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ローレット加工の作図(断面形状)について
2023/10/17 19:42
- CAD上で部品にローレットを施そうとしているが、断面形状の計算方法が分からない
- JIS B 0951の図2からモジュール0.3、山の数15の平目ローレットを描こうとしている
- 計算した値と実際の値が一致しない。計算方法のどこが間違っているか
ローレット加工の作図(断面形状)について
2009/02/28 12:57
CAD上で部品にローレットを施そうとしているのですが、
ローレットの断面形状の計算方法がよく分かりません。
JIS B 0951の図2、および表から、モジュール0.3、山の数15の平目ローレットを
・山の高さ = 2h
= 2*0.198
・ピッチ円直径D1 = ピッチ×山の数=π×モジュール×山の数
= π*0.942*15
= 4.498
・山の頂点をつないだ直径D2 = D1+2h
= 4.894
・谷の頂点をつないだ直径D3 = D1-2h
= 4.102
・山、谷部の頂点のR = r
= 0.09
・山の角度 = 90°
と解釈して描いたのですが、D2に合わせるとD3が4.224となり、
算出した4.102になりませんでした。
上記の計算方法のどこが間違っているでしょうか。
回答 (3件中 1~3件目)
基本は前の回答の方と同じになります。JISは加工物の直径が無限大とした時の山の高低を記載しています。円周ローレットについてはピッチ円上でこの輪郭の角度が守られ、頂点にrがかかり、高さはその結果できるもので、h=0.198が守られるわけではありません。
ところで、ピッチ円直径は モジュール*山の数 ではないですか?πをかけるとピッチ円周になります。
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計算の前提が根本的に違うのではないでしょうか.
JIS B 0951-1962の絵は、「直径が無限大となったと仮定した場合」のものです.
円周に対してピッチが十分に小さければ、概ねその様に考える事ができますが、
φ5mmでピッチ約1mmではこの図式は完全に破綻します.
直線上では、山の角度を90°で等間隔に配置すれば、
谷の角度も90°になりますが、
円周上では山の角度が90°なら谷の角度は90°になりません.
山と谷の角度を同じに斜面を直線にすれば、90°にはならず、
山も谷も90°なら斜面は直線にはなりません.
従って、仮に山の角度を90°に固定した場合、
ピッチ線からの山の高さと谷の深さが同じになる様にすると、
ピッチ線上の山と谷のそれぞれの幅が等しくならず、
ピッチ線上の山と谷のそれぞれの幅を等しくすれば
ピッチ線からの山の高さと谷の深さが等しくなりません.
何が、したいの?
歯切り屋さんにでも、聞いてみなさいな?