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仕様の洗い出し方とは?設計における重要な手法
2023/10/14 08:33
- 仕様の洗い出しは、設計において重要な手法です。仕様を明確にすることで、機能や実際の機構、部品化などを把握しやすくなります。
- 具体的な手法としては、一つのマトリックス表を用いて必要な設計項目を洗い出す方法があります。この手法を使うことで、設計をスムーズに進めることができます。
- しかし、参考資料が手元にない場合は、うまく纏めることが難しいかもしれません。資料を探すか、他の設計者に相談してみると良いでしょう。
仕様の洗い出し方
2005/08/03 21:05
設計において、
仕様→機能→実際の機構→部品化・それぞれの部品の役割→設計の詳細(スキだとか公差だとか)
といった感じで、必要な設計項目の洗い出しを一枚のマトリックス表で行っていた設計手法を過去雑誌か何かで見た記憶があります。
これに近い事が書かれている資料など知っている方いましたら教えてください。
以前、簡単なものですが、この方法で設計を行い比較的スムーズにいった例があります。今回もその時の方法でいこうと考えているのですが、参考資料(具体的な例)が手元に無いとどうもうまく纏められません。
よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
ちょっと違うかもしれませんが
FMEA
http://www.mitsue.co.jp/case/glossary/s_057.html
FTA
のアドレスが見つからんと思ったら
よさげなものが
http://syd.mech.eng.osaka-u.ac.jp/papers/2004/09_jsmeDsgn.pdf
ちなみにFMEA(設計)は、
機能からその不具合が発生する部品を洗い出し、それに対する対策を考えておくこと
FTAは
部品からその部品に不具合が発生したときに起こる機能を洗い出したもの?なんだか違うなぁ
どちらにせよ
発生しうる不具合を、先に予測しておき、それを、設計段階もしくはそれ以前に盛り込んでおこうっていう手法
やっぱり
FTA:故障の木解析(FTA ; Falt Tree Analysis)
だと思うんですが
http://www.geocities.jp/takaro_u/fmea.html
起こしてはならない事象 (トップ事象) を決める。
第1次要因事象を列挙し、 さらに第2次要因を列挙し、 さらに因果関係を追及して基本事象を漏れなく列挙し、 基本事象の確率を見積る。
そこから逆に確率を集計して行き、 トップ事象の確率を求める。
トップ事象の確率が大きいときは確率が最大のルートに対して対策を講じ、 トップ事象の確率が十分に小さくなるまで繰り返す。
リンク先より抜粋
FTAを簡単に説明すると
タイヤの脱輪→ネジが緩んでる→始めはしまっているが、自然に緩む→振動による緩み→ロックタイト塗布
簡単に1次元的に書きましたが
タイヤの脱輪には
ハブの強度不足(某スリーダイヤがリコール騒ぎになったやつ)
車軸強度不足
ネジ強度不足
ネジ閉め忘れ
などなどいろいろ多元的に解答を書いていくものです
FMEA:故障モード影響解析(FMEA ; Falure Mode and Effect Analysis)
タイヤ→脱輪→その原因の推測→対策
両方とも、人間の勘でやるので
思い込み、などがあり、予測できない自称に関してはすっぽり抜けるという話もありますが…
このため、お飾りでやっているところが多い
まじめにやればこれほどいいものはないのですが
これのセミナー等では、FMEAとFTAをいっしょにやるべきものではないと言う人もいますが
表裏一体なので
文書で書く時はFTAで統一
詰まったらFMEAでやってみる
といった風に多元的にやると、抜けが出ないと思います
また、飾りでやるのではなく
何度も回していけば
より、実践に沿ったFTA/FMEAだできると思います
ちょっと、熱く書き込みすぎました
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お礼
2005/08/08 12:39
アドバイスありがとう御座います。
参考にさせていただきます。
私が以前見たものは、一つの表で仕様から設計詳細まで洗い出している
ものでした。具体的には仕様、要求機能、設計対応といったような項があり
それぞれの仕様に対して段階を追って何またどういった設計をすべきかとい
う事を明確にしている具体的な表でした。
例えば、
ユーザが怪我をしないこと→外観上の角を無くす→外観上の角はすべてR3以上とする
といった感じでしょうか。
こういったものの具体的資料がありましたら、また具体的な方法を書いてある資料がありましたら、教えてください。
ははは さん、長い間お返事せず申し訳ありません。
アドバイスありがとうございます。
こういう資料は現場では軽視されがちなのですが、メンバーの意識合わせの
為にも、必要だと感じております。
ご提示の資料など今後参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。