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リーマ止まり穴加工の方法と問題解決法
2023/10/17 20:26
- H7の止まり穴加工の方法がわからない問題について解説します。
- リーマを使用すると穴がテーパーになってしまう問題について解決策を提案します。
- 切くず詰まりや工具の底が当たった時の問題に対する解決方法をご紹介します。
リーマ止まり穴加工
2009/02/18 07:30
H7の止まり穴加工の方法がわかりません。リーマを使うと穴がテーパーになってしまいます(リーマの先にテーパー部分があるため)。特殊なボーリングバーを購入しないとできないのでしょうか。 また、切くずが詰まりやすかったり、最後の穴底に工具の底が当たった時にもまれて穴が駄目になるという問題にはどういう方法で加工すればよいでしょうか。
初歩な質問ですがお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
返事を遅れてすみませんでした。
1)H7長穴のように仕上げ径より小径エンドミルでコンタリングですよ。
汎用機のときはキー溝用のプラス公差のエンドミルを購入して(ハイス)突付いた事もありますが、今では、補正機能で大きくも小さくも自在ですから、汎用機でH7長穴の手間と時間とコストでもです。
只、量産品や穴位置精度や真円度などは、リーマやボーリングの安定性は叶いませんので長穴は別としてリーマ加工を選択します。
2)リードなのですが、止め穴H7穴深さ○○とあるときですが、当社では、ほぼ位置決めピン用穴なので、有効長さ○○なので、H7栓ゲージが○○入ればOKなのでたとえば径6.00H7深さ10ミリだとすると
下穴5.5ショートドリル(肩まで11ミリ)>5.9のエンドミルで突付くか、円弧切削かヘリカル切削(5.96~5.97狙い深さ11ミリ)で>面取り>6.00超硬(0.8食い付き幅)で深さ10.8>完成
で問題ないのですが、深さ方向に余裕が無い場合は、円弧切削で仕上げるか、各メーカーあいますが、日研のミルリーマの止まり穴用(リード無し)
ではないでしょうか?
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1)工具でも、止まり穴用のリーマもあります。
2)当社はリード(食い付き幅)の少ない超硬リーマを多用しています。
3)加工製品で止まり穴H7穴とH7長穴がセットのなったのがある為、両方エンドミルにて加工してます。
4)ハンドリーマの先端リードをカットしてもリードがまるっきりないと、穴径精度が安定しませんでした。
メーカーじゃなくユーザー側の人間です
加工屋さんに問合せてなるほど・・・と思ったことがあります
例えばハンドリーマは先端が噛み付き良くするためにテーパになっていて
あとはストレートですよね?
テーパ部分をカットしたものを仕上げ用に用いればいいのです
これで自分は設計する際の自由度が広がりました
この話に便乗して一本ほど作ってもらったことがあります
解りにくい回答だったかもしれませんが
参考になれば幸いです
お礼
2009/02/19 05:20
有難うございます。
一度、試しにやってみたいと思います。
径が分からないので参考ですが、止まり穴の底の壁をキーシートカッタでぬすんで逃がしを設けます。(穴が8?であれば穴底の壁を8.5?にする。幅は3?くらい)
日研のSRS-F形(タフカットスキルリーマ底刃付き)をお試し下さい。
先端の呼び込みが最小です。
お礼
2009/02/19 05:32
有難うございます。
ホームページ参考しました。
お礼
2009/02/19 05:17
有難うございます。
<加工製品で止まり穴H7穴とH7長穴がセットのなったのがある為、両方エンドミルにて加工してます。>
これは、コンタリング加工で円弧切削をしているということでしょうか
それとも、直接エンドミルで突いているのでしょうか
<止まり穴用のリーマもあります。>
このリーマはリードがまったく付いていないものなのでしょうか。それとも底刃のまわりをわずかにカットして食いつきやすくしているものなのでしょうか。