このQ&Aは役に立ちましたか?
寸法公差についての疑問
2023/10/20 12:36
- 寸法公差とは、製品や部品の許容範囲を表す指標です。
- 例えば、(1)のΦ10.0 +0.0 / -0.1と(2)のΦ9.95 ±0.05では、意味が異なります。
- (1)の場合、実際の寸法は、10.0から0.1マイナスされた9.9までの範囲であり、その上下の許容範囲はゼロです。
寸法公差について
2020/06/09 20:20
寸法公差なんですが、
例えば、
(1) Φ10.0 +0.0 / -0.1
(2) Φ9.95 ±0.05
(1)と(2)では意味が変わってくるのですか?
質問者が選んだベストアンサー
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (4件中 1~4件目)
許容寸法は両方ともΦ9.9~Φ10.0です。
設計者は、(1)(2)と何某らの意図があって分けたのでしょう。
例えば、基準寸法がΦ10.0又はΦ9.95の穴と軸のはめあいを表しているとか。
(2)の場合「加工者にΦ9.95を中心して下さい」というメッセージ伝えたかった場合とか。
又は、インチ系のコレットチャックの径がΦ3.175のように決められた数値の場合とか。
色々な理由はあると思います。
中には「寸法の記入方法で設計者の意図を汲み取って下さい」というわがままな意味があるかもしれませんが。
はい、変わってきます。
(1)の場合、多くの場合は軸に使われる公差ですが、こうしたゼロ/マイナス公差が入っている場合はほぼ100%、何かの中に差し込まれる形で使われます(多くの場合は逆にゼロ/プラス公差の穴)。
(2)の場合は、どういった用途に使用されるか不明ですね。
加工する側としては(1)の場合、Φ10.000では微妙に入らない可能性もあるので9.95辺りを狙います。
(2)の場合、削り量を少なくしたい&何かあった時に修正が効くように、Φ9.99辺りでOKとします。
検査する人間が三次元測定機などを使う場合(公差的に0/-0.1ではわざわざ使わないでしょうが)ゼロ/マイナスなら真円度も含めた最大径も注意して、Φ10未満である事を確認します。プラスナイナス公差なら、そこまで注意はしません。