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風力発電の電力系統への導入量とLFC火力発電所の調整力について
2023/10/16 14:18
- 風力発電の電力系統への導入量は、LFC火力発電所の調整力によって制約されます。
- 風力発電に蓄電池を併設することで、電力の供給と需要をバランスさせる効果が期待されます。
- 蓄電池の導入により、風力発電の安定供給やピーク時の需要対応が可能となります。
風力発電の電力系統導入について
2008/02/22 17:08
風力発電を電力系統への導入量はLFC火力発電所の調整力によると聞いたのですが、どうゆうことですか?
風力発電に蓄電池を併設するとどのような効果がありますか?
回答 (1件中 1~1件目)
LFC火力発電所で検索すると結構沢山ヒットします。
キーワードの「LFC」は「負荷周波数制御」のことのようです。
??? Load Frequency Control ???
風力発電は,風の強さによって発電量が時々刻々変化してしまいます。これに対して,電力系統に繋がっている負荷は,お構いなしに電力を消費します。電力は蓄えられませんから,時々刻々変動する分は,既存の電力系統に繋がっている発電所が送り出す電力量を変動させることで対応するわけです。このとき,既存の発電所の対応能力が少ないと,周波数変動を起こしてしまいます。
周波数が大きく変動すると,負荷(電気の消費者)にとって好ましくありませんから,既存の発電所の周波数変動を抑える能力次第で,導入可能な風力発電設備の容量が制限を受けるという意味に解釈すれば宜しいかと思います。
蓄電池を設備して適切に制御すれば,電力系統に対する供給電力の変動を低減できますので,風力発電設備の容量の制限が緩和されます。(より多くの風力発電設備を設置できるようになります。)
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お礼
2008/02/23 17:15
有難うございます。為になりました。