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プラスティックピンの強度測定と原因分析
2023/10/16 04:21
- プラスティックピンの強度測定と原因分析についてまとめました。
- 円盤に2本のピンが立った形状の樹脂一体品の製造で、左右のピンで折れ強度の差異が発生しています。
- ゲート位置の変更を試し、樹脂の特性やフィラーの状態を調査する方法についても検討しています。
プラスティックピンの強度測定と原因分析
2008/08/19 13:25
円盤に2本のピンが立った簡単な形状の、樹脂一体品を金型で製造しています。ところが、左右のピンで折れ強度が異なります。ゲート位置を左右対称に変更しても必ず右のピンが折れてしまい、困っています。樹脂は、カーボンフィラー入りのPPSで、折れた所の拡大写真では、どちらも大きな差異はなく、フィラーも回り込んでいる様子です。どなたか、左右の違いを分析する手段をご存知の方がいらっしゃったら、ご教授願います。
回答 (5件中 1~5件目)
お尋ねの文章だけではよく分かりませんが、左右で何かが違っているはずです。例えば、左右が完全に対象にできていると仮定しましょう。肉厚、ゲートからの距離、樹脂の流れ方など全てが対象(同じ)です。その場合は、破壊する時の力のかかり方(向き、位置、大きさなど)に違いはありませんか?
次に力のかかり方が同じであれば、やはり左右対称を疑って見る必要があります。寸法・肉厚・Rやゲートからの距離や樹脂の流れ方などです。壊れた面を観察すると分かるときもあります。PPSのCF入りでは少々難しいかもしれません。
専門家に相談した方が良いと思います。Googleなどで、「樹脂」、「破壊」、「破損」、「対策」などのキーワードで検索するといくつも出てきます。料金がかかってしまうかもしれませんが、ここで文章だけの相談では限界がありますので、その方が早いと思います。
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1.透明な材料に変更して部品を成型する。
2.成型品に光を当て、偏光グラスで見てみる。
もし、左右のピンに残留応力の偏りがあれば、偏光グラスで覗いたときに見える縞模様が同一ではないはず。
直接的な検証ではありませんが、何かヒントが見つかるかも知れません。
早速の、丁寧なご指導・ご回答を有難うございます。設計図面的には、左右対称でして、右だけに応力がかかる構造ではないのですが、冷却時などの現象なのでしょうか?何か、応力分布などを測れる方法があればよいのですが・・・。ご親切に、ありがとうございます。
他の回答者さんも記述していますが、
応力が集中する形状に、右がなっていませんか?
又は、樹脂体積が左右異なり、冷え方が変わり、右のピンに
冷却時に応力が掛かり、弱くなっている?
等々が考えられます。
確認してみて下さい。
ひとつの可能性としては、ピン部の立ち上がりのRに差がないでしょうか。
応力集中ということがあるのではと推理してみました。
今問題なのは、図面ではなくて現物です。金型の加工時の誤差が
有るのではないかということです。
お礼
2008/08/20 08:50
早速の、丁寧なご指導・ご回答を有難うございます。設計図面的には、左右対称でして、右だけに応力がかかる構造ではないのですが、冷却時などの現象なのでしょうか?何か、応力分布などを測れる方法があればよいのですが・・・。ご親切に、ありがとうございます。
お礼
2008/08/20 08:50
早速の、丁寧なご指導・ご回答を有難うございます。設計図面的には、左右対称でして、右だけに応力がかかる構造ではないのですが、冷却時などの現象なのでしょうか?何か、応力分布などを測れる方法があればよいのですが・・・。ご親切に、ありがとうございます。