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SAPH440とS15Cの疲労限度と溶接部の影響について
2023/10/18 17:17
- SAPH440とS15Cの疲労限度について教えてください。
- 溶接部硬度が高くなると疲労限度は上がるのか、それとも下がるのか教えてください。
- グッドマン線図を用いて評価する方法も知りたいです。
SAPH440,S15Cの疲労限度
2011/04/18 23:37
SAPH440とS15Cの疲労限度を教えてください。
グッドマン線図を引こうと思っています。
また、両者の溶接部については、疲労限度はどのように考えればよいか教えてください。
溶接部硬度は高くなっているので、疲労限度も上がりますか?それとももろくなっていますか?
質問者が選んだベストアンサー
溶接部硬度は高くなっているので、疲労限度も上がりますか?それとももろくなっていますか?
一発衝撃に対する靭性については、その考え方で脆くなっていると言えます。
しかし、強度が高くなるほど疲労限は高くなるはずですが、実際は溶接欠陥(例えばボイド等)により低下します。
溶接部の疲労強度については、学会論文とまで行かなくても、色々と成書がありますので、あたって見られるとよいと思います。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
SAPH440,S15C 名前が違うから別物と考えてるフシがあるが、
http://www.lancemore.jp/eng_database/eng_003.html
強さ 伸び C Si Mn P S
S15C (450 28~39) 0.13~0.18 0.15~0.35 0.3~0.6 ≦0.030 ≦0.035
SAPH440 >440 29~34 - - - ≦0.04 ≦0.04
成分は区別できないし、強さ/伸びの比較でもほぼ同じ。
S15C は成分を規定し、強さ/伸びを不問とする。SAPH440 は逆に P S 不純物量は規定するがC量は不問で、強さ/伸びを規定している。
なので両者の素材強度を区別する意味は無い。その溶接部分の強度如何がはるかに効く。
加えてSAPH440は板、S15Cは丸棒か何か、それを溶接する箇所が最大応力になることが多いはず。
溶接継手の強度と設計
http://www.st.nagasaki-u.ac.jp/ken/matsuda/lecture/steel_st/ohp-12.pdf
>>溶接部硬度は高くなっていれば、、、もろくなっている<<
バラツキもあって、素材並みまで引き上げるのはナカナカに難しい
お礼
2011/04/19 21:35
アドバイスありがとうございます。
溶接部はやはりもろいようですね。
疲労限度については実データにより描いたSN曲線から判断するのがベスト
だと思います。データはNIMS(物質・材料研究機構)に登録すれば、閲覧でき
ます。
疲労強度は応力集中要素、板厚や表面性状の影響を受けるので、現品での
試験データに基づくのが良いですが、疲労のデータは収集は時間が掛りま
す。実設計では計算上の推定をして、何点かのデータ確認評価と言うのが
普通なのでしょうか。
素材そのもののデータはNIMSのデータが参考になりますが、提示の材料の
疲労データは無いようです。
http://smds.nims.go.jp/fatigue/
お礼
2011/04/19 21:37
やはり実験するのがベストですね。
何か実験データがあればと思ったのですが。
お礼
2011/04/20 22:50
ありがとうございます。
溶接部について調べてみます。