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亜鉛ダイキャストに対するアロジン処理の一般性とその他の防錆処理方法について
2023/10/15 06:34
- 亜鉛ダイキャストにアロジン処理を施すことは一般的なのか調査しましたが、具体的な事例は見つかりませんでした。
- 亜鉛ダイキャストに対するアロジン処理について、三価クロムを使用することは可能なのか調査しましたが、情報は得られませんでした。
- 亜鉛ダイキャストに対する防錆処理としてメッキ以外の方法としては、他に何があるのか調査しましたが、具体的な方法は見つかりませんでした。
亜鉛ダイキャストに対するアロジン処理
2007/12/06 11:12
初めて投稿いたします。
某メーカで購買業務を担当しております。
外部から亜鉛ダイキャスト部品を購入しているのですが、
防錆処理として、アロジン処理が施されたものを購入していました。
しかし、アロジン処理がRoHSの関係で使用できなくなり、
代わりにNiメッキを施すということになったのですが
Niメッキだと、いくら薄く付くといっても被膜が出てしまいます。
1.もともと、亜鉛ダイキャストにアロジン処理を施すということは、一般的なのでしょうか?
(アルミダイキャストのみに使うものでしょうか?)
いろいろ調べてみても、そういう事例が出てこないのです。
2.もし一般的なものであれば、三価クロムによる亜鉛ダイキャストに対するアロジン処理は可能なのでしょうか?
3.亜鉛ダイキャストに対する防錆処理としてメッキ以外は何があるのでしょうか?
配属半年の未熟者で、なおかつ拙い文章で恐縮ですが、
どなたかアドバイス頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
防食対応でしたら 無機被膜表面処理という 方法が
有るようです
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商品名アロジンは六価のクロメート処理のことです。もともとは鋼板などの亜鉛めっき上に施す防錆化成処理ですが、それをアルミ素材にも適用させたのがアロジン処理です。
亜鉛めっきの亜鉛はほぼ100%ピュアな金属に対し亜鉛ダイキャストはCu、Al、Sn時にはPb、Siなどが含まれます。またその表面はチル層といって微少な結晶層が存在します。クロメート皮膜はその金属表面を若干侵しながら形成させるので不純物やら、結晶構造やら異なると膜の形成が不均一になることが想像されます。
で、アロジンは亜鉛ダイキャストにはあまり使用されません。メーカーも保証しないでしょうし、気休めといったところでしょうか。
三価クロムによる効果も同様に保証されません。
亜鉛ダイキャストの防錆処理にはめっきか塗装くらいでしょうか。
お礼
2007/12/22 07:38
ちゃーちゃさん、ありがとうございました。
>で、アロジンは亜鉛ダイキャストにはあまり使用されません。メーカーも保証しないでしょうし、気休めといったところでしょうか。
ですよね?でもなぜこの処理が私の会社で長く続いていたのか・・・。
メッキか塗装が一番確実ということですね。
外の人の意見が聞けて勉強になりました。
今後もよろしくお願い致します。