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プレスで作った部品の強度アップについて
2023/10/15 07:32
- プレスで作られた部品は、加工硬化によって強度が上がります。
- 加工硬化とは、部品をプレスする過程で原子が結晶化し、結晶間の結合力が強化される現象です。
- このメカニズムにより、プレスで作った部品は高い強度を持つことができます。
強度アップ
2007/11/16 12:04
プレスで作った部品は加工硬化によって強度が上がるということですが
そのしくみというかメカニズムを教えて頂けないでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
材料の変形すなわち結晶の塑性変形は転位の移動によって生じます。従って転位の移動に対する障害物が導入されれば、転位の運動が妨げられる結果として材料強度があがります。障害物の種類とその導入方法により、加工強化、固溶強化、規則強化、複合強化などの手法がありますが、プレス加工の場合は加工強化にあたります。
プレス等の塑性加工により多数の転位が材料に導入されると転位同士が相互に作用して互いの運動を妨げあうので転位の移動が困難になるので材料強度があがります。転位の相互作用による抵抗には、平行な転位のすれ違い、林転位との交切、不動転位の形成、あるいは交切により生じたジョグ、さらにはジョグの非保存運動により生じた点欠陥と転位の相互作用などがあります。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
以下は参考にならないでしょうか
ご質問はプレス加工ということで特に材質には言及されておりませんが
例えば直径10mm肉厚1mmの1mくらいの銅パイプを
両手で曲げるとします、元に戻そうとすると硬くて変形しません
顕著な例です、変形することによる内部組織の歪によって
分子間の結合力が変化するのではないでしょうか
この銅のパイプを加熱して焼きなますと軟らかくなり有る程度
元の形状にすることが出来ます
お礼
2007/11/17 13:32
ありがとうございました
補足
2007/11/17 13:38
ありがとうございます。
転位の移動というものがどういうものかがよくわからないので
調べてみたいと思います。