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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ZAS型とFC型の違い)

ZAS型とFC型の違い

2023/10/16 17:18

このQ&Aのポイント
  • ZAS型とFC型はプレス金型でよく使用される形式です。ZAS型は試作に頻繁に使用され、低融点金属の特徴を活かしたリサイクルやマスター転写が可能です。一方、FC型は量産に使用され、高強度と安価な材料が特徴です。
  • ZAS型の良い点は低融点金属であるため、リサイクルが容易で形状面の機械加工費が小さいことです。一方、強度が劣り、材料単価が高いという悪い点もあります。一方、FC型は高強度で材料が安いが、加工費がかかり融点が高いため鋳型に砂しか使えず、形状面の加工費が大きいです。
  • ZAS型が試作型でよく使用される理由は、低融点金属であるためリサイクルやマスター転写が容易であり、形状面の機械加工費が小さくなるからです。試作型でよく使用される他の材料には、ZAS以外にもあるかもしれませんが、その理由は具体的にはわかりません。
※ 以下は、質問の原文です

ZAS型とFC型の違い

2009/12/17 02:15

プレス初心者につき質問させてください。

プレス金型でよくZAS型とFC型を耳にします。
自分なりに調べてみたところ↓

ZAS型は試作にて頻繁に使用
(良い点)
・低融点金属の為、リサイクルが容易
・低融点金属の為、マスター(製品形状の)転写が可能⇒形状面の機械加工が大幅減⇒加工費小
・加工性が良い
(悪い点)
・強度が劣る
・材料単価が高い
FC型は量産にて使用
(良い点)
・高強度
・材料が安い
(悪い点)
・加工費がかかる
・融点が高い為、鋳型に砂しか使えなく、削り代を残した状態で鋳物を作成⇒形状面を加工⇒加工費か大?

と理解したのですが、あってるのでしょうか???
ZASが試作型で多様されている決定的理由はなんでしょうか?
また、試作型で多様されている材料はZAS以外にあるのでしょうか?あるとすれば、どのような理由からでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2009/12/17 16:30
回答No.3

二輪、四輪の試作部品(主にプレス品)を作っている会社で働いてます。
近年、440、590、780、980といった高強度の板材を各メ-カーが
使うようになり金型が傷みやすくなりました。

うちの会社も知り合いの同業者も用途によって金型の素材を
変えています。

ZAS材→強度がないので精度のいらない前工程で使用。絞りも有。
    溶かせば再利用できるので長い目で見るとお得。

FC材→通常の精度が必要な工程で使用。絞りも有。
程よく値段も安く、それなりに強度があり、切削もしやすい。

SK材→ハイテン材で使用。量産型はSKDかな。
   硬く。そこそこ値段が高い。切削油を使用しないと加工しにくい。


昔と違い、試作品も数を作ることはなくなりました。
メーカーの解析技術と、試作メーカーの解析技術が発達しましたので・・・。

試作型はあくまでも仮型(使い捨て?)です。
ほとんどの場合、量産品と型の構成や工程が違います。
設計変更も頻繁に有りそのたびに金型も作り直す事も多いので
前もって数量が出たりする事がわかっていない限りは
金型を少なく、工程を少なく、汎用型を駆使したりして
安くあげるようにしてます。

また金型を設計、加工する人の熟練度にも、センスにもよります。
3次元CAD、マシニング等のツールや機械をいかに早く、効率良く
使えるかで無駄な人件費が減らせますので・・・。
材料費の違いによる金型の価格の違いは巨大なものにならなければ
さほど違いはないと考えます。

お礼

2009/12/18 23:03

ご回答有難うございました。

御社は試作部品を多く作っているとのことですが、試作型の製法で、安価に製作するため特別な製法をとったりする場合はあるのでしょうか?試作型は易いとは良く聞きますが、単に材料の違いによる、材料費と切削性の違いによる加工費の違いだけなのでしょうか?

ご教授の程、宜しくお願いします。

ご回答、有難うございました。
実は今日、ある試作メーカーに行ってきました。
おっしゃるとおり、材料費の違いというよりは、いかに早く、効率よく
といった観点から型がつくられていました。

色々と教えて戴き、本当に有難うございました。

質問者

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その他の回答 (4件中 1~4件目)

2009/12/23 11:23
回答No.4

未だ締め切ってないので、気になる点があったので書き込みます。

回答(1)で、ZAS型がプレスに使われている例を知らない との事ですが、
ZASは、Zinc Alloy for Stamping の略で、
元々が、プレス用の簡易型として使える材料として開発されたものです。
多く、試作品や小ロット品に使われています。

で、これを、モールド型の試作品にも使ってしまおうとするのが、
自動車業界で30年くらい前からの流れでして、
既にしっかりと定着した手法です。
(そのトライの過程に現役時代を過ごしました。)
現在では、ZAS型で、結構な数も打てると聞いています。

お礼

2009/12/25 00:30

ご意見有難う御座いました。
勉強になります。

質問者
2009/12/17 10:52
回答No.2

ZAS型とは亜鉛合金製の型です。
3次元形状の金型材料として加工性が良いので試作用型としてよく使われてます。
3次元形状とは絞り型です。
一般的に絞り型をはじめから鉄型で作りません。
試作用と記載しましたが形状によっては10000個ぐらい、絞れますよ。

お礼

2009/12/18 23:05

ご回答有難うございました。

質問者
2009/12/17 10:29
回答No.1

ご見解は正しいと思います。

ZASで出来そうな型なら、エポキシ接着剤に金属粉末を混合した充填剤でも使える可能性があると思います。

<FC型は量産にて使用><ZASが試作型で多様されている>
疑問ですね。プレス金型として使われている例を寡聞にして知りません。御存知なら聞かせて欲しいです。

ZASはパンチを固定する補助部材として使用することがありますが、これをもってZAS金型とは称しません。

お礼

2009/12/18 23:11

ご回答有難うございました。

「プレス金型として使われている例を寡聞にして知りません。御存知なら聞かせて欲しいです。」⇒仕事の関係で、ある試作メーカーより試作ではFCの代わりにZASを使用していると聞きました。実際に見たわけではないので確証はないのですが・・・
自分なりに、もう少し調べてみます。

質問者

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