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マシニングセンターでのZ軸誤差量改善方法は?
2023/10/18 09:21
- マシニングセンターでのZ軸誤差量の改善方法について知りたいです。ボールエンドミルとスクエアエンドミルを使用した場合、同じ高さに加工されない誤差が生じています。
- 現在のマシニングセンターは外国産で、CNCはHEIDENHAINを使用しています。ダンキ運転時には加工前に行うようにしており、バックラッシュやレーザー測長の問題もない状態です。
- HEIDENHAIN上の工具情報で、使用する工具によって補正値を入力することができますが、ミクロン単位の誤差を抑えるために補正値を使わずに改善する方法を知りたいです。
マシニングセンター Z軸誤差量 改善方法
2010/02/23 09:59
マシニングセンター(3軸)で切削加工をすると、
Z軸誤差が出てしまい、それを改善・工夫する方法は、ありますか?
症状:例)ある平面上をボールエンドミルとスクエアエンドミルを
使用したときに同じ高さ(Z軸)に加工されなければいけないのに
ボールエンドミルとスクエアエンドミルで切削された部分の
誤差量が0.02mmほどある。
新品の工具を使用しても誤差があります。
マシニングセンター:外国産
CNC:HEIDENHAIN
ダンキ運転:電源立ち上げ時、加工前は行なっている状態。
バックラッシュ:問題ない状態(メーカー確認済み)
レーザー測長:レーザー部分の問題は、ない。(メーカー確認済み)
ワーク材料:アルミ合金、NAKが主
⇒HEIDENHAIN上の工具情報にあらかじめ使用工具によって、
補正値を入力すれば、よいのですが、それを行なわずに
誤差量をミクロン単位の誤差におさえたいと思っております。
回答 (9件中 1~5件目)
σ(゜・゜*)ンート・・・
初心者なので、あまり、参考にしたり、突っ込みを入れたり、
しないでください(´エ`*)ネー
F刃とB刃の段差は、我が社でも課題になっていて、0.02くらいの誤差は、どうしても生じてしまっています。
そこで我が社では、皆さんもやっているかもしれませんが、調整加工です。
狙いのZ値をB刃で加工して、F刃をわざと0.02~0.05の範囲で浮かして加工する。その後、B刃の加工面にF刃を合わせこんで(ここが、MCの腕の見せ所w)、ツラツラに加工する。これにより、BとFの段差をなくしています。
しかし、我が社は大量生産の現場ではないので、こういう「調整」時間を取ることができます。大量生産したい場合、どうすればいいんだろぉ?。。;
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突っ込まれたので...
例えばR5の工具を用いて30,000回転で使用して、次のD5の工具を
10,000回転で使用するならば、僅か4分間の暖機運転で機械(主軸)
のZ軸方向の熱変位が安定することは「糸色文寸」にあり得ない。
加工時にATC交換後に測るので ATC云々の話はない...は、
HSKのような2面拘束システムであれば、おっしゃられる通りで、
こちらは納得で賛同。
>誤差量が0.02mmほどある。
R5のボールエンド(ですよね)で加工した面が削りたりない感じでしたら、
ピックフィードの関係で、フラットエンドミルの加工面と段差があるように
見えるのではないのでしょうか。
ピックフィードを0.7とすると0.012程度凹凸になりますが、実際は
0.02程度はあると思います。
突っ込もうかつっこもまいか悩んでいたが
突っ込んでおこう
主軸回転数がMAX S40000 なので高速マシニングセンターだと思う
また
例)⇒R5の工具 切削条件の回転数で4分ダンキ
⇒R5の工具、レーザー測長
⇒R5の加工プログラム開始
⇒R5の加工プログラム終了
⇒ツール交換
⇒D6の工具 切削条件の回転数で4分ダンキ
⇒D6の工具 レーザー測長
⇒D6の加工プログラム開始
⇒D6の加工プログラム終了
と書いてあるので
暖気の前にすでに加工しているのですでに主軸は伸びきってると思う
段取り時にまとめてはかるのではなく
加工時にATC交換後に測るので ATC云々の話はない
また、書いてないけど
焼きバメのチャックだと思う 普通のだと1万回転以上まわすのは危険
本当に
4~5年前の私を見てるようです
潰れた会社にはなかったが
一般のタッチベースががあれば
それで比較すればいいということを思いつきました
これで 3σをとって安定しているようなら
マクロで補正でかけることも可能です
めんどくさそうだが
回答(4)さんが言及されていますが、外国製で40,000回転主軸ならば、
ツールは2面拘束のHSKですね?。そうであれば、ATCの影響は数ミク
ロン程度でしょう。
さて、ATC後に暖機運転しているといえども、例えばS10,000で加工し
て、次にS40,000としたら、僅か4分の運転では機械(主軸)の熱変位は
安定しません。
何れかの工程に負担が掛かりますが、熱変位の観点で考えると、工具
ごとの回転数の差を可能な限りミニマムにしたいところです。
ひとつの工具における加工時間はどのくらいでしょうか?
試しに、同じ工具で、S10,000→S20,000→S30,000→S40,000で、
一定時間回転させながら工具長を測定して、差を比べてみれば、
熱変位の影響が確認できるでしょう。
回転速度を変えるだけでも測定値が変るので、暖機後に主軸を定位置
停止させて比べることがよろしいかと。