
?繰り返し性能評価
本来、繰り返しバラツキよりも使用環境によるバラツキの方が大きいと
考えますが、これは試験のN数を稼いで標準偏差を計算し、既存機データ
との比較を行えば良いのでは? 例えば、開発機データの±3σが、既存
機の分布内(±3σ)に収まっているかどうかなど。
まだ相関係数から判断できていないとのこと。
それは早速現在お持ちのデータをプロットして頂きたいと思います。理想は、既存機と開発機のデータが1:1になることでしょう。その関係が理想的にリニアになるかを判断するのが相関係数です。相関係数は破壊試験特有のものではなく、一般的に使用される統計学的なパラメータです。
あと、データ比較を平均値と標準偏差で考えているとのことですが、どのように比較されるつもりでしょうか? 既存機と開発機の平均値は、上にも書いたようにほぼ1:1になる必要がありますよね? その平均値に対してどれだけバラついているのかを表すのが標準偏差です。釈迦に説法でしょうが、この辺りの統計学の基本を忘れずにデータ解析する必要があると思います。
お礼
2006/06/04 19:49
早速のご回答ありがとうございます。
実際のところ破壊試験についてのノウハウも知識もなく相関係数から判断することができておりません。また、データの比較については平均値とσの比較を考えています。他に何か比較すべき項目があればご教授願います。
お礼
2006/06/07 19:16
ありがとうございます。
サンプル評価を増やしてみます。