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設備のアースについて
2023/10/20 17:45
- 装置部分はアースがされているかと思いますが、装置の一部にアース線が接続されているのでしょうか?
- ある人が、制御盤が装置にボルト固定されていたら、特にアース線を設ける必要はないとのことだったもので。
- アースの確保のためには、装置の一部であるアース線が制御盤の中のアース端子に接続されるべきです。
設備のアース
2021/03/05 17:32
NC旋盤等の設備ですが、装置部分はアースがされているかと思いますが、やはり装置の一部にアース線がボルト固定されており、制御盤の中のアース端子に接続されているのでしょうか?
ある人が、制御盤が装置にボルト固定されていたら、ボルトを介して装置と制御盤がアース(繋がっている)されていることになるから、特にアース線を設ける必要はないとのことだったもので。
質問者が選んだベストアンサー
回答5です
>装置自体にもPLC等の電子機器が設置されている場合が
制御盤以外の装置のどこかに電子機器類があるかどうかは問題でなくて
所謂、等電位ボンディングです
制御盤と機械装置との間に電位差があってはナリマセン
等電位ボンディングしてなくとも電位差はほとんど無いハズだけれど
将来に亘って電位差が増えない保証も無い
錆びとかボルトの緩みで接触不良になる可能性は大きい
定石としての等電位ボンディング
https://ntec.nito.co.jp/content/ppreview.html?code=C857-C863-S8753
CE諸国輸出とかなら必須ですけど
輸出仕様か国内仕様かに関わらず等電位ボンディングするのが最近の流行
等電位ボンディングを省略してもコストダウン効果は低い
それなら等電位ボンディングした方が無難じゃんって
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
>ボルトを介して装置と制御盤がアース(繋がっている)されていることになるから、
(1)制御盤と装置を直接アース線で接続しなければならない場合と
(2)直接アース線を接続しなくても良い場合と
との2つの場合があります
それはNC装置やPLCまたはそれに準じる電子機器内臓か
そうでは無いかの違いに拠ります
電子機器内臓の場合はノイズによる誤動作や故障の原因となりますので
必ずアース線で直結しなければなりません
電磁開閉器やハードリレー回路のみで電子機器を使用してない場合は
アース線で直結しなければならない事はありません
人体への感電防止には100Ω以下であればそれで重大な危険性は無い
なので、制御盤と機械装置とが不完全な接地でも構わない
少々ビリビリ来るだけでそれ以上の危険性は無いし、故障の原因にもなりません
でも、電子機器は人体よりも遥かに弱い
僅かな漏電や静電気、電磁誘導等でいとも簡単に壊れる
なので、制御盤と機械装置をアース線で直結しなければならない
ただ、現代では三相モータやサーボモータ、ブラシレスDCモータに
3芯ケーブルではなく4芯ケーブルを張るのでそれで充分とも言える
電子機器への保護よりも人体への保護を優先するべきとの説も多いけれど
電子機器への保護が完全なら人体への保護はそれで終了してる
お礼
2021/03/10 09:36
ご回答ありがとうございます。
私の説明不足で申し訳ないのですが、基本的には制御盤にはD種接地工事がなされているという前提でお話させて頂いておりました。
装置本体事体もD種接地が必要だとしたら、制御盤事体になされているD種接地部に接続が必要なのか?と思ったわけです。
ご教授頂いている内容ですが、装置自体にもPLC等の電子機器が設置されている場合があるという前提でのお話と捉えたら宜しいでしょうか?
すみません、理解が悪くて。
回答(3)さんのご説明が説得力あると思います。
NC旋盤等では、制御盤と機械本体は、機械メーカーで一体不可分の関係に組み立てられていると思います。
一方で、感電を防止するため200V電源を利用する設備では、D種接地が要求されます。アース線の接続は、200Vの電源配線と同時に、電気工事業者が施工することが一般的です。したがって、200V電源を受電する電源端子台又はその近傍にアース端子が設けられているのが常識的構造です。
さて、本題の制御盤と機械本体との間をアース線で接続する必要があるか否かは、電気工事業者の責任領域ではなく、これは冒頭に書いた通り、NC旋盤等の機械メーカーの領分です。制御盤の鉄箱、機械本体含めて十分なアースの連続性が確保される構造に設計されていれば、電気工事業者は1点のアース端子にアース線を接続するだけで十分です。
制御盤の鉄箱、機械本体別々にアース線を接続する必要があれば、施工要領書など、機械の附属書類に記載があるはずですので、うわさ話に頼るのではなく、根拠に基づいて判断しましょう。
汎用の機械にNC装置を後付したような場合は、条件が異なりますのでご注意ください。
お礼
2021/03/10 09:39
ご回答ありがとうございます。
自社で製作した設備(自社でのみ使用)については、自社責任のもとで進める必要があるということですね。
十分なアースの連続性があると自信がないならば、装置自体をD種接地することがベターとうことでよろしいでしょうか?
どちらかと言うと
制御盤・開閉器・ブレーカーの鉄箱に一時側が入って
そこから器機へ、機械が末端
制御盤と機械(モーター付近端子)が金属類で接続されていても、電気的には電流容量にあう電線で接続します
鉄骨アングルで組んであっても、接触不良を招くのと、鉄骨(鉄)の電流通過が悪いため
例として
駅のホームの天井・屋根の下にはしご見たいな物見たこと有りませんか
ケーブルラックと言いますが、はしごとはしごが金具で接続されていますが、特に公共工事では其の繋目に更にアース線で繋ぎます
そのぐらい、ネジで固定されている物は緩みを考慮してアース線で頑固につなぎます
それで、制御盤にアース線は必要ないと言うのは、専門分野でなければ理屈が分かりません、一言電気専門分野としてお話してみてください
プラの制御盤とか、完全に絶縁されている盤はアース線必要有りません
お礼
2021/03/10 07:44
事例を挙げてご説明頂きありがとうございます。
勉強になりました。
元電工の爺さんです、アース工事の経験がありますので、古い記憶
ですが、参考までに記載してみます!
1.一般に「NC旋盤等の設備」は3相200V回路で使用されている
とすると、漏電時の感電防止等の目的で金属部分をD種接地する
必要があります。(300V以下なので、超えるとC種接地かな)
2.そのD種接地電極と機器ケース等の金属部分は1.6mm以上の銅
線接地線で接続する必要があります。
3.人が触れる恐れがない場合は例外規定もあったように記憶します
4.さらに実質接地時にはこの接地はOKの記載もあったように記憶も
(鉄骨やメタルラス等でアンカーボイルが接地される場合・・等)
◎以上から結論は、基本は接地の必要がありますが、実質接地同等で
あれば、接地線接続の必要が免除されるように考えます。
ただし、実質接地抵抗がD種で確実に接地されていることの証明
は必要となります!!
私ども電工はこれが常時確実(振動でも移動でも運転停止等で
も確実にD種接地と同等の証明)であることの証明が手間暇かか
るため接地線の接続を奨めていましたよ!!
・・・以上多少でも参考頂ければ幸いです。
以上
お礼
2021/03/10 09:40
実体験に基づいたご回答ありがとうございました!
お礼
2021/03/17 18:38
とても勉強になりました。ありがとうございます。