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かしめ不良改善の方法を教えてください
2023/10/16 08:25
- バレルめっきで真鍮材にニッケル2μ以上、金0.1μの処理をしていますが、かしめ検査をすると、ニッケル間で剥離が発生しています。
- この不良の改善方法について教えてください。
- ハッシュタグ: #かしめ不良改善 #バレルめっき #剥離対策
かしめ不良にご指導ください
2008/06/06 06:58
バレルめっきで真鍮材にニッケル2μ以上、金0.1μの処理をしてます。
かしめ検査をすると、ニッケル間で剥離が発生します。
1ロット中に数個の割合なのですが、このような不良の改善はどのようにしたらよいのでしょうか。
回答 (1件中 1~1件目)
引張伸びを比較しますと、
* 母材である真鍮(黄銅);25%以上<一般的真鍮>
* ニッケル;無電解ニッケル ⇒ 3~6%、電気ニッケル ⇒ 5~15%
* 金;50%
となり、
母材である真鍮をカシメ試験でカシメますと、母材の変形に
ニッケルは、引っ付いていけず、破断し剥離していきます<延性が母材の約2割>
金は、引っ付いていき、伸びて剥離しません<延性が母材の約2倍>
以下が真鍮のData
http://www.inagaki-shouten.jp/products/brass/special.html
http://www.nittoku.com/material/oudou.html
http://kmw.kitz.co.jp/products/shindo-zaishitsu/TZ-SF.html
以下がニッケルのData
http://www.akita-kagaku.co.jp/details/002.html
以下が金のData
http://jp.encarta.msn.com/encyclopedia_761577292/content.html
因って、
* 試験の変形量を抑制する
* 延性が良い『電気ニッケル』する
* ニッケル合金鍍金で、延性のある物に変更する
等々が対応案です。
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お礼
2008/06/08 22:36
興味深いご回答ありがとうございます。確かにニッケルは真鍮よりも硬度が高いですし、母材の変形にニッケルがついていけないのは納得です。
いただいたDataはさっそく拝見させていただきます!