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金属同士の固着
2009/12/17 00:30
金属同士で摩擦によって焼きつきや固着が見られます.
これは表面エネルギーによって原子の拡散が起こるからなのでしょうか?
詳しく知っている方教えてください.
回答 (3件中 1~3件目)
摩擦溶接や摩擦圧接は、その焼きつきを利用し、金属同士の接合をするものです。
詳細は、その資料から確認下さい。
参考に、URLで紹介しますが、できれば
“摩擦溶接”や“摩擦圧接”で用語検索するか、図書館等でその書籍を確認してみて下さい。
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金属表面には酸化皮膜や汚れ・吸着ガスなどがあり、この酸化皮膜の層が存
在するため結合するほど原子位置が近づくこと(金属結晶における原子間距離
に達すること)は出来ません。摩擦圧接の場合、これらの層を排出・除去で
き,高温・高加圧することで結晶粒が微細化され完全な結合(金属結晶の配
列)が可能となります。
下記サイトから抜粋しました。
摩擦を働かせるのなら、局部的に摩擦熱で溶融して固着する現象の方が強いでしょう。
金属は摩擦がない静止状態、常温、かつ面同士が清浄、(押付け圧が強い)であっても<表面エネルギーによって原子の拡散>が生じ固着します。
摩擦によって溶融までには達しなくとも、温度、清浄度の条件が固着しやすい条件になることもあると思います。
『表面活性化常温接合』が一般的なのか別の用語があるか忘れてしまいましたが