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ヒステリシスクラッチの残留トルク解消方法について
2023/10/18 04:39
- ヒステリシスクラッチにおける残留トルク解消方法について紹介します。
- 定電流コントローラを使用し、外部ボリュームを一定値に保持することで、残留トルクを解消します。
- 主電源をオフする際に発生する残留トルクによる障害を防ぐため、押しボタン1つで残留を取る仕組み回路を作成することを推奨します。
ヒステリシスクラッチの残留トルク解消方法について
2010/06/15 00:04
定電流コントローラを外部ボリュームほぼ一定値にて張力を保持していますが
回転が止まるまで励磁しておく必要がある設備です。
そのため、無回転でも常時励磁状態でいる回路になっており、
機械メンテナンスや長期連休時に主電源をoffするために残留トルクが残ってしまいます。
再起動時にその影響で障害が出ています。出ない設備もあります。
上司からは必ず主電源をメンテでOFFするため、発生するものだから、
押しボタン1つで残留を取る仕組み回路を作れと言われ困っています。
良きアドバイスお願い致します。
また、出る、出ない設備があることからヒステリシス本体にも問題があるので
しょうか?
質問者が選んだベストアンサー
あるメーカーの「使用上の注意」をみると、静止または低速回転状態で
励磁を切ると残留磁気が生じると書いてあります。また、その消去方法
も示されています。
主電源をオフにした際に、励磁電流がゆっくり低減するような駆動回路
にしておけば問題解決しそうに思えますが、如何でしょうか。
>主電源をオフにした際に、励磁電流がゆっくり低減するような
主電源をオフにすれば、エネルギー供給がなくなるので、励磁電流を
保っておくことは困難です。実際には、パソコンのシャットダウン操作
のように、停止ボタンを押すと、励磁電流の指令値をゼロになるまで徐々
に低下させて、その後主電源を切るようなシーケンス動作を組むことが
一つの方法と思います。
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お礼
2010/06/17 23:03
アドバイスありがとうございます。
相対回転がない状態では励磁を切っても効果はないと思うので、
負荷をかけ、空転させてゼロ状態にできるよう考えたいと思います。