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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:鋳鉄・鋳鋼製のバルブ本体について)

鋳鉄・鋳鋼製のバルブ本体について

2023/10/18 09:25

このQ&Aのポイント
  • 鋳鉄・鋳鋼製のバルブ本体の素材はわざと錆びさせる
  • 錆びさせることで分子漏れを防ぐために穴・欠陥を塞ぐ
  • 錆びを発生させて表面に不動態皮膜を作り、進行を防ぐ
※ 以下は、質問の原文です

鋳鉄・鋳鋼製のバルブ本体について

2010/02/18 20:28

私は、昨年バルブメーカーに就職しました。
そこのバルブメーカーでは、屋外に鋳鉄・鋳鋼製の本体の素材を
出しており、わざと錆びさせているとのことでした。
それらの素材を使用する前に、ショットを打ち錆びを落とした後、
加工するとのことでした。
なぜ錆びさせているか聞いたところ、以下のように言われました。
?バルブ本体の内側に圧力が掛かった場合に、分子漏れ(鋳巣より
 も更に小さな穴により、微小な漏れを発生すること)を起こす
 穴・欠陥を錆びにより塞ぐため。
?錆びを発生させることにより、鋳鉄・鋳鋼の表面に不動態皮膜
 をつくり、それ以上錆びが進行ことを防ぐため。

さらに、『どこのバルブメーカーでも、鋳鉄・鋳鋼の素材を錆びさ
せた後、機械加工し使用している。常識だ。』と言われました。

しかし、これらについては、どうしても納得できません。

本当に、鋳鉄・鋳鋼を一旦錆びさせると錆びの進行を遅らせる事が
可能なのでしょうか?
分子漏れを防ぐことが可能なのでしょうか?
また、バルブメーカーではこの方法が常識なのでしょうか?

ご回答のほど、よろしくお願いいたします。

回答 (4件中 1~4件目)

2010/02/20 12:35
回答No.4

鋳物を野外で 1~2 年放置する事を「シーズニング」と教わった。

内部応力の除去が主な目的だが・・・・

>?錆びを発生させることにより、鋳鉄・鋳鋼の表面に不動態皮膜・・・

昔、家の風呂釜は鉄製の五右衛門風呂だった
現在は茶道などで使われる鉄瓶も 本来一般的に使われていた
 
昔の知恵で 鋳物を錆させ表面に黒錆を発生させると それ以上には
錆は進行し難くなる。

>?バルブ本体の内側に圧力が掛かった場合に、分子漏れ・・・・

鋳物は結構 隙間が多い組織なので 表面を加工除去しても効果は期待できる。


一般的には応力除去が主な目的だと考えるが
理論的には矛盾点は無いと考える。

ケミカル材で赤錆を黒く変色させて錆の進行を止める物がある。
赤錆→黒錆 に変換するらしい。

ステンレスが錆びない都市伝説も「不動態皮膜」ですね。

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2010/02/19 01:13
回答No.3

小生も鋳物材の枯らしと考えています。
バルブは圧力が加わり、その増減数の多さや水撃等の衝撃応力により、
精密加工精度が変わると、性能に大きく影響する部品です。
因って、枯らしていると考えています。
昔は、鋳物の枯らしを良くしていて、古い方は小遣銭欲しさに一部を…して
等の話しを良く聞かされました。
今は、熱処理等で短時間に歪み取りしますが。

2010/02/18 23:27
回答No.2

?バルブ本体の内側に圧力が掛かった場合に、分子漏れ(鋳巣より
 も更に小さな穴により、微小な漏れを発生すること)を起こす
 穴・欠陥を錆びにより塞ぐため。


おお、ナイスアイデア メモメモ そういえば思い当たる現象だ


>>分子漏れを防ぐことが可能なのでしょうか?
理屈では防げると思う

http://www.chuhatsu.com/modules/category_13/content/index.php?id=1
含浸してるところもあるよ

大きいと札束捨ててるようなものだけどね

2010/02/18 21:41
回答No.1

回答になるか疑問だが、話としては興味有ります。

工作機械の鋳物にも安定するには1~2年の枯らしを必要とするというのが昔の常識でした。
しかし、いくつか工作機械メーカを見学して見たり聞いたりもするが、もう
やってないようです。
寝かせるのは資金繰りにも悪影響だし、『鋳物吹いたばかりなので、納期は
1年以上先です・・・』が通用する時代でない。

代替手段として、温度を上げて熱処理を施せば枯らし以上に安定した鋳物に
なることが判ったからです。

?は鋳物の内部結晶の変化を期待しているのでは?これは温度あげれば良い。
?は温度および酸化を加速する手段として高湿度、更にオゾンもあるのでは?

化学反応については、大雑把な法則だが、温度を10℃上げる毎に2倍加速されるというのがあります。
常温30℃から180℃に上げたとすると2の15乗=3万倍!1~2年が1日以下で完了! 上昇下降をゆっくりしても3日もあれば良しとなる。

お礼をおくりました

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