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2007/10/22 16:12
はじめまして。
ある製品の改造キットのような商品を出すことになり、そのキット部材を取り付ける際、ABS製の本体にタッピンネジで固定されている部品を取り外し、再度その部品を取付なければなりません。
お客様ではトルク管理は難しいため、ネジ下穴の破壊の可能性が高いと考えます。
現状、改造キットにはトルクドライバーを付属させようと考えていますが、それでも下穴をなめてしまった場合、何か良い対処はありますでしょうか?
よく木工部材で、タッピンネジの下穴がなめてしまった場合、マッチ棒のような細い木材を詰めて対処したりますが、ABSでも有効でしょうか?
樹脂パテも考えましたが、速攻性を求めていますので、却下しました。
追記
改造キットは、今回だけでなく、以降もでる可能性(2,3回程度)があります。
以上、宜しくお願い致します。
ネジは、D3とD4です。
ワンサイズ上のネジや現状のものより長いネジを付属も考えましたが、今回限りではないので、却下しました。
ワイヤーインサート(製品名:スマートサート)が雌ネジの再生、補強に有効です。ポリカ、ABSからAL合金まで使用可能です。
取り扱いは、池田金属工業?(大阪市)です。
ご回答ありがとうございます。
ネットでは、スマートサートの商品発表の記事は見つかったのですが、
商品の詳細については、まだ載ってないようでした。
直接問い合わせてみます。
2007/10/29 16:33
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ABS側がボスになっていると使えない可能性が高くなりますが「エンザート」という後施工のインサート型の金属メネジもありますよ。
単純にネジの再使用で緩みが出る場合はスチールウールを下穴に少し入れてやる手もあります。
レスありがとうございました。
こういうケースで使うスチールウールは台所用品のタワシとして出回っているスチールウール(布状ということになるのでしょうか?)を少量ちぎって木ネジのケースで使う木片のように長細く丸めて穴に入れて使います。
中学生くらいの頃にABS筐体の家電製品を分解してイジり倒した経験では10回や20回の止め直しで穴がヘタって締め付け不足になったことはありませんでしたので、すぐにユルくなるようだと元々の下穴が大き目なのかもしれませんね。(力の入れすぎでボスが割れれば別ですが)
ご回答ありがとうございます。
残念ながら、全ての箇所がボス形状なので、エンザートは無理でした。
スチールウールを詰めるというのは、初めて知りました。
スチールウールは、布状のものと、粘度状(ミガキ用)のどちらなのでしょうか?
インサート部材そのものの挿入ミスも考えられますので、最終的な対処法は知っておきたいと思います。
情報ありがとうございます。
早速、検証試験を行ってみます。
2007/10/24 11:53
厳しい意見かもしれませんが基本的に商品として、ABSでタッピングネジの再利用は好ましくないと思います。商品でなく自社で使用するものならだまし、だまし使うということはできるかもしれませんが。ボルトナットでとめるとか、ヘリサートを使用するとかがいいのではないでしょうか。
ご回答ありがとうございます。
そもそもが、キット等のことを想定していない設計でしたので、このような問題が起こりました。
ヘリサートを再度調べて見ましたところ、イリサートなるモノを見つけました。治具代と作業性を検討してみないとわかりませんが、かなり現実的だと感じました。
問い合わせてみます。
2007/10/23 17:45
ボス穴の破損は、ひっかかり率、タッピングねじのピッチによることが多い。ひっかかりが少ないとねじ穴が削れやすく、大きすぎると過大トルクでボスの破損につながる。金属用のねじでは下穴は削れてしまう、ねじのピッチは0.8mm以上の粗いプラスチック用であること。ボス外径/内径=2とする。
たとえば、消耗部品の取り換えのため、DIYで素人ながら、電化製品や工具などのプラスチックハウジングのネジを開閉することがあるが、3、4回繰り返しは問題ないようですが。
貴社内の繰り返し試験で、タッピングネジの最適化を検討をされたらいかがでしょうか?
ご回答ありがとうございます。
繰り返し試験は行い、おおむね3,4回程度は問題なかったのですが、
ネジ穴を破壊した際の保険も考慮しておこうと思ったわけです。
繰り返し回数は分かりませんが、あまり工作等をしない職種の方に作業を手伝ってもらった際、ネジ穴をだめにしたことがありましたので。
2007/10/23 17:33
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