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パイプレンチの構造力学 解析結果とJIS規格について
2023/09/06 16:57
- パイプレンチの構造力学について解析を行いました。ヒンジピンを設けて近似した結果、精度に若干の誤差が生じていますが、解決の糸口が見えました。
- テーパねじ標準締付トルクについて疑問があります。呼び450のレンチで290Nしか力を加えていないのに、25A:1Bでは100N-mの締付トルクが出ることになっています。
- JISB4606によれば、パイプレンチはヒンジにも支点になっているものと空中に浮いているものの2種類があります。ヒンジが無くても上アゴ部のネジガタがヒンジのような役目を果たす可能性もあります。
パイプレンチの構造力学 (改)
2015/02/22 12:25
No.42628「パイプレンチの構造力学 」投稿者: トニック さんの質問が御存知
のように荒らされてしまったので、新たに質問としてっというより私なりの解析
をしたもの↓urlを叩き台にした皆さまの屈託のない意見や議論を期待しています。
尚、本来の「技術の森」らしい技術だけの投稿で、人の悪口は言わないこと。
※解析結果はヒンジピンを設けて近似したたため精度上若干の誤差を生じてます。
パイプレンチは呼び450サイズで25A鋼管を芯から250mmで400Nと仮定しました。
本日、午前中3時間以上を要しましたが、解決の糸口になりそうに思えます。
テーパねじ標準締付トルク↓14/16のサイトのリンク先が頻繁に変わってしまう
ので昨日は気づかなかったが、良く見れば呼び450のレンチで290Nしか力を加え
ていないのに25A:1Bでは100N-mの締付トルクが出ることになっているんだが?
呼び450のレンチとは全長450なので解析図の250は少過ぎた気がします。つまり
トルクは同じだが、垂直方向の反力が1.6倍も変わるから摩擦だけでも行けたか
http://www.hitachi-metals.co.jp/products/infr/pi/img_p08/hl-k100-ac.pdf
パイプレンチの解析Ver.2.24を↓ 赤字変更 450にして290Nにして解析してみた
http://www.fastpic.jp/images.php?file=5744687783.jpg
間違ったってエエじゃないか反省して成功に結びつければ・・・
そうでなければ開発設計などできません。まぁ今は開発設計じゃないけどねw
っということで皆さんも参加して下さい。特に、tigersさん?怒らないからw
JISB4606「パイプレンチ」・・・何とJISに規定されているではないか・・・
どうも私が持っているものは、ごく一般的なトライモ型というらしいですね。
ヒンジにも支点になっているものと空中に浮いているものの2種類あるからねぇ
ヒンジが無くても上アゴ部のネジガタがヒンジのような役目を果たしそうです。
おはよう御座います。今日は金曜日ですねぇ さて一日気合でがんばりましょう
ozuさんのように・・・もう少し、内容を纏めてから投稿してくれると有難い。
何となく、少しづつであるがΩに侵され始めて気がしてきたが・・・
風の谷のナウシカにあるように腐海の森が悪いのではなくって我々自身にも問題
があるのかも知れないっと考えれば少しは腹も立たないだろうし多めに見ようか
追記されても見逃す恐れも有るような気がしますので、ドンドン膨張もといー、
がんがん新規投稿にして下さった方が私もレスが付けやすいのでそうして下さい
あ・・・まじで時間が・・・やば。では失礼。
少しばかり停滞した感もあり、そろそろ閉じようかと思いますが如何か?
私は忙しいのだが、来週には何とか時間を作り「日本機械学会誌1953」を紹介し
たいと思います。それを以って最後にココを閉じようということに決めました。
徘徊老人は暇という時間を得てしまい、不快の森の拡散に更に精を出している。
良いものは良いが、悪いものは悪いのである。彼の投稿には愛が無いんだなぁ~
自分さえよければ、人を蹴落としてでもというような強欲さだけが読み取れる。
罪を憎んで人を憎まず。そのような世間に相手にされない可哀想な人間と思おう
私が、何度も「偶力」と「トルク」の違いを指摘しても、ついに気付かなかった
自分の意見を通すことに正に血眼になって人の意見も全く目に入らないようでは
技術者としても人としても如何なものかと思うが何せお年寄りなので無視する。
如何に明晰な解析をしてみせても、豚に真珠であることが再確認できました。
初心者の you 達には少しばかり難しすぎたのかも知れない(少し反省)・・・
更に、簡潔に分り易くしてみたが、これではパイプレンチノ影も形もないのだが
静的釣合い条件とは此のことです。ΣX=0,ΣY=0,ΣM=0 これで初めて静止する。
http://www.fastpic.jp/viewer.php?file=4455024415.jpg
・・・もしも、"you"のような・・・
>先ず、100N-m÷(34mm/2)=5882Nにて、パイプ円周上の力を求めて、600kgfと
kgf換算します。・・・N のままのがマギレが少ないが・・・
100kN 譲ってwその 5.882kN に対応できる反力は一体何処に存在するのか?
軸計算のように軸が固定され全てのトルクを固定支点が反力で受けるならそう
だろう。しかし、本問ではパイプレンチを回そうとする静的な状況なのだ。
・・・こんなん計算してみたに過ぎず力学の基本から逸脱しています・・・
日本機械学会誌1953・・・週末にゆっくり探そうと思っていたら急に出張となる
再来週ならば、ゆっくりできる?かどうかは非常に怪しい。
まぁ急ぐ旅でもなかろう。。。
日本機械学会誌1953 昭和28年だった・・・既に琥珀色になっていましたw
画像だと非常に重くてかつ見難いので私が大凡をTypingしてみました・・・
「パイプレンチの応力解析
[G.H.Eisenhardt and W.L.Walsh,Proc.Soc.Exp.Stress Analaysis,…]
1/2"φの管を加えたパイプレンチの柄に 143kgm の曲げモーメントを
加えた場合に,パイプレンチに生ずる応力を塗料と抵抗線ひずみ計を
用いて測定した例で・・・ゲージ長さ 1/8" のひずみゲージを主要点
9箇所にき裂(↑塗料と思われる)に直角に貼布して,生じる応力の大きさ
を求める。。。」
結局、計測したデータも記載されておらず、応力解析と言っても実測値から
想定しただけのようなので少しばかりガッカリだったが、こんなもんだろう。
出張に出る前にと思い、探してみた。30分程度血眼?になって探した割にふふふ
っということで、閉じることに致します。ご協力ありがとう御座いました。
パイプレンチの解析Ver.222
http://www.fastpic.jp/images.php?file=3629536947.jpg
その他の回答 (14件中 11~14件目)
その?(追記分)
解釈を間違えていたら御免なさい。
テーパねじ標準締付トルクからの小生の考察は、以下の如くなります。
? 25A:1Bでは100N-mの締付トルク
JIS用のパイプ外径はφ34mm、因って、100N-m÷(φ32mm/2)=6250Nが外径にかかる
だから、パイプレンチの柄の部分の力は、6250N×(φ32mm/2)÷(パイプセンタ~柄)
これが、そもそものスタート(摩擦損失は無視の場合)
“参考 lumiheart さん作成の パイプレンチ図面 ”を測ると、100mmの実測は41mm
(パイプセンタ~柄)は106.5mmなので、約260mmが実測となる
6250N×(16mm÷260mm)=384.6N=39.25kgの力を加えるとなる
(もっと大きな柄の長いパイレン選択か、パイプを柄に突っ込み、力を加える処を延長)
? また、25A:1Bでは100N-mの締付トルクは、
25A:1B管に傷を付けない場合は、摩擦係数が0.15~0.2で、パイレン顎部歯とパイプが
接触となるので、パイプ中心方向に締付けるグリップ力は、摩擦係数が0.2なら
6250N÷0.2=31250N 以上必要になり、ないと滑ります。
31250N×摩擦係数0.2=6250Nが25A:1B管外径円周上の摩擦力となるからです
すると、31250N以上のグリップ力を発生するには、くさび効果又はトグル機構、カム機構
、等々の増力効果がないと、パイレンは滑ったままになり、お笑いの世界と同く
滑ったままで、落ちがない状態となります
以上から、パイレン柄の部分に、人の腕の力を加えて、グリップ力にて滑らない摩擦力が
発生するかの考察も必要と考えるんですがね。
> 摩擦だけでも行けたか
?と?に関連がある、ないを含め、意味を教えてください。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
解析並びに分析、誠にご苦労様です。
やはり、技術屋気質は、他の二方とは異なり、感服します。
さて、解析を確認しました。
ですが、小生が思っていたり、実際にパイプレンチを使ったり、画での分析をしたりしての
理論と異なります。
その内容は、lumiheart さんの図を拝借し、以下に述べますので、チェックして下さい。
? パイプレンチを、パイプの径に合わせる場合は、URLに示す“3鉄フレーム”のねじを
廻して、“| ╲”の字の幅を調整します
この場合、“| \”にすると、パイプへの食い込みが悪く、上顎(アゴ)の歯がパイプに
立たなくなり、パイプが滑って廻りません
(小生は、くさび角が鋭角でなく、鈍角なので、増力作用が働かず、パイプが滑るとの考え)
また、“| |”にすると、グリップ力が殆どなく、パイプが滑ります
だから、“| ╲”の字になるようにして、みなさん使用します
? “| ╲”のようにして、パイプを充(あ)てがいますと、パイプの中心線が交わっている
センタと7フレームリベットの中心線が交わっているセンタとが、URLの画で上下にずれ
ていて、且つ下顎がパイプと7フレームリベットの間にあるので、“| ╲”字固定となる
(詳細には、フックの法則から、力に対してのひずみ量分だけ変化するが、微量なので無視)
故に、“| ╲”字がパイプにアクセスする格好となる
? 上顎とパイプの接触点が支点で、パイプと下顎の接点 …… ア寸法
パイプレンチ柄を握った部分 …… イ寸法
となり、(イ寸法÷ア寸法)計算にて(梃子の原理にて)、パイプの接線方向に増力、
そして、パイプの接線方向の力が、くさび増力効果で、パイプ中心方向の力として
更に増力
と観えます。
因って、分析内容とは、異なりますね。
? の増力効果でも、パイプが滑るなら、パイプレンチを叩き、衝撃力で?以上の力を
作用させ、グリップ力をあげます。
又は
、
? パイプレンチを、パイプの径に合わせる場合は、URLに示す“3鉄フレーム”のねじを
廻して、“| ╲”の字の幅を調整します
この場合、“| \”にすると、パイプへの食い込みが悪く、上顎(アゴ)の歯がパイプに
立たなくなり、パイプが滑って廻りません
(小生は、くさび角が鋭角でなく、鈍角なので、増力作用が働かず、パイプが滑るとの考え)
また、“| |”にすると、グリップ力が殆どなく、パイプが滑ります
だから、“| ╲”の字になるようにして、みなさん使用します
【此処は、全く同じ】
? 梃子の原理は、
7フレームリベットの中心線が交わっているセンタ ~ パイレン柄を握った部分
パイプと下顎の接点 ~ 7フレームリベットの中心線が交わっているセンタ
の比によって、パイプと下顎の接点部が接線方向へ増力される
? 下顎接点部の直近の円弧動作量 と その円弧動作量の対称形から描かれる仮想弦によって、
半径が短くなった量 の比により、トグル又はカム効果によって、パイプ中心方向に増力
(これをカムと呼び、カム圧力角分だけ、パイプ中心方向に増力)
が、投稿者 1Nの涙 さん 提示の分析内容から読み取れる 小生の精一杯の考察です
ですが、増力の計算メカニズムは、両者は極似です。
計算結果も、パイプと顎に付属する歯の接触摩擦係数損失(摩擦係数設定からの計算)を
どのように観るかで、近似値レベルで同じ結果にもなります。
因って、二段式の増力で、パイプレンチは高いグリップ力を得られる工具となっております。
ラジオペンチや一部のプライヤーを除いたプライヤーは、梃子の原理だけの一段式増力工具で、
パイプレンチとは、そのことが異なると、小生は考えていて、諸先輩方達からその内容を
教授され、小生享受しています。
補足
2015/02/23 00:01
回答ありがとうございます。皆で考えれば新たなことが分るかも知れない。
“| ╲”字の部分を実は解析では端折りました。y方向で僅かに2mm下顎の節点が
上がるだけなので簡略化した方が分り易くSIMPLEであると考えたからなのです。
ですから初めから考慮していたのです。貴殿のクサビの作用を完全否定している
訳ではありませんので誤解しないで下さい。
そうそうlumiheartさんの作成してくれた画像から大凡の寸法を決めてました。
引用したことを言い忘れておりました。
?の喰い込む力が、カムなのかクサビなのかは微妙だがグリップ力に貢献はして
いるだろうと思われます。角度があれば何でもクサビというのも如何かとも。
平坦な角度零でも摩擦力は働くが、角度が生じた途端にクサビに変身も変だ。
本解析は分析したものでは無くて私がモデル化したものを構造解析したものです
から支点やヒンジなどの節点が間違いなければ反力も恐らく間違いないでしょう
これらは何度も言いますが、不静定構造物なので撓みの計算が出来ないと解けない。
いや、仮想仕事の原理を上手く使えば手計算でもっと簡単な解法があるかも。
休日の朝からお疲れ様です。
僭越ながら、素晴らしいじゃないですか?
横着な私にはまねのできないところです。
さて、
私は、今のところ、パイプをラチェットに見立てているのですが、
どうでしょうか?
摩擦力の寄与がそれほど大きくないことを数字で示されると、
妙にほっとした気持ちになります。
もう少し、解析結果を眺めてみます。
お礼
2015/02/22 23:30
回答ありがとうございます。
お褒め頂き、頑張った甲斐がありました。
このような計算とかは好きなので苦になりません。
摩擦力だけでは足りませんでしたねぇ。ちなみに、せん断力を計算してみます。
0.5mm喰い込むとして、0.5(mm)x10(mm 歯幅)x290(SGPの引張荷 N/mm)=1.45(kN)
だから先の摩擦力と合わせ1.75+1.45=3.2(kN)>3.17(kN)ということで、強引に
略、解析結果が正しいような感じであろうということにして本日は、お仕舞い。
戻って、解析した構造物はn=m+r+p-2k→n=7+4+6-2*8=1・・・不静定構造物
なので釣合いだけでは解けないっというのは、後から計算してみた結果ですが、
昔の平行リンクのクランプと同様にクランプ地点は撓み零の支点と考えました。
補足
2015/02/24 06:17
貴殿に教えることなどできません。
我々技術屋はプロフェッショナルである。
只で教えて貰おうとは全く良い根性をしている。
そんなことであれば学校に行ってやり直して下さい。
仕事に於いても当然だが教えを請う前に自らの行動を反省すること。
また仕事は戦場である。自ら学ぼうとか人を疑う前に自分に非がないかくらいを
確認する常識を持って下さい。私は馬鹿親切なので貴殿に幾ばくか付き合ったが
もう無理ですゴメンなさい。・・・でもそんな中でも許すことが大事か・・・
解析図・・・>さて、解析を確認しました。 一体何処をみているのか?!
未だに深層心理の奥底で自分の考えは正しいと思っているから計算もねじ曲がる。
良く解析図を見て何処が違うか考えること。基本が出来ていないから、つまら
ない所でミスる。まず図にし自分で考える事っと、貴殿も初心者に仰っていた
ではないか?まづは自身で実践することです。これが精一杯のヒントである。