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ワーク原点オフセット量とは?
2023/10/15 21:41
- ワーク原点オフセット量とは、工具長補正の基準位置からワーク上面までオフセットしなければならない値を指します。
- ワーク原点オフセット量と工具長補正量を足すことで、ワーク座標系のZ0の時の機械座標Zの値を得ることができます。
- ドライランの際にはワーク原点オフセット値に追加の値を加えて動かし、終わったら元の値に戻す必要があります。メモを活用するなどして忘れないようにしましょう。
ワーク原点オフセット量
2008/12/02 19:09
ワーク原点オフセット値というのがいまいちピンと理解できません。
こういうことであってますか?
ワーク上面をZ0の場合です。
三つの工具長補正のやり方全部で共通にまとめられる説明を
教えてください。
私の言葉を書きます。
工具長補正の基準にする位置からワーク上面までオフセットしなければ
ならない値
ワーク原点オフセット量+工具長補正量イコール
ワーク座標系のZ0の時の機械座標Zの値
ドライランの時はワーク原点オフセット値に+の値たとえば
ワーク原点オフセット値がー50なら
ドライランのときには+100して
ワークオフセット値は+50にして
うごかす。
ところでドライランが終わったらもとのワーク原点オフセット値の
-50に直すときにもとの数値を忘れてしまったら
どのようにするのでしょうか?
どのようにしてますか?メモなどしているのでしょうか?
回答 (7件中 6~7件目)
ワーク原点オフセットのZ軸の値は...
1) “機械原点での工具先端からワーク上面までの距離を長補正にする”場合
0になると思います.
2) “基準工具とのプラスマイナスを工具長とする”場合
基準工具をワーク上面につき当てた時の機械座標から算出します.
3) “工具の長さを補正量とする”場合
これは、何を以て「工具の長さ」とするかですが、
主軸端からの突き出し量であれ、
基準ホルダ端面からの突き出しであれ、
工具をワーク上面につき当てた時の機械座標から、
この「工具の長さ」分を差し引いて設定します.
なお、ワーク原点オフセットを変更する場合は、
普通は、元の値をメモするか、NCのセッティングデータ類を
メモリカードなどに保存するかしておくと思いますよ.
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ワーク座標系の話でしょうか?
機械によって長補正がプラスだったりマイナスだったりしますが
基本的にZ原点も長補正も基準はひとつしかなく、
それは「機械Z原点~ベッドまでの距離」
長補正に入る数値の意味は、
どれだけZが下がるとベッドに当たるか、ということです。
長補正がプラスの機械は、予め機械原点~ベッドの数値が
ソフトに記憶してあり、計算してくれます。
原点~工具刃先まで100.で(長補正=100.)、
原点~ベッドまで500.であれば、
この差の400.を計算して動いてくれます。
長補正がマイナスの機械の場合、上記の場合でいえば、
長補正は-400.となります。
どちらの場合もワーク座標系Zを+100.すれば
上に逃がしてドライランができます。
3つの補正と書いてありますが、
もうひとつはワークの上にプリセッターを置いて長補正を取る方法
でしょうか?
まぁ同じ理論となります。
補足
2008/12/03 00:29
ありがとうございます。
ワーク原点オフセットという言葉をよくききますが、
ワーク座標系と同じ意味でしょうか?
>3つの補正と書いてありますが、
>もうひとつはワークの上にプリセッターを置いて長補正を取る方法
>でしょうか?
私が考えている三つとは
工具の長さでを補正量とする方法
基準工具との++マイナスを工具長とする方法
機械原点での工具先端からワーク上面までの距離を長補正にする方法の
三つです。。
補足
2008/12/05 02:53
ありがとうございます。
>なお、ワーク原点オフセットを変更する場合は、
>普通は、元の値をメモするか、NCのセッティングデータ類を
>メモリカードなどに保存するかしておくと思いますよ.
ドライランのときはこのワーク原点オフセット量を変更するんですよね?
ワーク原点オフセット量とは機械原点とワーク座標系を0,0,0とおいた位置との機械座標系における座標値のことですか?