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ブリッジダイオードを使用したDC電源作成方法
2023/10/15 02:20
- ブリッジダイオードを使用して単相AC100VからDC100Vを作成する方法について解説します。
- ダイオードブリッジを使用することで、AC電圧特有の波を平滑化して安定したDC電圧を得ることができます。
- コンデンサと抵抗の使い分けについても詳しく説明します。
ブリッジダイオードによる電源作成
2006/04/11 02:12
ダイオードが4つブリッジに組まれたダイオードブリッジを使用して
単相AC100V電源よりDC100Vを作成してDC100V電磁弁コイルを駆動させないといけません。 負荷の電磁弁は常用で25VAのスペックになります。
ブリッジダイオードメーカーの仕様書では端子二つにAC100Vつないでもう端子二つから(+)、(-)を取り出すようなんですが、AC電圧特有の波を平滑化してDC電圧を安定化させるコンデンサを二次側DC回路に並列接続させるそうなんですが容量の選定方法がさっぱりなんです。
また、コンデンサの代わりに抵抗を入れる方法もあるみたいなんです。
過去には新電元製のSB25VBを使用して抵抗を二次側DC回路に15kΩ並列接続してDC100V回路を作成して電磁弁を10個くらい駆動していたそうなんです。
コンデンサと抵抗の使い分けがあるのでしょうか?
教えてください。
回答 (2件中 1~2件目)
テスト用であれば、容量は計算値で問題ありませんが、常時使用する装置でしたら、トランスは1.2倍以上の容量(10個並列の場合300W以上)、コンデンサーの耐電圧は2倍以上(300V)の物を使用する必要があります。
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毎度JOです。
単相AC100Vをブリッジダイオードにより整流すると、DC100Vが生成できますこの状態を「脈流」と言います、DCではあるのですが0V~140Vまで変化する波形で平均電圧が100Vになります。
このままでもDC100V電磁弁コイルに入力可能ですが、脈流であるため電磁弁コイルから「唸り」や「振動」が発生するかもしれません。
一方この整流回路にコンデンサを接続すると(0V~140Vまで変化する電圧)が平滑されて、無負荷で電圧140V程度になりますので、このままではDC100V電磁弁コイルに入力する事はできません。
そこで何らかの方法でDC100V電磁弁コイルに入力する電圧を100Vにせねばなりません。
方法1)DC140Vから抵抗で分圧してコイルに入力する事も出来ます
コイルと直列に160Ω、耐電力10W以上の抵抗器を挿入する事で実現できます、この場合動作中は常に10Wの「無駄」な電力を消費する事になります。
方法2)ブリッジダイオードに入力する電圧を71V程度までトランスなどで低下させれば、コンデンサによる平滑によって100V程度が発生できますので直接コイルへ入力できます。
この場合コイルが1個であれば、トランス容量は25W以上必要です、10個のコイルを同時運転するなら250W以上必要になります。
上記の回路に挿入するコンデンサは、コイル1個の場合100μF、耐圧150V以上の物が必要です、10個のコイルを同時に接続するなら1000μF程度は必要ですね。
この100μFと言う値は、コンデンサによる平滑で10%のリップルを許容した場合の値です。