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2007/10/31 20:34
以下に質問いたします。
セラミック基板にAg-Ptの厚膜印刷を施し、更に無電解ニッケルメッキの表面処理をしている製品の表面から薄緑色のゲル状の物質が析出し、その周りのニッケルメッキ表面が黒褐色に変色しています。
どのような物性もしくは化学変化が起きているのでしょうか?
また、その変化のメカニズムを解説願います。
説明足らずで申し訳ありません。
ゲル状の物質の正体を記しておりませんでした。
EPMAでの定性分析の結果、酸化ニッケルであることは判明いたしました。
となると、熱と水分が必要になるかと思われますが、現物は常温、常湿(25℃、40~60%)に保管され、20日~40日ぐらいで、酸化物が見受けられるようになりました。
めっき厚が薄いためにニッケル層にピンホールがありませんか?
ピンホールが有ると空気中の水分で水膜(オングストロームレベル)ができ
ガルバニック腐食を起こし緑色のゲル状生成物(ニッケルの酸化物)が発生します。
めっきを厚くしてピンホールを無くさないと解決しません。
ご回答ありがとうございます。
早速、ニッケルのメッキ厚を測定いたします。
2007/11/02 14:18
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EPMAでNi、Oの他に元素は検出してませんか?
例えばNaとかCl、Pなどはありませんか?
私の場合は硫酸ニッケルや塩酸ニッケルであったために、メッキの残渣(洗浄不足)ではないかと推定しました。
酸化ニッケルの経験が無いので適切なアドバイスができず申し訳ありません。
ゲル状物質および変色部の元素分析や成分分析を行わなければメカニズムは
追求できないのではないかと思います。例えばゲル状物質に硫黄S成分を含んでいれば硫酸ニッケルとなり緑色になったりしますし、酸化性のものなら酸化ニッケルなどと推定ができます。ゲル状物質が他から付着したのかニッケルメッキとの反応物なのかの区別も必要でしょう。
いずれにしても分析することをお勧めします。
ご回答ありがとうごさいます。
質問に追記をさせていただいています。
引き続き、ご指導ください。
2007/11/01 10:40
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