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浸炭処理前のネジ加工の問題と対策方法
2023/10/13 20:34
- 浸炭処理後にゲージが入らない問題や、難しい左ネジのタップ修正について解説
- 浸炭処理時の防炭剤除去や、市販されていない左ネジのオーバーサイズタップについて考察
- 左ネジ用の代替品としてのボルトの入手方法や、浸炭処理前のネジ加工の対策案について提案
浸炭処理前のネジ加工
2004/07/07 17:10
いつも助かっています。
今回は浸炭処理のある製品に対するネジ加工方法について教えてください。
ネジ加工があり浸炭処理をする製品の場合、浸炭処理前にネジ加工をするのが普通だと思います。
現在、次のことに困っています。
?浸炭処理後にゲージが入らなくなるため再度タップにて修正が必要。
?ネジは雌ねじでありまた左ネジということもあってタップのバリエーションがなく、タップ修正してもゲージが入りにくい。(切れ味のいいタップがない)
?オーバーサイズのタップでの加工も考えたが、左ネジということで市販されていない。
?浸炭処理時に防炭剤を塗布してもらっているが、防炭剤が完全に除去できないこともゲージが入らない一因となっている。
?浸炭処理時に防炭の代わりとしてボルトを入れることも考えたのですが、左ネジのためボルトが入手できない。
このような問題があるのですが、よい対策方法をご存じでしたら教えて頂けませんでしょうか。
回答 (7件中 6~7件目)
はじめまして、
助言になるかわかりませんが、?の浸炭処理時に防炭剤を塗布している時にはタップはたててあるのでしょうか?
私は、小サイズの下穴を開けてから焼入れ後の再加工がよいと思うのですがいかがですか?
浸炭は1.5MMぐらいしか入らなかったとおもうので・・・
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はじめましてこんばんは。
これといってたいした対策を助言できるわけではないですが・・・、
たとえば?が手段として有効だと仮定して。
特殊なのかどうか詳細が分かりませんが、そのボルトは旋盤で作れませんか?
仮に自社で出来なくともどこかに頼めませんか?
お礼
2004/07/09 08:28
ありがとうございます。
ネジはM12×1.75の左です。
数量が1000個以上必要になるためなかなか社内では難しいところです。
また、投稿してから考えたのですが、ボルトを入れてから熱処理した場合、ネジ穴が縮んでボルトが取れなくなる可能性があります。
また、縮んでも取れる程度のボルトですと結局ゲージが入らなくなってしまい、ボルトを入れる意味がなさそうです。
メーカーに左ネジ用のオーバーサイズタップを見積もりしてもらったのですが非常に高くどうしようかと迷っているところです。
良い案がなければ作るしかないかと考えてはいます。
また何か案がありましたらよろしくお願い致します。
お礼
2004/07/10 08:14
ありがとうございます。
タップ加工を行ってから浸炭処理をしています。
処理後にタップ加工というのは考えていませんでした。
ただ一点不安がありますので教えてください。
製品の浸炭硬化層の要求は0.81.0mmですが下穴に防炭剤を塗布すれば硬化するのはある程度防げると思います。
でも材質が少し特殊なため浸炭処理後の内部硬度がHRC40以上になってしまいます。
このような場合、ドリルとタップの選定はどうなるのでしょうか?
通常の刃具では無理があると思うのですが。
よろしくお願い致します。