このQ&Aは役に立ちましたか?
2009/02/28 12:57
CAD上で部品にローレットを施そうとしているのですが、
ローレットの断面形状の計算方法がよく分かりません。
JIS B 0951の図2、および表から、モジュール0.3、山の数15の平目ローレットを
・山の高さ = 2h
= 2*0.198
・ピッチ円直径D1 = ピッチ×山の数=π×モジュール×山の数
= π*0.942*15
= 4.498
・山の頂点をつないだ直径D2 = D1+2h
= 4.894
・谷の頂点をつないだ直径D3 = D1-2h
= 4.102
・山、谷部の頂点のR = r
= 0.09
・山の角度 = 90°
と解釈して描いたのですが、D2に合わせるとD3が4.224となり、
算出した4.102になりませんでした。
上記の計算方法のどこが間違っているでしょうか。
基本は前の回答の方と同じになります。JISは加工物の直径が無限大とした時の山の高低を記載しています。円周ローレットについてはピッチ円上でこの輪郭の角度が守られ、頂点にrがかかり、高さはその結果できるもので、h=0.198が守られるわけではありません。
ところで、ピッチ円直径は モジュール*山の数 ではないですか?πをかけるとピッチ円周になります。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
計算の前提が根本的に違うのではないでしょうか.
JIS B 0951-1962の絵は、「直径が無限大となったと仮定した場合」のものです.
円周に対してピッチが十分に小さければ、概ねその様に考える事ができますが、
φ5mmでピッチ約1mmではこの図式は完全に破綻します.
直線上では、山の角度を90°で等間隔に配置すれば、
谷の角度も90°になりますが、
円周上では山の角度が90°なら谷の角度は90°になりません.
山と谷の角度を同じに斜面を直線にすれば、90°にはならず、
山も谷も90°なら斜面は直線にはなりません.
従って、仮に山の角度を90°に固定した場合、
ピッチ線からの山の高さと谷の深さが同じになる様にすると、
ピッチ線上の山と谷のそれぞれの幅が等しくならず、
ピッチ線上の山と谷のそれぞれの幅を等しくすれば
ピッチ線からの山の高さと谷の深さが等しくなりません.
何が、したいの?
歯切り屋さんにでも、聞いてみなさいな?
関連するQ&A
JIS規格 ねじの公差計算式について
お世話になります。加工業にて品質管理・検査業務を行っている者です。 社内でメートルおねじの有効径を測定する際、あまり見かけないねじはJISハンドブックにて寸法公...
ローレット加工について
先日、外形24φに平目ローレット(M0.5)指定の加工図面を貰い、この図面を書いた本人に、確認したところモジュール0.5の意味だと言われ、ならば P1.5の駒が...
オークマMCのG336の疑問
オークマOSPの縦型MC(15年位前)を使用してますが 真円サイクルのG336について教えてください G336 Z R I(半径) A(アプ) D(径補正) ...
断面曲線と粗さ曲線
表面粗さを表す規格(Rz・Raなど)で 大きく分けると断面曲線と粗さ曲線に分かれるようですがこの断面曲線と粗さ曲線とはどのような違いなのでしょうか? 素人質問...
旋盤加工時の突っ切り加工
汎用NC旋盤で突っ切り加工をしていますが、超硬チップが小径時で割れてしまいます。 原因としては回転不足なのか? 或いは切りくずの絡みなのか? 工具の強度不足なの...
ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。