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中古旋盤の精度向上について
2023/10/18 16:40
- 中古の豊和産業5尺旋盤を購入し、切削精度向上の調整方法を探しています。
- 材質条件を変えても同じテーパーがついてしまうため、精度の原因を特定したいです。
- 社内のフライス加工のために旋盤を使用しているため、もう少し精度を上げたいです。
中古旋盤の精度
2011/04/28 15:55
中古の1970年の豊和産業5尺旋盤を購入しました、S45C、φ50、三爪、突き出し100MMで80MM外形切削してφ48h7交差を出したいのですが、
先端で+0.05、根元で0のテーパーがついてしまいます。材質条件等変えてもこの位の長さの切削では同じテーパーがつきます。
社内のフライス加工の冶具等作るため購入して精度は期待はしていませんでしたが調整等によりもう少し精度を出したいのですが原因または調整方法はないでしょうか。
よろしくお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
ワークを片持ちで(芯押しを使用しない)切削した場合でテーパーが付く
原因として
1、ベッドがネジレているか偏磨耗している
2、チャックの親ツメが磨耗して、グリップが不安定
3、主軸ベアリングがゆるい
4、主軸ヘッドが傾いている
5、切削抵抗が大きくワークがにげる
まずはレベル出し(古いのでヒネリが直らないかもしれない)
次に主軸ベアリングのゆるみ確認
すれでもダメなら主軸ヘッドを傾けます
メーカーか近くの修理業者に依頼したほうが正しく判断できます
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機械のベットが偏磨耗していると思われます。
現状の状態がどの様な物か 確認する事をお勧めします。
簡易的な確認方法としては
テストバーか円筒度のある程度確かなバーを用意
主軸にしっかりチャッキングし芯出し
送り台にダイヤルをセットして バーの上面を手送りで確認(Y-Zの真直)
主軸を90度まわして先程測定した同じ位置を側面から確認(X-Zの真直)
上記の測定でベッドの減り方、主軸の傾きがある程度わかります。
X-Zの精度が悪ければ主軸の固定ボルトを緩めて傾きを調整します。
※ネジレを含めたレベル出しは事前に行って下さい(四隅のボルトで)
多分、その時点でベッドの減りは確認できます。
チャック爪の端面から100mmぐらいの位置は一番磨耗する箇所です。
レベル用のボルトは機械の四隅と主軸端面のしたあたりに2つあると思います
ネジレをこの2つに荷重をかけるようにすると少しましになる事もあります
正式な精度確認方法は JIS B6202 をご確認して下さい。
年式が70年代だけにOHされる方が・・・・・・
希望は薄いのですが
爪を交換
それでも治らない場合
主軸がガタついてるので
主軸側を分解調節ですが
こちら側は手を出すと相当な工数が見積もれます
センターを押して加工していますか?
押しているのなら芯押し台を手前にずらしてみて下さい。
両サイドにねじがあったと思いますので調整してみて下さい
あとは主軸を振ってみてはどうでしょうか
補足
2011/04/28 16:15
早速のresありがとうございます。センター押しても加工してみましたが、
テーパーつき方は同じでした。芯押し台調整もしたのですが他の原因かなと思っています。
お礼
2011/04/29 18:31
皆様いろいろなご教授ありがとうございます、
回答いただいた事項で、できることをひとつずつチェックしたいと思っています。
本日とりあえずレベルを出し(安価な測定レベルなので精密には出ていないと思いますがやはりここが急所ですかね)、
外形100mm削りピックにてφの上面x方向走らせ測定しましたが
先端が+0.03で根元0で平行が出ていませんでした。先端、根元とも芯の振れはありませんでした。時間がなくここまででしたが、
レベルが出ているとして次に疑うのはチャックですかね、調べてみます。