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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:三価クロメート処理の解釈)

三価クロメート処理とは?

2023/10/14 21:18

このQ&Aのポイント
  • 三価クロメート処理は、亜鉛メッキ後に行われる表面処理の一つです。
  • 一般的には亜鉛メッキとの組み合わせで行われることが多いです。
  • 三価クロメート処理としては、三価クロメートのみでのメッキ処理は少ないです。
※ 以下は、質問の原文です

三価クロメート処理の解釈

2006/10/10 09:01

RoHS対応の為、亜鉛メッキ後に三価クロメート処理を施しています。
一般的に三価クロメート処理と言えば『亜鉛メッキ+三価クロメートの表面処理』と考えているのですが、この解釈でよいでしょうか?
また『三価クロメートのみのメッキ処理』というのはあるのでしょうか?
よろしくお願い致します。

回答 (4件中 1~4件目)

2006/10/13 16:06
回答No.4

言葉の定義が不正確なお話をされているようですので、確認します。

まず、「クロメート」は六価のクロムを意味しますので三価クロメートは正しい表現とは言いにくいです。三価クロム化成皮膜(処理)とする方が適切です。

次に、めっき定義が曖昧です。一般的には電解又は無電解で水溶液から金属イオンを金属化して皮膜を形成する方法又は形成された皮膜を指します。企業の設計の方など素人の方は、「三価クロムめっき」と称して、クロムめっきのめっき液が三価クロムを使用している物と本件のような亜鉛めっき+三価クロム化成被膜を混同している人がいますので注意が必要です。

ともあれ、三価クロメートにしろ三価クロム化成被膜にしろ化成被膜であり、めっきは金属被膜ですので、お問い合わせの「三価クロメートのみのめっき処理」は言い換えると、「化成被膜処理のみの金属被膜処理」ですので、存在しません。「三価クロメート(三価クロム化成被膜)のみの表面処理」であれば、他の皆さんの回答になると思います。

次に、他の方の回答に一部、正確でないものがあります。

まず、亜鉛めっき上のクロメートは、約100~800nmの被膜形成をしますので、回答1のピンホールにしみ込むだけの物ではありませんし、そんな簡単に流れ落ちて、効果がなくなるものではありません。

次に、回答3で、「六価クロムは水溶性ですが、三価クロムは不溶性のため防錆の効果は落ちるようです」とされていますが、水に溶けやすい六価クロムが溶けない三価クロムより防錆効果が優れるというのは、正確とは言い難いです。普通に考えれば、回答1の様に、水に溶けやすい物は直ぐに流れて効果が無くなるものです。また、自動車の実車試験を行うと、エンジンルームなどで従来の六価クロメートより三価クロム化成被膜の方が優れているとされています。この説明は長くなるので割愛しますが、
正しくは、「条件により六価クロメートが優れていたり、三価クロム化成被膜が優れていたりする。あるいは変わらない。」です。

お礼

2006/10/14 13:03

有難うございました。
参考にさせて頂きます。

質問者

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質問する
2006/10/10 16:40
回答No.3

クロメート処理可能な金属と不可能な金属があります。
クロメート処理といえば、アルミニウム、亜鉛、カドミウムに施されるのか
一般的なようです(その他にもクロメート処理できる金属ありますが)。
クロメート処理の目的は、KYMさん言われる通り防錆(表面に防食皮膜を
作る)ことです。
クロメート処理不可能な金属として鉄鋼がありますが、亜鉛メッキ後に
亜鉛メッキの上にクロメート処理という形になります。
アルミニウムの場合は、実験室さん指摘の通り直接クロメート処理してます
(別名アロジンとかアロダインとか呼んでます)。
アルミニウムでも防錆だけでなく装飾も兼ねるときには、亜鉛メッキ後に
亜鉛メッキの上にクロメート処理するようです。

『素材or亜鉛メッキ+三価クロメートの表面処理』と考えて頂いたほうが
 良いかと思います。

ちなみに、RoHSで六価から三価に変更しきりですが、六価クロムは水溶性
ですが、三価クロムは不溶性のため防錆の効果は落ちるようです。

お礼

2006/10/11 09:01

詳しい説明有難うございました。
参考にさせて頂きます。

質問者
2006/10/10 10:16
回答No.2

亜鉛ダイカストに直接クロメート処理(6価)という事をした物もあります。
見た目は悪いですが、耐食性はかなり良かったです。
3価クロメートにすると良くなかったですが。

お礼

2006/10/10 10:37

直接クロメート処理もあるんですね。
有難うございました。

質問者
2006/10/10 09:24
回答No.1

クロメートって防錆剤みたいなもの。メッキみたいに金属にはなっていません。亜鉛メッキやクロムメッキの最終処理に用います。
亜鉛メッキはピンホールが多く、クロムメッキも同様で小さなクラックがあります。その欠陥のなかにクロメートを染み込ませて効果を得ていると思います。
だからクロメートだけだと多少防錆効果はあっても、すぐ流れ落ちて効果がないと思います。やっていることにはいろいろ理由があるもんです。

追記です。というか北條様の記載通りです。
ただ、「クロメートは流れ落ちる」という表現は、昔自動車のバンパーなどがメッキされていた時代、長年違法に放置された車から「流れ落ちる」というものであり、クロメート自身の効果を否定するものではありません。表現が幼稚でした。
また、「すぐ」流れ落ちるという表現も大きな間違いです(書き間違い)。クロメートを含め防錆剤は、その効果同様になかなか落ちません。訂正致します。

お礼

2006/10/10 09:41

参考にさせて頂きます。
有難うございました。

質問者

お礼をおくりました

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