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許容荷重と安全使用荷重についての理解
2023/10/17 18:19
- 許容荷重と安全使用荷重については、参考書や資料によってまちまちな情報があり、理解が難しいです。
- 通常、安全使用荷重(S.W.L)は表示荷重以下で使用することが一般的です。
- 許容荷重とは、安全使用荷重を上回っていても、許容範囲内であれば問題ありません。
許容荷重と安全使用荷重
2009/04/01 13:39
許容荷重と安全使用荷重について参考書・資料によってまちまちで、うまく理解することができません。
通常、安全使用荷重(S.W.L) ○○tonと表示されて、その表示荷重以下での運用・使用するものと理解しています。
それでは、許容荷重(Allowable Load ?)の意味するものは?安全使用荷重を上回っても、許容荷重を超えなければいいのか?などなど、
「許容荷重 72.17ton, 安全使用荷重 64ton」と標記されている場合、どのように理解して、どのように扱えば良いのか?
初歩的なことだと思いますが、お願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
アイボルト、アイナットには、破壊に関する保証荷重が決まっています。
これを超えた荷重がかかると、壊れるおそれがあります。
また、ねじには最低保証荷重があり、その内容は
引張試験機によって、規定されている保証荷重を試料の軸方向に作用させ、
その荷重を15秒間保持し、除荷したとき、荷重負荷の前と後との状態
変化を検証する際に用いられる荷重のことです。
各ボルトの保証荷重は、JISB1051に規定されています。
と同じで、
許容荷重 72.17tonは、72.17tonまで使用する事ができますが、
寿命は???です。
安全使用荷重 64tonは、64tonまでは変形がなく使用できるので、
長期間寿命となる荷重です。
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許容荷重 72.17ton, 安全使用荷重 64ton
上記の場合 通常時は64トン以下で使用してください
万が一72.17トンまでは持ちますということ
常に64以上72.17以下かかったる場合
保障されていません
万が一の判定が難しいのですがね
お礼
2009/04/01 20:24
簡単明瞭な、お答えありがとうございました。
アイボルト(吊りボルト)の選定のことでしょうか?
アイボルトで言えば、JIS B1168-1994などを見ればある程度理解できると思います。
基本的に許容荷重は、その素材や構造的な問題から、そのものに変化を与えない(曲がる、ひずむ、亀裂が入るなど)荷重のことだと理解しています。
「だったら許容荷重以下ならいいのでは?」ということになってしまいますが、保証できるかといえば…?困ります。
したがって、この荷重以下なら問題なく使えるという意味で、「安全使用荷重」(上記JISで言えば、1/3以下だったか?)という概念になります。
アイボルトメーカーのカタログでも、この基準に準拠しているはずです。
>その表示荷重以下での運用・使用するものと理解
は、正解だと思います。
ご参考まで。
お礼
2009/04/01 20:26
お答えいただきありがとうございます。
お礼
2009/04/02 19:21
詳しい説明ありがとうございました。