このQ&Aは役に立ちましたか?
3Dサーフェス加工での食い込みパスとFANUCの相性について
2023/10/19 11:25
- 3Dサーフェス加工において、FANUCの古いタイプ(α-T14iB以前)とNXで抽出される加工パスの相性について困惑しています。
- 使用機械はFANUCロボドリル α-T14iB、使用CAMはNX7.5の3軸加工です。
- 3Dサーフェスモデルをボールエンドミルを使用して3軸加工パスを作成したところ、CAM上では確認できない食い込み部が発生しています。FANUCの機械精度に問題はないため、問題は加工パスの組み方やCAM上での加工パスにある可能性があります。NXのサポートセンターで確認しましたが、問題はないとのことです。
3Dサーフェス加工での食い込みパス
2015/11/02 15:58
使用機械 FANUCロボドリル α-T14iB
使用CAM NX7.5 3軸加工
3Dサーフェスモデルをボールエンドミルを使用し、
3軸加工パスを作成した所、
CAM上では確認出来ない食い込み部が発生しております。
(0.05mm程度でかなり深めの食い込みです。)
NXのサポートセンターで確認も取りましたが、
パスの組み方や、CAM上での加工パスに問題は
ないとのことでした。
FANUCの機械精度(バックラッシュ)は測定しておりませんが、
他の加工パスでは問題がないため、困惑しております。
FANUCの古いタイプ(α-T14iB以前)と
NXで抽出される加工パスの相性などもあるのでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
高速高精度機能は使用していますか?
プログラムはCNC装置のメモリに入れていますか?
食い込みは凸の頂点or凹の谷底?
中仕上げの時の送り速度は幾らですか?
一度、F1000(時間が許せばF500)で加工できませんか
追加情報拝読いたしました
・仕上げ加工の送り速度を落としても現象に変化なし
・中仕上げ加工では食い込みなし
のことから、大雑把に機械系のバックラッシなどのわかりやすい不具合
ではないと推察いたします(もちろんサーボモータとかボールスクリュー
とか交換してみないとわかりませんが)
念のため、
・R0.5のボールエンドミルの振れのチェック(20μm以内にしたい)
・ツールホルダのテーパアタリのチェック(奥アタリならNG)
・機械ベッド支持ジャッキの効きのチェック(甘い個所が無いか)
を確認してみてください
また、本件、機械との相性で問題を片付けたくはありませんが、明確な
原因がつかめないので、加工機を変更してみることも有効と考えます
お役にたてずスミマセン
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
>>NXのサポートセンターで確認も取りましたが、
パスの組み方や、CAM上での加工パスに問題は
ないとのことでした。
目視であなたがパスを確認しましたか?
(メーカーは抜けていないといいますよ)
サーフェス間に小さな隙間があると抜けます
あとは工具径 刃先長さ 送り速度などを教えてください
補足
2015/11/02 17:33
回答、ありがとうございます。
私自身でもCAM上でパスの確認はしました。
が、該当箇所に落ち込みは見つけることは
出来ませんでした。
フリーソフトのHiraNCでも確認はしていますが、
落ち込んでいないように思われます。
(精度の良いNCビューワーがあればもっと良いのですが。)
加工条件等ですが、書き忘れておりました。
ご指摘ありがとうございます。
材質A5052
工具径はR0.5mm 刃先長さ2.0mm
送りF2000 回転S8000 削り代0.1mm
※中仕上げ加工(R1.0)後の状態確認し、
食い込み箇所に異常はないことは確かなのですが・・・。
お礼
2015/11/05 14:39
ご回答ありがとうございます。
高速高精度機能は使用しております。
(G05.1Q1)
プログラムはメインプログラムはメモリですが、
加工プログラムはデーターサーバー経由になります。
加工プログラムが長く、メモリに入らないため。
食い込みは凸凹の頂点・谷底というよりか、
なだらかなR曲面形状で食い込みが出てしまっています。
中仕上げ加工は、R1L8で、0.2残し⇒0.1残し
条件はF2000 S8000です。
Fを落として加工してみましたが、駄目でした。
加工ステップも少しずらして見たりしました。
結果としては、食い込み箇所が若干変化するなどありましたが、
食い込み形状がなくなることはなかったので困っています。
やはり、機械との相性なのでしょうか?
機械をα-T14iB⇒α-T21iDLに変更してみる価値はありますか?
エンドミルの振れチェックしたところ、
20μm前後でしたので、10μm程度まで抑えて見ましたが、
効果は有りませんでした。
テーパーアタリについては盲点でした。
あとで調べてみます。
支持ジャッキの効きチェックはしましたが、
特に問題無さそうでした。
納期も迫り埒があかなかったので、
機械を変えてみました。
食い込み部の状態が少し向上し、
ブラスト処理で目立たなくなったので、
取り敢えずお客様には迷惑を掛けずに済みました。
加工プログラムは変えていないのに、
食い込み箇所がズレ、深さも変わったので、
さらに厄介な問題に直面しております。
やっぱり機械保全を勉強し直して、
機械側の不具合を無くさないと、
加工プログラムが原因とまでは言い切れませんね。
ありがとうございました。