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複合面高速加工ができない理由とは?
2023/10/19 04:38
- 複合面での高速加工ができない理由について解説します。
- 20年〜30年前のマシニングセンターでは、HRC60のワークに対してサーフェス面の超硬による直ぼりの高速加工が使えないことがあります。
- 高速加工でない場合は、直ぼりに時間がかかる可能性がありますが、古い機械でも最新の工具パスを使用することはできます。
複合面 高速加工ができない理由
2013/07/08 04:22
20年 30年前の同時3軸の マシニングセンターで
最近のCAMが だしている
HRC60の ワークに対し
サーフェス面の 超硬による 直ぼりの 高速加工 が
使えない 理由を わかりやすく 解説してください。
また 高速加工でなかったら 直ぼりで 時間がかかるけど
可能なのでしょうか?つまり 工具 パスは 最新
機械は20年 30年前の場合です。
回答 (3件中 1~3件目)
ぐだぐだ言っていないで実際に加工してみれば何が問題なのか分かるでしょう。
別に加工できないわけでは無いですよ。
ただ、仕事でされるんであれば、最近の機械でやるのと比べて
コストも品質も比較にならないので、普通はやりません。
遊びでやってるんなら却ってこっちの方が面白そうですけど。
> 機械が古い場合 焼入れされたHRC60のワークを削る場合
> 加工条件をあやまると 主軸に 負荷がかかり
> 主軸故障につながりますか?
それ機械が古いかどうかは関係ありませんね。
> >遊びでやってるんなら却ってこっちの方が面白そうですけど。
>
> かえってこっちの方が面白そうというのは どういう点でしょうか?
出来て当たり前なのよりも、工夫しないと上手くいかない奴の方が楽しめるじゃない。
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20-30年前のマシニングセンタですと、
・軸の送りの加減速の加速度が遅く、最新CAMの大きな速度変化に
追従できない
・CNC装置の処理能力が遅く、膨大な点群データを読み込んで
指令値として吐き出ことが追従できない
・CNC装置のメモリ容量が足らず、膨大な点群データが処理でき
ない
といったことが考えられ、機械の動作が途中で止まったり、ぎく
しゃくした動きになったり、指令通りの軌跡を通らない、などの
不具合が生じると予想されます。
当時のMCですと、キチンと追従できるのは、F500~1000ぐらいが
限界と思います(CNC装置の種類にもよりますが高速高精度機能が付
いていれば、多少は改善できます。
あと、主軸の回転速度は足りていますか。
細径ボールエンドミルですと、20,000min-1以上の回転速度が必要
となります。
これを、4000min-1ぐらいで加工すると、切削速度が低すぎて能率
が低い割には工具寿命が短くなる恐れがあります。
高硬度加工用のエンドミルでは無く、比較的廉価なエンドミルを
用いれば、推奨回転速度はそれなりに低くなります。
回転速度が下がれば、必然的に送り速度も下がるので、古いMCでも
ある程度加工できるかもしれません。
機械の送り軸の制御は、かんたんに言うと、指令した位置と速度に対する
送り軸の実際の誤差を追従させるようにして動かします。
(誤差が無ければ機械は止まっている)
先般申し上げました通り、古いMCは、加減速の加速度が小さく、また
CNC装置の処理能力も低いため、指令速度が大きくなるとその誤差が
大きくなってしまいます。
百聞は一見にしかずで...
機械主軸に細マジックをつけて、テーブルに紙を敷いて、G03F4000でφ50
の円弧指令により円を描いてみてください。
おそらく書かれた円は、φ50よりもずいぶん小さくなるハズです。
これがサーボの追従遅れの一例です。
(有名な「半径減小」といった現象です)
この問題を解決するために、機械の送り軸機構や制御機能のさまざまな
改善がなされていますが、20-30年前の機械ですと厳しいと思われます。
加工精度、品位、能率を考えると、可能であれば、当該機は荒加工用
と割り切って、それなりの高速高精度機で中仕上げー仕上げ加工を行
った方が得策と考えます。
どのようなワークをどのような切削条件でどのようなCAMと機械を
用いて、どのような精度・面品位に加工すべきか皆目判りません。
やはり会社で最終ご判断するべきでしょう。
百聞は一見にしかず...で、一度加工してみては如何でしょう。
補足
2013/07/09 00:20
ありがとうございます。
>指令通りの軌跡を通らない、などの
>不具合が生じると予想されます。
ギクシャク動くだけでなく
指令どうりの 奇跡を通らない
というのは どういう メカニズムで
そうなるのでしょうか?
なぜ 指令された軌跡をうごかないのでしょうか?
ありがとううございます。
20年30年前の機械では
2.5次元加工に 甘んじるしかないという事でしょうか?
焼きれされた 鋼材に対する サーフェス形状ばかりでなく
生の 鉄材 に対する サーフェスで面をはられたような
3次元的な 加工においても 難しく
割り切って 諦めて 2.5次元のみの 加工をした方がいいでしょうか?
>それなりの高速高精度機で中仕上げー仕上げ加工を行
>った方が得策と考えます。
高速高精度機が 社内にない場合は
もう サーフェス面の連続である 3次元加工は
しない 事 が 得策でしょうか?
外注に 頼んだりして。
やはり 生材でも 難しいものでしょうか?
焼きが入っていなくても 鉄系材料では
なぜ過去の質問を放置しているのでしょうか?
補足
2013/07/12 03:16
>ぐだぐだ言っていないで実際に加工してみれば何が問題なのか分かるでしょ
>う。
機械が古い場合 焼入れされたHRC60のワークを削る場合
加工条件をあやまると 主軸に 負荷がかかり
主軸故障につながりますか?
>遊びでやってるんなら却ってこっちの方が面白そうですけど。
かえってこっちの方が面白そうというのは どういう点でしょうか?
どう追従するかわからないという点ですか?