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ガス軟窒化温度設定範囲について
2023/10/18 12:48
- ガス軟窒化の温度設定範囲は、一般的には550℃から600℃とされています。
- しかし、下限値550℃以下では不具合が発生する可能性があります。
- また、上限値600℃を超えると、状態が不安定になる可能性があります。
ガス軟窒化温度設定範囲について
2011/10/05 13:17
ガス軟窒化の一般的な温度範囲は、550℃(資料によっては570℃)から600℃となっていますが、下限値550℃以下だと、どのような事(不具合?)が起こるのか?上限値600℃を超えると、どうなるのか?この温度範囲はどのような理論で設定されたのか?素人質問で申し訳ありませんが、回答宜しくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
【問】下限値550℃以下だと、どのような事が起こるのか?
【答】アンモニアガスが分解しないから。反応が起きず硬化しない。
窒素が鋼中に侵入するためには、アンモニアが分解して活性に富む『発生期の窒素(Nラジカル)』が必要。アンモニアの分解が始まる温度が500℃付近。
http://www1.gifu-u.ac.jp/~ccr-adv/ip/patent/wakai.pdf
【図.2 アンモニア分解温度】
500℃付近は極微量のためグラフ目盛を拡大しないと見えない。
窒化についてのサイトでは、そのような記述が見当たらないが、『アンモニア 分解温度』で検索すると、化学関係や、半導体等の文献が見つかる。
それと低い方では窒素が鋼中に浸透しにくく、極表面だけが硬くなってしまうので、下限値としては少し高い550℃としている。
窒化のなかではイオン窒化のみが<350~590℃の範囲>と低い。これは電気の力を借りて発生期の窒素を含むイオンを作るから。それとアンモニアでなく窒素ガスで良い。
http://www.tokai-ion.co.jp/technology/#tech1
金ぇ~金ぇ~・・・物乞いなのかねぇ~
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ガス軟窒化は、温度が高いほど反応が良いが、素材に問題が出るからかな。
ガス軟窒化の特徴は、何でしたかねぇ~。
ガス軟窒化の特徴は、何でしたかねぇ~。
(確か、高温処理しない硬化法で…)
お礼
2011/10/06 08:19
回答いただきましてありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
2011/10/17 09:18
回答いただきましてありがとうございました。熱処理書籍、サイト等ではなかなか記載されていない事でしたので、大変参考になります。