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CAE解析で考える応力のポイント
2023/10/18 06:26
- 樹脂部品の強度検討をCAEで行った結果、MAX応力は70MPaであり、圧縮方向に発生していた。
- 別の部位では引張方向の応力が65MPaであった。
- この場合、MAX応力ではないが65MPaの部位からの破壊が懸念される。
CAE解析の応力の考え方
2010/05/05 01:05
設計初心者です。 応力の考え方について教えてください。
ある樹脂部品の強度検討をCAEで行いました。
仮に樹脂の強度を、圧縮強さ:80MPa、引張強さ:50MPa とします。
CAEの解析結果、MAX応力は70MPaという結果でした。
しかし、応力の発生している方向は圧縮方向でした。
別の部位にて、引張方向の応力で65MPaという部位がありました。
この場合、MAX応力ではないが、65MPaの部位から破壊するだろう という
考えで良いのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
基本的な考え方はOKです。
ですが、他の回答者さんの延長線上の話しになるかと思いますが、
圧縮強さ:80MPaと、引張強さ:50MPaが何を示し、どんな応力値を引用したかによって、
MAX応力は70MPaという結果でしたが、応力の発生している方向は圧縮方向でしたの部分
も極端な言い方をすれば、破壊します。
引張強さの定義は、
ひずみが大きくなると材料は破断するが、破断する前に材料に表れる最大の引張応力、
あるいは材料が耐えうる最大の引張応力を引張強さと呼ぶ
であるから、
破断する前に材料に表れる最大の引張応力値を引用すると少しやばくなります。
(極端な話しです。引張強さ:50MPaに近い49MPaでは降伏点等を超え…のような場合です。)
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お考えの通りで宜しいかと思います。
ただし樹脂のような材料では、クリープ現象が顕著なので、応力が加わる
時間や樹脂の温度などを考慮して判定することがよいと思います。
お礼
2010/05/05 01:35
ありがとうございました。