花粉症対策におすすめのフィルターは？

基本的には、
? プレフィルターを取り付け、先ず大きな異物を除去
　 メインフィルターの破損等の保護もできます。
? メインフィルターで、環境条件下での捕集効率を確認して、
　 １重や２重等の仕様を決める
? 交換時期を計算等で明確にする、又は圧力計設置で、圧力損失
　 （目詰まり）を可視的に確認する
等を考慮すると良いでしょう。

二輪車のエアークリーナを何機種も設計した私が来ましたよ。

１～３の御質問には、既に他の方から的確なアドバイスが付いてます。
それに加えて、フィルタの設計で注意すべき点をあげておきます。

先ず、フィルタの目の径＝捕集される粒径　ではありません。
捕集するにつれてより細かいものも捕集される様になります。
逆に初めは、大きいものでも通過してしまう場合があります。
（空気の通過速度が大きいと、危険が大きいです。）

そしてそれは、目詰まりにつながります。
どれだけの量の粒子を捕捉したか、←ダスト保持量が、
つまり、ライフ＝フィルタの寿命に直結します。

これらを総合的に満足する仕様を選定する必要があります。

※世の中に「花粉症」の言葉が殆ど知られていなかった３５年程前、
　既に「花粉アレルギー」の診断を受けて、今に至ります・・・。

花粉症の知識は皆無です。悪しからず。

花粉情報とその判断基準を基に、貴殿で基準を作成してみては
如何でしょうか。

花粉は、Maxで１m3中****個浮遊する。
そのサイズ構成は………。又は、花粉のサイズは**以上。
それで、0.3μmの粒子の集塵率99.97％以上は、花粉の量が0.03％以下
になるという事です。
また、フィルターの穴が0.3μm以下であるのではなく、フィルターを
通過すると、0.3μm粒子99.97％以上捕集できる網目構造という意味です。

今までの花粉は１m3Max****浮遊、HEPAフィルターを通すと 0.03％以下に
なる。この数値は、どの花粉情報数値となるか。
0.03％以下ではＮＧならば、HEPAフィルターを２重構造にして、
集塵率99.97％ ⇒ 集塵率99.97％ ⇒ 0.0009％以下になる。

これでは、どの条件になるか。確認してみて下さい。

Ｑ?
どんなフィルターをつければ、花粉を捕集することが可能ですか。
Ａ?
どんな花粉でしょうか？
花粉のサイズを調べると、それが捕捉できるフィルター（目の粗さ）
が選定できます。

Ｑ?
捕集効率はどのくらいあれば、花粉症に効果があるのでしょうか。
Ａ?
すぎやひのきの花粉が、例えば１m3（立法メートル）******飛散する
と、一般的な花粉症患者に症状が出る。一般的でなく、敏感な人に
症状が出る。で異なります。
先ず、それをデータを基に割り出し、仕様を決める事が大切です。
また、フィルターで濾過前の数値をどう見るかです。
濾過前の環境 ⇒ ≪フィルター≫ ⇒ 濾過後の環境
　　　　　　　　　　　　　　　　　↑捕集効率分だけ花粉が減る
にて、捕集効率を貴殿が決定する事になります。

Ｑ?
花粉症に効果があるということを製品の特徴にしたときに、
何か捕集効率について基準のようなものがあるのですか。
Ａ?
フィルターの捕集効率は、捕集効率です。
用語検索して下さい。

http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/html/pdfs/3.pdf

花粉症，粒径などで検索するよ沢山ヒットしますのでご自身で調べてみる
ことをお勧めします。

上記の文献では，花粉の粒径は３０μｍ程度であることが記述されています。
従って，メッシュが３０μｍ以下のフィルタであれば，相当の率で捕捉でき
ると思います。また，もう少し大きなメッシュでも，流路が長ければ途中で
引っかかって捕捉できるようなことも記載されています。