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電卓をたたかせない現場に親切な図面かJISに基づく図面か
2023/10/18 13:35
- JISに基づく図面とは異なるが、現場の人にとって使いやすい図面を作成するべきか迷っています。
- JISに基づいていないが、現場の人に電卓を使わせたくない思いもあります。
- 設計者によって異なるが、どのような図面を作成しているか意見を聞きたいです。
電卓をたたかせない現場に親切な図面かJISに基づ…
2011/09/08 04:14
電卓をたたかせない現場に親切な図面かJISに基づく図面か
いつもお世話になっております。
大した質問ではないかもしれませんが、、、
部品図の寸法について質問です。
JISには、不要な寸法は入れるなと記載があります。
重複寸法は勿論、計算してわかる寸法も入れるなと記載があります。
しかし、製図の書籍(JISに基づいていると謳っていない書籍)には、
現場の方に電卓をたたかせるのは良くないため、
なるべく寸法は入れてあげましょう。(カッコ寸法で)と記載があります。
これは、JISからいけば反することになるとおもいます。
しかし、現場の方にはこの図面の方がいいと思われそうです。
(しかも現場の方はJISに基づいた製図法など知らないため、重複であろうが
なんであろうが指摘を受けない気もします。)
しかし、JISに基づいていない図面を描くことに抵抗もあります。
現場の方に電卓をたたかせたくない、親切な図面を描きたい気持ちもあります。
どちらか迷っています。
設計者によってもまちまちで、現場には悪いがJISに基づく図面を描く方もいれば、
少々JISに反しても、現場に親切な図面を描く方もいます。
アンケートのような質問になるかもしれませんが、
設計者の皆さんは、どのような図面にしていますか?
因みに、私はJISに基づくようにしていますので、
計算してわかる寸法は入れていません。
ただ、現場の方には申し訳ない気持ちはあります。
皆さんからのご意見、宜しくお願い致します。
回答 (10件中 1~5件目)
ケースバイケースでしょう。
JISに基づく図面というのは「製品仕様書」の位置付けになると思います。
製品のファンクションとしての動作を保証する寸法・精度を過不足なく記載します。
現場の人が加工手順を考えるあまり複雑でない製品の
単品試作とかでしたら現場の人に計算してもらえばいいです。
現場に親切な図面というのは「製作手順書」の位置付けになると思います。
製品の生涯生産数が多く長期生産になる場合、先に加工手順を調べて
製作手順にもとづく寸法を記載して現場で計算しなくてよいものにします。
(親切に寸法を追加すればよいと言うだけではないのが難しい勘所です)
加工現場が複数に渡る場合でも、こちらの形式になることがおおいでしょう。
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計算をさせない寸法を入れるのがいいけど
これと
<---------->
<--><-->
これと
<---------->
<-->
これと
<--><--><-->
これと
<---------->
<--> <-->
これと
<---------->
<------>
<-->
これの意味の違いはちゃんと理解しとくべき
まあNCが出来たので
みんな
座標値が加工には一番やさしい
いや、
寸法線も中心線もいらない
お礼
2011/09/12 22:23
ありがとうございました。
意味を含め理解しています。
製作方法が限定されていて、加工方法がわかるのであれば、現場で必要とされる数値や注記を入れるのもいいかと思います。
うちも社内用の図面にはプログラムしやすいよう座標入れたり、勘違いしやすい場所に注記したりしています。
特に方交差なんて設計的に意味があるだけで現場では勘違いしやすいものです。
ただ外に出すような図面はやはり混乱を招きますので基本に基づいて書いています。
お礼
2011/09/12 22:24
ありがとうございました。
> 電卓をたたかせない現場に親切な図面か、JISに基づく図面か、
の質問タイトルですが、小生には相反する内容ではないと思っています。
記述内容/意味の取り違いと考えます。
基本的な内容は、回答(1)さんのJIS抜粋記述内容です。
> JISには、不要な寸法は入れるなと記載があります。
> 重複寸法は勿論、計算してわかる寸法も入れるなと記載があります。
当たり前の記述です。
重複寸法は、寸法記入ミスを確率を高め、検図等の労力も高め、デメリットだらけです。
計算してわかる寸法も入れるなと記載があります も同様です。
ですが、(電卓をたたかせない現場で)計算してわかる寸法も入れるな と理解しています
から、寸法は記入していました。
> 現場の方に電卓をたたかせるのは良くないため、なるべく寸法は入れてあげましょう。
> (カッコ寸法で)と記載があります。
これも、意味を取り違えています。
回答(1)さんの内容の
寸法のうち、理論的に正しい寸法については寸法値を長方形の枠で囲み、参考寸法について
は寸法値に括弧を付ける
の内容か、その内容に類似した
理論的には角度寸法なのでA°と長方形の枠で囲まず記入して、その交点までの距離を (カッコ寸法で)記入する内容かです。
後者内容は、加工時には角度設定で加工できるM/Cもありますが、加工中の簡易チェックで
(カッコ寸法の)距離を測ったりするためのものですが、これも現場の方に電卓をたたかせる
のは良くない内容です。
ですから、相反する内容とは思えません。
個人的な見解ですが、
◆ 30年以上前は電卓も高価であったが、今は誰でも持っている
(だからといって、電卓をたたかせることを奨励しているのではない)
◆ ケガキしての加工は殆どなくなり、N/Cには計算機能が付いている
(だからといって、現場での計算を奨励しているのではない)
◆ 手書き図面から、CAD図面に変わり、足し算の寸法記入ミス割合が激減
(図面が見難くならぬ程度に、足し算の寸法記入を増やしてきた)
等々で、環境変化もあるが書籍記述は変化していないことも、原因があると感じています。
でも、大きな勘違いではないと思います。
図面はシンプルな方が良いとのことで、板物に中心(センター)線を入れて、
そのセンター基準で振り分け寸法記入し、見易いし 検図もし易い 図面だと思い込み
加工現場に苦労を掛けている方をよく見かけますが、その方よりはましです。
と記述していますが、技術の進歩でその方の図面も大差なく処理できる時代になり、
最近は図面の描き方は美学的内容で、組付け性の方に(対現場の)力を注いでいます。
お礼
2011/11/06 21:01
回答ありがとうございました。
図面に何を描くのかって話ですが、
現場に親切=電卓をたたかなくてすむ みたいな話になってますけど
親切ってのは、もう少し、具体的なことだと思います。
小さな親切、大きなお世話ってこともあります。
だけれども、不親切はある程度はっきりしています。
したがって、
間違いがない=>不親切でない=>親切である
たとえば、
角度、機械加工では、座標に置き換えますよね。
誰かが、計算するはずです。
角度に座標を追記するのは、親切でしょう。座標は()寸法になりますか。
たとえば、
各寸法を加算すれば、全長が出る場合、全長は書きませんか?
外形であれば、算出可能であっても書きますよね。材料取りに必要ですから。
これは、必要な寸法? 重複した寸法?どちらですかね。
たとえば、
設計的に基準は明確であっても、加工、検査の基準と一致しない場合は問題が起こります。
いわゆる量産で、担当も異なり、予算も別立てであれば、JISどおりの製図です、設計はここまでと割り切ることもできるでしょう。
単発で、すぐ作らなければならないような場合、そんな割り切りが通用しません。
やっぱり、図面は、見やすい=>わかりやすい=>加工しやすい ですよね。
お礼
2011/11/06 21:02
ありがとうございました。
お礼
2011/11/06 20:59
ありがとうございました。
参考にします。