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フライス加工で切削油を使う時と使わない時の基準
2023/10/16 13:22
- フライス加工において切削油を使用するかどうかは、作業内容による
- 正面フライスなどの荒加工では切削油を使用しないことが一般的
- しかし、仕上げ加工では切削油を使用することがあります
フライス加工において切削油を使う時と使わない時
2008/03/09 22:11
フライス加工において切削油を使う時と使わない時
の基準を教えてください。
正面フライス エンドミルなど
正面フライスは油は荒 仕上げ共に使わないですか?
回答 (6件中 1~5件目)
はじめまして。
他の人の助言を求めるより、機械に携わっているのなら
自分で色々試した方が、身に付きますよ。
正面フライスと言っても、色々種類もありますし、
御社の機械にもよると思います。
勝手ながら・・・・
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機械のカバー関係やクーラントタンクの容量・油性の切削油かどうかによっても判断が変ることがあります。
エンドミルの場合
基本的に切粉の排出を良くする為に 水系・油系・エアーなどを使い分けます。
回答(4)の御答えの通り CBNや超硬のエンドミルの場合はエアーで切粉を飛ばすと言うような感覚です。
フライスの場合
多くの作業者はドライ加工で仕事をしています。
仕事量(切削量)が多い為熱の発生が大きくなります。
切削油をかけ続けても良いですが、油量や発熱によるクーラントの温度上昇
や、油性の場合は発煙の問題もあります。(ミストクリナーが付いていれば対策は可能)
作業者によっては、ワークに一度油を掛けてから、切削はドライと言う人もいます。(煙は結構出ますが)
最初に書いたとおり、機械の仕様や工場の環境、ISOの取得の状況等で変ってきます。
>温度を下げるために油をかけて温度を下げないといけないような
気がしましたが、
煙の方を優先ということでしょうか?
最初に書いたように、機械仕様等によって使い分けが出来ます。
全閉形のカバー+ミストコレクター+クーラントのチラーユニット が装備されていれば問題ありません。
>ドライで加工して発生した熱による問題というものがある
場合はあるのでしょうか?
ドライ切削の場合はテーブル上や機械カバーに切粉が堆積して機械の温度に影響がありますが、大部分の熱は大気中に放出されます。
クーラントをかけた場合はクーラントに熱が移ります。
もう一つ、選択基準として、超硬での高硬度材の切削では刃先温度の上昇が必須条件であることです。高温にすることで高温下での軟化程度の差を利用しているので冷却は逆効果ですしセラミックなどのチップでは熱衝撃で割れます。
補足
2008/03/13 21:36
ありがとうございます。
超硬での高硬度材の切削の場合はあえて油を使わずに高温にすることによって
材料を熱で軟化させて切削しやすくするということでしょうか?
掃除をしたくないときはかけないときが多いです
切削油をふき取るのとバイスを掃除するのが大変なので。
オイルミストはよくかけています。掃除が楽なので。
連続重切削でオイルミストでは持たないと思ったときは使います。
鉄系の加工ではドライ加工はあまり行いません
単品加工ならよいかもしれないですが量産加工では刃具寿命が短くなり現実味がありません
ドライ加工は鋳物の加工くらいでしょう
非鉄ならばドライで行う場合が増えますが穴加工には油剤が必要でしょう
加工条件はまず何を削るかで大きく変わります
補足
2008/03/13 21:44
回答ありがとうございます。
>仕事量(切削量)が多い為熱の発生が大きくなります
疑問ですが、切削量が多くて熱の発生が大きくなると
温度を下げるために油をかけて温度を下げないといけないような
気がしましたが、
煙の方を優先ということでしょうか?
ドライで加工して発生した熱による問題というものがある
場合はあるのでしょうか?