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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:真空内で使用できる塗装・めっきなど無いですか)

真空内で使える黒色塗装・めっきなどの表面処理について

2023/10/12 23:44

このQ&Aのポイント
  • 真空内に使用できる黒色の塗装やめっきなどの表面処理についての知見を教えてください。
  • 真空環境下で使用できる黒色の塗装やめっきなどの表面処理について教えてください。
  • 真空内で使用できる黒色の塗装やめっきなどの表面処理についての情報を教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

真空内で使用できる塗装・めっきなど無いですか

2002/06/24 08:09

真空内に使用出来る黒色の塗装、めっきなどの表面処理(?または黒い素材)の知見はございませんか?

回答 (1件中 1~1件目)

2002/06/24 09:37
回答No.1

うっかり真空面を塗装したりアルマイト処理すると放出ガスに悩まされるので、真空層の塗装や表面処理は困った問題です。
使用条件が限られますが、日本ペイントのアストロブラックという塗料が使えるのではないかと思います。
アストロブラックは望遠鏡などの光学装置の内面反射防止用として開発されたもので、文字どおり真っ黒な塗料です。
我々は赤外線の二次元検出器のコントラストをあげるために、真空容器で断熱した低温ステージ(-200℃程度)に検出器を取り付け、遮光します。この低温ステージや遮光容器の内部にアストロブラックを塗布しています。
塗料が真空度を悪くしないかという心配がありますが、我々の場合は塗布部分を低温にするため、ガス放出などの悪影響は少なくて済みました。
一応アストロブラックの真空試験を行なったところ、塗布面を真空層に入れた場合、よく乾燥させ、内部にヒーターを入れてベーキングを行ない、ガス出しをすれば使えるとの判断をしました。この時の到達真空度は10マイナス5乗torr程度(容量30L)でした。特に、我々は低温に冷して使うのでこれで大丈夫との判断を下しました。
赤外線検出器は南アフリカ天文台で見事な星像を我々に提供されています。

お礼

2002/06/24 09:53

ありがとうございます。
はじめて聞く塗料でした。
非常に参考になりました。
メーカーよりカタログを取り寄せたいと思います。

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