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バニシング作用とは?リーマの切削原理を解説
2023/10/16 10:25
- バニシング作用とは、リーマが切削する際に起こる現象の一つです。リーマは、材料の表面にある微細な凹凸を均一に削るために使用されます。
- バニシング作用によって、リーマの切削刃が材料の表面に密着し、摩擦力を生み出します。これにより、切削面から削りカスが引き離され、滑らかな切削が可能となります。
- バニシング作用は、リーマの切削刃と材料表面の摩擦力によって生じるため、適切な摩擦係数や切削速度が重要です。適切な条件でリーマを使用することで、高精度な加工が可能となります。
バニシング作用についておしえてください。
2008/04/30 14:56
前回リーマについて質問してみなさんの回答をもとにあれから自分で勉強したんですけどまたまたひっかかりました。
ふと、思ったんですけどなぜリーマが切削できるのかと。
バニシング作用が関係してると聞きました。
バニシング作用ってなんですか?
リーマはなぜ切削できるんですか教えてください。
回答 (2件中 1~2件目)
>なぜリーマが切削できるのかと
下穴径よりわずかに大きな刃物で押し広げながら切削する工具です。
先端部のさそい、又はゆるいテーパー角度をもっています。
一般的なリーマは「穴の軸にに対してほぼ平行の切れ刃」を持っている為に
切削する刃長が短く、径方向に直角の切削になり切削抵抗も大きくなる
傾向にあります(表面粗さが粗い)
日研のブローチリーマ等は、刃にねじれを持たす事で刃長を長くでき、
よりエンドミル等の切削に近い状態で加工が可能です(表面粗さが良い)
>バニシング作用ってなんですか
理論は Kさん の回答の通りです。
バニシング工具としてはいくつかの種類があります。
1.バニシングツール(ローラータイプ・シングルポイントタイプ)
加工表面を塑性加工しながら精度と面荒さ、表面硬度の向上を目的とする。
2.バニシングリーマ・ドリル
刃物の2番(逃げ面)の角度をわざと小さくしR状の形状で2番をこすりながら加工します。
主に鋳物・アルミ材の加工に使用されます。
株式会社スギノマシン(ローラーバニシング)
http://www.sugino.com/products/yoto/roller_b.html
バニシングツール株式会社(バニシングリーマ・ドリル)
http://www.btktool.co.jp/products/bdr07.html
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バニシング(Burnishing)とは
材料表面に工具を押し付けながら滑らせ、材料表面層だけを塑性変形させることによって、表面を平滑に仕上げるとともに加工硬化させ、材料の疲労強度や耐摩耗性を向上させつ方法の事です。