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溶融亜鉛めっきの上に粉体塗装
2023/10/16 18:29
- 溶融亜鉛めっきしたF.B.(FB-12x65と角パイプ3.2mm厚)の手摺にプライマを塗り粉体塗装をしていますが発泡がなかなかなくなりません。
- どのように対処してよいか分からず困っています。小さな会社の為化成処理施設等は有りません。
- 現状塗装工程は、脱脂、空焼き:200度35分、プライマ(溶剤)後150度35分、上塗り後200度35分です。
溶融亜鉛めっきの上に粉体塗装
2009/11/07 11:49
溶融亜鉛めっきしたF.B.(FB-12x65と角パイプ3.2mm厚)の手摺にプライマを塗り粉体塗装をしていますが
発泡がなかなかなくなりません。どのように対処してよいか分からず困っています。教えて頂けないでしょうか?
小さな会社の為化成処理施設等は有りません。
現状塗装工程:脱脂、空焼き:200度35分、プライマ(溶剤)後150度35分、上塗り後200度35分
※温度は塗装ブース雰囲気の温度
回答 (4件中 1~4件目)
化成皮膜処理をしても発砲するときはします。
目荒らし、研磨をすると発砲が出やすくなります。(経験上)
空焼きは、粉体で焼く条件以上の温度で焼くこと。
空焼き後は、冷めすぎない内に塗装すること。(ブース内の気温より下がると、湿気を呼び密着が悪くなります。)
当社では、これらの事をしてますが、発砲が出るときは出ます。
一番の対策は発砲防止機能の付いた粉体塗料を使用することです。
メーカーで差はあると思いますが、当社が使っている粉体塗料では発砲はほとんど出ません。(値段は高いですが)
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小生も塗装では、発泡やまだらで困った事があります。
経験上の話なので、参考程度に聞いてください。
小生は溶剤の静電塗装、溶剤の吹付け塗装、粉体塗装と経験してきました。
発泡に関しては、粉体塗装での経験はないのですが、溶剤塗装では発泡の経験があります。
最初は、前の脱脂工程の脱脂不十分か、設備の油(潤滑油)が品物に落ちてなったのかと思いましたが、再現実験では出ず、最終的には、塗装前に熱処理を行い、品物が熱い状態で塗装した場合、泡をふきました。
粉体塗装では、品物が熱いと塗装がまだら状になりました。
(塗料の粒が早く解け、中の塗料が広がる前に固まってしまう為)
もしかしたら、塗装の段階で品物の温度が高いと言う事ありませんか?
お礼
2009/11/10 09:05
ありがとうございます。
塗装前に被塗物は冷却されています。
当社では、同様の物件があった場合には、めっき内に含まれている残留ガスが発泡の原因と捉えている為、塗装前に一旦焼付炉を未塗装で通してから塗装をするという方法をとって粉体または溶剤塗装を行った事があります。
ワークの厚さにもよりますが、今回懸案の3.2?厚程度でしたら十分ガス抜きが出来、研磨等によるめっきの損失も最小限に出来ると思います。
トライができるようでしたら、ぜひお試しください。
空焼き後は、エッジングプライマーを用いて下塗を行いました。
以上補足でした。
お礼
2009/11/10 09:07
回答ありがとうございます。
塗装前に焼いているのですが、はやり発泡が現れます。
今回は12mm厚と3.2mm厚があり12mmの方が多く現れます。
リン酸塩処理等の化学処理するのが最適でしょうが出来ない状況下では
記述のある脱脂後に研磨するのが最適のように思います。
ワイヤーブラシやスチールタワシで十分ですが電動工具を使用する場合はメッキ膜を削りすぎないようにして下さい。
ガス排出量は分りませんが溶融亜鉛メッキ上に塗装を施す基本工程で
密着性を上げる必要工程です。
お礼
2009/11/09 09:42
回答ありがとうございます。
研磨するとめっき内部のガスが出るのですか?
今回、塗料メーカと打合せを行い目荒らし工程は省きました。
密着テストを行いましたが問題ありませんでしたので。
お礼
2009/11/11 09:01
回答ありがとうございます。
低発泡の塗料を頼みたかったのですが、納期が無く量が少なかったので頼めませんでした。次回は検討してみたいと思います。
目荒らし、研磨で発泡が多くなるのですね。気をつけます。