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マグネットのクラック検出方法
2023/10/17 15:17
- フェライトマグネットのモーター製造において、マグネットにヒビが入る問題が発生している。
- 現在は目視検査でヒビのあるマグネットを選別しているが、自動で検出できる方法があれば望ましい。
- ヘアークラックを検出するための新しい検査方法を開発することが必要。
マグネットのクラック検出方法
2009/06/17 22:43
・電装用モーターを製造していますが、モーターの構成部品の1つにフェライトマグネットがあります.
・現在このマグネットを接着剤で内側に貼り付けた円筒状のヨーク(材質SPCC-肉厚1.2mmー外径50mmのパイプ状の物)をサプライヤーから購入しています.
・しかし度々マグネットにヘアークラックと呼ばれるヒビの入った物が納入されていて、その都度目視検査で選別しています.見逃す危険もあり、受入時点で自動で検出可能な方法がないものでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
思いつきですので,実現可能か疑問ありますが,以下のような方法は如何でしょうか。
クラックが入っているということは,クラックの部分のフェライトが連続して
いないで,空気層が入っていることを意味します。空気に比べフェライトの
透磁率はずっと高い(数100倍程度?)ので,クラックの部分は磁束が
通過しにくい状態となり,空気中に漏れ磁束が生じることと思います。
漏れ磁束を可視化,定量化できれば検出可能です。
(磁石が着磁前ならば,何らかの方法で励磁する必要はあると思います)
原理的には,磁粉(磁性体の粉,例えば鉄粉)をフェライトの表面に撒いて,
その集合しかたのパターンを目視確認すれば検出できそうです。どのように
検出するか,経済性を含めて適切な方法が見つかれば実現できるように思い
ます。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
マグネットが円筒状のヨークの先端に付いていると解釈してよろしいでしょうか。
マグネットが外の付いている状態であれば、X線検査装置で可能かもしれません。
クラック部分には空気層があり、色の濃淡が出ると思います。
また、最近では鋳物などの金属製のクラックやその金属を透過してみるX線検査装置も出ているようです。
ただ、価格が高いので実際の投資対効果を考えると…難しいかもしれませんね。
お礼
2009/06/18 09:43
早速の回答、有難うございます.マグネットの取付位置はヨーク内部の
中央付近に接着して取付けられています.
ご指摘のようにX線検査もあるのですが、投資額を考えますと・・・.
勝手言って申し訳ございませんが、他に思いついた事が有りましたら
教えて下さい.
有難うございました.
お礼
2009/06/18 09:55
回答、有難うございます.励磁しないで検出可能か、磁気計測メーカーに
聞いてみたいと思います.又、磁気探傷に関する情報も教えていただき助かります.視野が拡がりました.早速聞いてみたいと思います.