航空機部品加工機械を探しましょう

アルミ大型部品を長時間高速加工するなら牧野フライス製の「ＭＡＧシリーズ」が良いかと思います。
多面ＡＰＣも備えており高能率加工が可能です。又、大量に発生する切り粉処理も機械レイアウト上、門型５軸加工機より圧倒的に有利かと思います。
エアバス向けに開発されたとか聞きましたが…?
ＭＡＧ７で　X 7400× Y 2000× Z 700mm ストローク。A ±17.5°C 360°(無制限) 主軸500～30000rpm の５軸加工機です。
但し、この様な大型機で精度を求められる大型部品（穴ピッチ±0.025とか）だと、機械も重要ですが、設置環境もシビアです。
以前、見学した工場に「ＭＡＧ７」が設置してありましたが、その工場は窓無し真っ暗、機械は半地下埋没状態で据付、温度管理は２０℃±２℃。と言う環境でした。
　加工部品は、航空機機体構造部品でかなり複雑な形状をしており、要求精度を確保するにおいて相当苦労したと聞きました。
　ポイントは温度変化だったそうです。
導入に当たっては、機械選定も大切ですが、設置環境に妥協すると大変な事になります。基礎と温度管理をケチるな。だと思います。

ヨーロッパで、ＣＢＲ－ＡＯさんの言われるように、、牧野フライスさんでの実績を聞きました。もっとも私は、同機器との相性の良い（アルミ～インコネル）クーラントをタイアップしたとの事から聞きました。

そのクーラントメーカーは、BlaserSwissLube社のVasco５０００と聞きました。

　以前、民放か公共放送だったか忘れてしまいましたが、エアバスの鯨みたいに大きい飛行機（型式は覚えていません）の特集をみました。そのとき確か牧野フライスのものが世界で唯一、メーカーの基準をクリアできたと放送していた記憶があります。
　したにURLを張っておきます。

　なにぶん2～3年前の記憶なので違っていたらすみません。

森精機製作所、MAZAK、OKK,オークマ、松浦機械製作所、北村機械、YASDA,ほとんどの日本メーカとドイツメーカDMG等が持っていると思います。
小型部品用ですが。

大型機になると新日本工機、三菱重工業工作機械事業部、オークマ、東芝機械、等色々とあります。

工作物の大きさが、長尺や大型でなければ、マシニングセンターのメーカでよいと思います。
航空機の翼桁等の長尺ものや、ハニカム加工機等になると大型機のメーカになるでしょう。

MAZAK(縦型)やマキノの横型の大型機は航空機用があります。

少なくとも上記のメーカに確認してはいかがですか。
新日本工機　株式会社は案外知られていませんが、航空機部品加工業界では、大型の部品加工機械で、有名です。

選択は大変難しいでしょうが、頑張ってください。
必ず要求精度は事前に相談しなければなりません。
航空機部品は案外ラフな公差が多いですが、それに合わせた機械も多いですから。

CBR-AO様、間違っていたら済みません。メーカーの関係者の方ですか?
確かにMAGシリーズは、NHKで放送されておりましたし私も興味を持ってみておりました。が、御社だけではなく他の優秀な日本の工作機械は、性能的に大きな差が有るわけではないです。ほとんどが高レベルですので。
質問者の方に公平な情報を与えて上げるようにした方がよいと思います。
メーカーの方がみんなでてきたら大変でしょう。