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C5212深穴の曲がり
2023/10/18 23:17
- C5212の深穴加工で曲がりが発生している
- ドリルとエンドミルの使用方法に問題があるのか
- 対策としてハイスドリルとエンドミルの組み合わせを見直す
C5212深穴の曲がり
2012/07/24 17:39
りん青銅 C5212の深穴加工ですがφ9.5で80ミリ程度加工しています。
ドリルとエンドミルで加工していますが、奥の方で曲がりが発生しています。
何か良い対策ありませんか?
現状 ハイスドリルφ9ショート→ハイスドリルφ9ロング→φ9.5エンドミル
→φ9.5仕上げエンドミル エンドミルは超硬です。
曲がり0.1
仕上げ加工G83 S265 F12 Q3 突き出し量128mm
穴深さ80mm
回答 (4件中 1~4件目)
回答 3)氏
>φ9.5で勝負。
私も勝負したい気になる。
ただ、出来れば3枚刃のドリル
この深さは厳しいと思いつつ検索すると最新のカタログにあるではないか・・
http://www.osg.co.jp/products/pdf/n-94_trs_1206.pdf
9.5 10D だと 標準価格 30.500-(貧乏会社なので高いと思ってしまう)
材質が経験不足で不安だが 超鋼+コーティングでいけると思う。
弊社にはスルークーラントが使える様な気の利いた設備は無いので
推測のみですが・・・
自分でやるなら下穴の曲りに気をつけて
ハイスでちょろちょろと加工するしかない。
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回答(2)氏と同意見
ハイスは厳しいので油穴つき超硬ドリルを推奨
あとからエンドミルで突き加工するのは止めて、φ9.5で勝負。
http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b110j.pdf
P12 下穴はφ9.5×2D用または3D用で1D程度の深さまで加工
φ9.5×8D用で溝長110mm ギリギリセーフ
P26 φ9.5×10D用で溝長124mm 問題なし
スルースピンドル装置が付いていれば、ノンステップで加工。付いて
いなければ、2~5mmステップの深穴固定サイクルを用いることで加工で
きると考えます。
その時ステップ引き上げ位置をワーク両面から-5mmぐらいにして、
ドリルを穴から引き抜かないことが穴曲り防止のコツです。
もちろん、ドリルの振れ精度は0.02mm以下(目標0.01mm)にして下さい。
スピンドルスルー付きとは幸いです。
当該材料を加工したことはないのですが、切りくずの状態は如何
ですか?
回答2氏の下の方のURLに切りくずの写真が掲載されていますが、
よくわかりません。
回答4氏紹介のドリルはスグレモノですが、切りくずが伸び勝手の
場合は、フルートが2枚刃ドリルに比べて狭くなるので、詰まる
懸念があります。
(キチンと分断できれば、良いパフォーマンスを発揮するでしょう)
追記がなければ、ミリも曲がったなら超硬エンドミルが折れるのではと考えたが、0.1以下は厳しい気がします。
ガンドリルは除くとして、OSGご自慢の超硬油穴付きFXドリルシリーズ
http://www.osg-global.jp/products/pdf/drill_fx-drill-series-vol8.pdf
P17
、、、穴曲がりは最大でも0.036mmで精度の良い穴加工が可能です、、、穴深さ8!! ガクッ
他資料では
高硬度のベリリウム銅の加工を行う場合は、FTO-GDXLをご使用下さい
(+専用下穴ドリル FTO-PLT )
なので、試し次第。
それよりマシな加工としてワイヤーカットが挙がります。
りん青銅は手強く、被切削指数20とされる。
http://www.kiyomine.co.jp/product02_b.html
なので、設計まで遡ることが出来て快削りん青銅 C5341、C5441 が可となれば3~4倍の改善が出来、少しマシになるかなぁ は期待出来ても 0.1 は厳しいと思います。
設計には何故その精度が必要かも詮索したいところ。
ノンステップならカタログデータに近い値は出るのでは。ステップでは切粉が邪魔するタイミングがあってうまくいかない気がします。
補足
2012/07/25 07:35
ワイヤーカットですが残念ながら穴が段付きなので
使用出来ません。
曲がりの度合いと、仕上げ加工等の送り方、それと穴の深さを教えてください。
補足
2012/07/24 18:24
曲がり0.1
仕上げ加工G83 S265 F12 Q3 突き出し量128mm
穴深さ80mm
お礼
2012/07/25 07:37
スピンドルスルーは付いていますのでノンステップをテストしてみます。