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穴加工のバリを防ぐ方法!効果的な工具や加工条件とは?
2023/10/15 11:36
- S50Cの板材にφ1.0、深さ5程度の穴を加工すると表面にバリが出てしまいます。
- バリはツメで引っかかる程度であり、チャンファやオイルストーンで簡単に取り除けます。
- ただし、φ5、深さ2程度の箇所への加工ではバリが出にくい方法が求められます。加工条件や工具の選定が重要です。
穴加工のバリ
2007/08/21 16:47
いつもお世話になっています
表題の穴加工についてなのですが
お知恵を貸してください
材質:S50Cの板材にφ1.0、深さ5程度止まり穴を加工すると
表面にちょっとしたバリが出てしまいます
(ツメで引っかかる程度)
チャンファで軽くなめるか
オイルストーンで擦ればすぐなくなる程度のものなのですが
実際に加工する箇所がφ5、深さ2程度の箇所への加工ですので
出来るならφ1を加工した際にバリを出ないようにしたいのです
現在の加工条件はS6250 F60 G83 Q0.4
です
表面にバリの出ない加工方法もしくは工具等
いい案はないでしょうか
回答 (2件中 1~2件目)
材質にS50Cとありますので、下記の手法が有効に働くかも知れません。
まず、量産的手法であることを前提とお考えください。
母材の加工側へショットピーニングを施します。最適値は探さなければいけませんが表面から50~200μ程度の硬化層が出来ればよいでしょう。これにより表層に加工物より硬い当て板が存在する状態を作れます。前処理工程が増えますが私どもでは効果が出ております。
参考になれば幸いです。
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φ5はエンドミルとすると、加工後、φ2~3くらいのドリル(先端角90度)で、皿形状の加工φ1.2位になるよう加工しφ1で加工してみたらいかがでしょうか。
メリット:φ1のガイドとして使用できる。バリが上面に出にくい。
デメリット:刃物交換と切削時間がかかる。
(φ1穴に面取り可能と仮定した場合ですが)
補足
2007/08/22 08:52
回答ありがとうございます
深い面取りは不可なのです
製品上取れてもほんとにバリが取れる程度の糸面しかできません
あと現在書き忘れていましたが
φ1ドリルの加工の前に
φ0.5のセンターでもみつけはしています
よろしくお願いします