このQ&Aは役に立ちましたか?
水溶液で切削する場合、TiAlNコーティングとTiCNコーティング、どちらが適してる?
2023/10/18 09:26
- コーティングにおいて、水溶液で切削する場合にはTiAlNコーティングが適しています。
- 材料によってコーティングを替えたりすることもあります。
- 質問者は、具体的な材料については言及していません。
コーティング
2010/02/17 23:40
コーティングについて、お聞きしたいのですが、
水溶液で、切削する場合は、TiAlNコーティングと
TiCNコーティングでは、
どちらが適してるのでしょうか?
材料によって替えたりも、するのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答 (3件中 1~3件目)
回答(2)です。補足情報拝見いたしました。
現在、超硬エンドミルのコーティングの主流はTiAlNですが、
S45Cの加工であれば、TiCNでもどちらでも大きな性能差は
無いと考えます。
強いて言えば、TiCNは一般的に摩擦係数が小さいと言われて
いますので、仕上げ加工では特に効果を発揮するかもしれま
せん。
再研磨・再コーティングを含めた価格も選択理由のひとつに
なるでしょう。
問題は、水溶性切削液の使用。
工具寿命向上の観点から言えば、S45Cの加工(特に荒加工)では、
水溶性切削液は使用しないほうが望ましいです。
可能ならば代わりにエアブローを行なって、切屑の噛み込みを
防止して下さい。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
ご質問が漠然とし過ぎて回答が困難です。
・工具材質 超硬,ハイス
・対象工具 ターニング用インサート(チップ)
刃先交換式カッター/エンドミル/ドリル,
ソリッドエンドミル/ソリッドドリル
・ワーク材質
などをご提示下さい。
コーティング種類、超硬合金母材材種など、ワーク材質によって
使い分けた方が、工具寿命と加工能率向上の観点から望ましいです。
また、水溶性切削液を使用しないほうが工具寿命が向上する場合も
沢山あります。
刃物の母材との相性は 超硬----TiAlN ハイス系----が一般的みたいですね。
単に同一母材においてコーティングの特性のみに評価をすると
耐熱温度(酸化温度)の違いで TiCN は冷やしてやる方が良い考える。
コーティングは刃物メーカーの違いが出やすい所でもある
同じコーティングでもメーカーによりデータが違う。
単層なのか多層なのか、複合のコーティングなのか
一般部品でコーティングされる事も多いが
当初の期待が裏切られた経験を持つ人も多い(私もその一人)
処理のやり方も含め、この分野も奥が深いと思う。
当初の選定には知識も必要だが、最終的には自分で使って評価しましょう。
お礼
2010/02/21 16:27
ありがとうございました。
いろいろ奥が深いですね。
たくさんの工具を利用してがんばってみます。
補足
2010/02/21 16:29
ご指示ありがとうごいざいます。
材料は、s45cです。
超硬エンドミルを使用したときの、
荒引きと、仕上げにおいての加工に迷っています。
よろしくお願いします