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MTRでのボーカル録音のコツとは?
2023/10/12 16:17
- MTRを使ってボーカル録音をする際に気をつけるべきポイントやコツについてまとめました。
- 内臓マイクを使って歌っていると部屋の響きが入り込んでしまい、音源審査に適さない場合があります。スタジオで試してみるか、マイクをラインで直接繋いで録音することをおすすめします。
- ギターなどの楽器演奏についても、ラインで録音すると音が細く聞こえる場合があります。内臓マイクを使った録音も検討してみてください。
MTRでのボーカル録音について
2009/06/08 17:57
コンテストの音源審査に参加するためにMTRを使って音源製作をしています。
ZOOMのMRS-8というMTRを使っているのですが、
ボーカルを録音する際に、内臓マイクに向かって歌っていると、どうも【部屋で歌っている感】みたいなものが出すぎてしまって、
なかなかこれでは音源審査に送る気になれません。
今度スタジオで試してみようと考えているのですが、やはりマイクをラインで直接繋いで録ったほうが音は良いですか?
ちなみに楽器演奏についてはどうでしょうか。
ギターなど、ラインで録ってみたらなんだか音が細く聞こえたので、演奏は内臓マイクで録っています。
少しでも良い音を録るコツなどありましたら教えてください。宜しくお願い致します。
回答 (4件中 1~4件目)
私は、自分の経験上、他の皆さんと少し視点が違います。
>どうも【部屋で歌っている感】みたいなものが出すぎて
という場合、ほとんどが部屋内の反響が大きいのと、置き方、歌い手との距離に問題有り…っていうのが、私の経験則です。
MRS-8のマイク自体、まぁ確かにスタジオ録音専用マイクと比較するのはちょっとかわいそうですが、めちゃくちゃバカにしたものでもないです。
また、マイクの指向性が広いのは、これは逆に「筐体のあの位置に着ける」内蔵マイクとして、指向性が狭い方が録音に不自由するからで、これはメーカーの確信犯的設計と見るべきでしょう。また、この製品がリリースされた頃は、このマイク配置のワイド指向性の軽録音機器が流行でしたしね。
MRS-8でも、広くて反響の少ないスタジオや、風の影響の無い野外などで適当な角度と距離で録音すれば、空気感は出ても【部屋で歌っている感】は出ないです。また、他の環境が良くても、堅い机の上などに置いては、机面からの反響音を強く拾うので【部屋で歌っている感】が出がちです。
とはいうものの、そういう「MRS-8から見て理想的」な録音環境は、なかなか作りづらいのも事実ですから、そうなると外部マイクを使う方がマシだとは思います。
とりあえずは、スタジオに持って行ったらスタジオのマイクを繋いで録ってみるのは手ですね。どうせ外部マイクを使うなら、ちゃんとしたXLR出力の業務仕様マイクを、XLRケーブルでMRS-8のXLRマイク入力端子に繋いで録音して下さい。プリセットは、他の回答者の方のお薦めが私も妥当だと思います。
また、ギターというのがエレキかエレアコか…にもよりますが、エレアコだとMRS-8では普通に録ったら間違いなく音が細くなるでしょう(経験有り)。なので、エレアコならアンプ+マイクの方が音が作りやすいかもしれません。
エレキなら、他の皆さんもおっしゃるとおりで、MRS-8の内蔵エフェクトの工夫次第で、もうちょっとはマシになる余地があると思います。
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DAW、MTR持ちです。
ローファイ・ガレージのサウンド作りのときは、
内蔵マイクテープレコーダー録音のときもあります。
電池式のおもちゃアンプをマイクで拾うときもあります。
きれいな音を作りたいときは、
ボーカルはスタジオで録音、
ギターはアンプシミュレーターからDTRなどに直です。
作りたいサウンドに合わせれば良いという例ですが、
基本、ボーカルはスタジオでマイク録りが安心ですね。
音が細い場合は、
MTR前にサウンドメイクする方法と、
MTRのメリットを使ってオーバーダブさせて音を太くすると言う、
単純で60年代のプロでもやっていた方法があります。
個人的に趣味の範疇を超えない趣味レベルの録音なので、
他人様のことをあれこれ言う資格はないのですが、
質問内容を読みますとMRS-8という機材を使いこなせていないのではないようです。
バンド演奏に正解が無いように、
録音の仕方にも正解が無いので、
MRS-8のマニュアル見ながら出来る方法をやってみるのも将来に繋がる良い策だと思います。
最高の録音の仕方を教えてもらっても、
MRS-8で出来ない方法だったら意味無いですしね。
ボーカルマイク録りは基本ですし、
MTR特性のオーバーダブにもトライしてみてください。
私もMSS-8をつかっています。内蔵されているプリセットのヴォーカルのエフェクターは使用していますか?また2に差して
入力ジャックを2つ点灯させてステレオ録音必須です。
録音場所は5/6等のステレオ場所が楽でしょうね、
内臓のセンドエフェクターなどで、リバーブやディレイ
等の効果の数字を変えるとかなり変わってきますよ。
もいろん内臓されているヴォーカルエフェクターの効果についても
そうです、自分なりに数値を変えて好みの音質にしてみてください。
またマスタリングでもかなり音質を変える事ができます、私としては
プリセットの中では20番が一番音が大きく稼げてなおかつ
良く聞こえた気がします、音が抜けるっていうんですかね、少し
HIGH気味音質ですが、音圧を稼げている気がします。
そういえばセンドエフェクターの中にスタジオで歌っているような響きを出すエフェクターがウリセットの4辺りに入っていたと思うのですがどうでしょうか?
こんにちわ
内蔵マイクでは綺麗な音は期待しない方がいいですよ。
技術が進歩してマイクの質は過去より上がっているとは思いますが、所詮は内蔵マイクです。盗聴器に毛が生えたようなものだと思われた方がいいです。
理由として、マイクの性質である指向性というものが影響します。
マイクとして有名なSHUREの58なんかは、集音効率を真正面に限定した作りになっています。マイクの前から入ってくる音を鮮明に受け取る構造ですね。
ところが、多くの内蔵マイクはコスト面から指向性が広く、とにかくできるだけ音を拾う設計になっています。いわゆる雑音なんかも幅広く拾ってしまう性質のため、メインの唄のみを集中して受け取ることができないためでしょう。
特に音源審査なんかの場合では、細かな唄の技術やニュアンスがはっきり伝わらないことには話になりませんから、必ずラインで録音することをオススメします。
次に楽器についてですが、ギターはアコですか?エレキですか?
エレキの場合は、通常ギターアンプで音を作るに際し、プリアンプ、パワーアンプの順で電気信号が流れ最終的にスピーカーからアウトされます。
プリとは歪ませたり低域や高域を調整したり、いわゆる音を作る部分です。パワーとはその作られた音をスピーカーレベルまで増幅する部分です。
ラインとは、プリの音をそのまま出してしまう状態なので、パワー、スピーカーで組み合わされ、音が作られる行程をショートカットした形になります。これでは当然音が細くなり、デジタルチックなパンチの薄い音になってしまいます。
つまり、スピーカーから出る音で初めて「ギターの音色」として成り立つわけですね。だからアンプの前にマイクを立てて音を拾うレコーディング形式はいまだに健在です。一番生の音に近いですから。
一応MRS-8にもアンプモデリングは入っているとは思いますが、ギターの音色を作るには役不足かも知れませんね。では、ギター専用のアンプシミュレータを使い、その音をMRS-8にプラグインするのが最も理想の形になるでしょう。line6のpodはプロでも使用しているほどのギターアンプシミュレータです。参考までに。
http://www.line6.jp/Products/pod/
またアコギの場合は、音を拾う方式によっても変わってきますが、ボスのAD-3というアコースティックシミュレータなどで音色を作るのが簡単でラクでしょう。
http://www.roland.co.jp/products/jp/AD-3/
しかし、金額的に余裕がなければやはりマイク録音です。
先程も言いましたが、スタジオ録音であればマイクスタンドをアンプのスピーカー前に立てて、ちゃんとしたマイクで録ればしっかりしたそれなりの音になるはずです。ただ、マイクの位置によって全く音が変わるのでヘッドフォンなどで音を確認しながら位置を合わせていくのが効果的です。