NCフライスをCAMで

NCフライスとＭＣを区別することはないと思います。要はどんなものを加工するか？ですから。ちなみにうちは金型の加工をNCフライスで三次元ＣＡＭでしてます。何故NCフライスか？といえばＭＣにすると人が暇になるからです。何を加工するかが問題なんです。NCフライスは道具ですから使ってナンボですから稼ぐ為にさらに必要なものがなにか？を考えましょう。

うちは金型屋ですが、形状が3Ｄで仕方なくＣＡＭを使うといった場面は少なく、むしろ輪郭を使った2.5Ｄ加工が主流で、荒取りを効率よく（しかも食い込みなしで）行うためだけにＣＡＭを使うことがあります。
部品加工の場合、2.5Ｄ形状の効率的加工にＣＡＭが必要かどうかは実際の現場を見てみないと判断できませんが、金型の場合は特に深いポケット加工や段差の多いコアの加工など、モデルを使って効率よく荒取りするのが効果的な場面が多いです。
ＳＰＲＵＴＣＡＭでは、ＤＸＦファイルをインポートして内部で二次元輪郭から2.5Ｄの加工モデルを生成してポケット加工や段差のある加工などできますので、一度体験版をダウンロードして使ってみたらいいと思います。実際にＮＣデータが出せますので、加工してみたらよくわかります。

加工内容からしてＣＡＭまでは必要ないと思います。２次元ＣＡＤに簡易ＮＣ出力機能がついている物なら十分対応適ます。Pro’s－ＣＡＤなら安値でＣＡＤ自体も初心者向けで使いやすいです。

また、浜松合同（株）も現場作業者向けのソフトが安値で多数あるのでホームページを参照してみてはいかがでしょうか・・・

業種、機械の大きさや年式が何か分からないので、なんともいえません。
ウチではプレス金型屋（自動車部品メイン）をしています。
機械はMCではなく、NC（5番）でしています。年末に4番購入予定。
CAD/CAMはMastercamです。
金型を作る上でまったく問題はありません。

「マシニングセンターではないので、だいそれた物は必要ないまでも・・。」
今の機械であればMCとNCの違いはツールがあるかないかぐらいで、後はまったく同じです。
と言うことは、使うCAD/CAMも同じと言うことになります。
後先のことを考えCAD/CAMはそこそこのものをお勧めします。
（お客さんとのCADとの互換性の確認も忘れずに・・。）

参考になれば幸いです。