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汎用モータで所要の回転数を得る方法とは?
2023/10/18 11:34
- 汎用モータは60Hzならだいたい1750rpmとされていますが、減速比を使って所要の回転数を得ることができます。
- しかし、減速比で所要の回転数が得られない場合は、スピコンのようなボリューム調整装置を使って任意の回転数に変えることも可能です。
- ただし、割り切れない減速比が必要な場合や、使い方・設計方法に関しては詳細な情報が必要です。
汎用モータで所要の回転数を得るには
2011/12/12 19:48
汎用モータは60Hzならだいたい1750rpmとのことですが、
これでは早すぎて回転数を落としたい時は減速しますが、
例えば、300rpmにしたい時は、減速比をどのように
すれば良いのでしょうか。
歯車で減速するには割り切れない比ですが、
こういった時に、所要の回転数を得るにはどうするのでしょうか。
なにか、スピコンのようなボリューム調整するようなものがあり、
簡単に任意の回転数に変えることもできるのでしょうか。
そもそも、減速比で所要の回転数が得られない時には、
汎用モータは使用しないのでしょうか。
使い方・設計の仕方がわかりません。
どなたか宜しくお願い致します。
回答 (7件中 6~7件目)
今なら、回答(1)さんの述べられたようにインバーターで良いと思いますが
一応バカ正直に減速比の計算を…
>歯車で減速するには割り切れない比ですが
原理的には有理数比なら作れますよ。
両者を素因数分解する。
1750 = 7 * 5*5*5 * 2
300 = 5*5 * 3 * 2*2
最大公約数50で割れば
7 * 5 = 35
3 * 2 = 6
となり、6:35の歯車比で減速すればOK。
実物では歯数6は苦しいので 12:70,18:105と整数倍することで可。
また素因数分解式をちょっと見れば、3:7,2:5の2段でも同等なことが判るので
15:35,14:35の2段にすればコンパクトなBOXに押し込める。
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3相モータであれば、インバータで駆動するのが一番簡単です。
4極モータで、60Hz電源に繋いだときの回転数が1750rpm.として、
300rpm.前後で微調整したいなら、減速機で1/4~1/5に減速し、
インバータで周波数41Hz~51Hz程度で駆動すればOKです。
モータトルクに余裕があれば、減速機無しで、10Hz程度で駆動すれば、
300rpm.で回ります。非常に簡単ですが、トルクむらなどが発生しやすい
ので、条件が許す場合だけの方法でしょう。
いろいろな方法があることを、ご確認頂けたでしょうか。
回答(3)さんのご指摘とも関連しますが、汎用モータ=誘導電動機の
場合、数%の「すべり」がありますので、回転数は周波数だけで
決まらず、負荷の大小でも若干変化します。
厳密に300rpm.にしたいのか、300rpm.±10%程度の裕度があるのか、
300rpm.前後にボリューム調整したいのか・・・・・などで
適切な方法は変わって来ると思います。
負荷時の回転数が1750rpm.のモータは、すべりが2.8%程度ですから、
数10kW以上のものを想定なさっているのでしょうか?
出力の大小によっても、選択肢が変わる場合もあります。
また、単相モータの場合は、方法論が変わってきます。
お礼
2011/12/18 11:47
回答遅くなり申し訳ありません。
インバータを使えば良いんですね。
ありがとうございました。