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ねじの下穴とリーマ加工
2023/10/19 15:34
- リーマー加工とは、ねじの下穴がテーパー穴になっているのをまっすぐの穴にするために行ってるのでしょうか?
- ねじの下穴をあけた後には、必ず行うものなのでしょうか?
- テーパー穴のまま、タップを切ってボルトを締めたりタッピンねじをねじこむるだりするようなことはあるのでしょうか?
ねじの下穴とリーマ加工
2016/03/07 23:08
とても初歩的な質問かもしれませんがよろしくお願いします。
リーマー加工とは、ねじの下穴がテーパー穴になっているのをまっすぐの穴にするために行ってるのでしょうか?
ねじの下穴をあけた後には、必ず行うものなのでしょうか?
テーパー穴のまま、タップを切ってボルトを締めたりタッピンねじをねじこむるだりするようなことはあるのでしょうか?
回答 (5件中 1~5件目)
リーマーの特徴は以下の2点です。
1.刃の剛性が(ドリルに比べて)高い
2.切削面を押しつぶして平滑化するバニシング効果が大きい
リーマー加工のの目的は主に下記3点になると思います。
1.穴径の安定化(ばらつきを減らす)
2.穴内面の表面粗度向上
3.穴の真直度確保
(ドリル加工だけと微妙な曲がり、傾きが発生することあり)
1.を目的した利用が大半だと思います。
位置決め用や圧入用の穴加工に利用されます。
ネジの下穴には基本利用しません。
(極細目ネジの場合は使う可能性がありますが…)
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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
管用テーパねじの下穴をテーパに仕上げる為に、専用のテーパリーマを使う事ならあります。
http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/223004997668/
ドリルでは穴がストレートに空いてしまうのを、リーマでテーパを付ける為の物で、
ご質問とは目的が逆ですが。
別の可能性
ロールタップ(転造タップ)の場合には、下穴径がねじ山の盛り上がり量に影響するので
切削タップよりも下穴径を高精度に管理する必要があります。
また切削タップの場合と異なり、ロールタップの下穴径は0.01飛びの
半端なサイズになる事がままあります。
ドリルではバラつきが大きかったり、調度良いサイズのドリルが市販されていなかったりする
などの理由からドリル加工後にリーマを通す事は、たまに有ります。
しかしながら工数的には無駄ですし、現在はロールタップ下穴サイズのドリルも
豊富にラインナップされているので、態々リーマを通す必要はそれ程有りません。
リーマ加工は穴の精度を上げる手段。
通常0.01単位で有ります。
例えばドリルΦ8で加工しリーマで8.02とかに仕上げます。
ネジの下穴加工でリーマ加工、聞いたことがありません。
ドリル加工後、タップ加工をすると思いますよ。
メスネジ、オスネジ共にネジゲージがあります。
通り、止まりがあります。
通常はこれでネジの精度を管理します。
実際に加工を体験しては如何か。
机上論だけでは駄目です。
この投稿で理論的に教えてくださいと言うのが目に付きます。
私事ですが脊椎の骨の間隔が老齢でちじまり、神経を圧迫して
現状歩行が激痛で困難です。
某大病院の40歳代の先生の見立ては手術しないと直らないとの見解で
別病院へ行き、リハビリをしてもらってます。
直した経験が無いようですね。
こんな医者に手術を任せ、失敗でしたと言われるのが明らかです。
何事でも経験を積んでゆきましょう。
ドリル加工でテーパ穴にするのは却って面倒なことで、
ダイカストで抜きテーパが付くことを指してると思うのですが?
以前はその問題を避け、ダイカストでは面取りを兼ねた大きいセンタ穴の窪みまでとし、手加工でドリル、タップの手順でした。タップはタッピンネジを使えば省略可能。
テーパ角度が小さいなら、そのままタッピンネジを使うのも出来ると思います。サイズ関係は要検討。
今はダイカストでストレート穴が出来るみたい。
http://www.icon-nagano.or.jp/topic/2009/SHIMANO/pdf/05.pdf
>リーマー加工とは、ねじの下穴がテーパー穴になっているのをまっすぐ
>の穴にするために行ってるのでしょうか?
>ねじの下穴をあけた後には、必ず行うものなのでしょうか?
>テーパー穴のまま、タップを切ってボルトを締めたりタッピンねじを
>ねじこむるだりするようなことはあるのでしょうか?
3つのご質問共にNOです
ストレートが必要なねじの下穴について、テーパになるような加工を
してはいけません
マシニングセンタに適したドリルを選択しキチンと加工すれば、食いつき
部で刃先が暴れたりしてテーパになったりせず、もちろんリーマ工程も
一般的には不要です