油圧回路の組み方

Question

油圧の回路を初めて組みますがわからないことがあるため質問させていただきます。
　　　油圧ポンプ→配管→2ポートの電磁制御弁→ノズル

という順番に接続し、油圧ポンプは常時ONで、信号が入った場合に制御弁が開き、ノズルから油が出るようにしたいと考えています。
制御弁が閉じている場合でもポンプはONのため、配管内の圧力が上昇し、モーターへ過電流が流れ破損するよいったことは起こるのでしょうか？
途中にリリーフ弁を接続しないといけないのでしょうか?
モータの出力は0.1kWで流量は正確にはわからないのですが、5ℓ/m位になると思います。

皆様、ご回答ありがとうございます。
私、油圧回路を組むのは初めてでよくわかっていないのですが、
用途はmytec様がおっしゃっているようにクーラントを出すためです。
ボール盤でネジを切る時にかける程度ですので非常に低圧になるかと思います。

Accepted Answer

>>ボール盤でネジを切る時にかける程度ですので非常に低圧になるかと思います。
液体の場合、

閉めた時に圧力が上がりっぱなしになり　シャレにならないのです

一番簡素な油圧回路

ポンプ　--------バルブ１----　吐出
　｜　　　　｜
　｜　　　バルブ２
　｜　　　　｜
　　タンク

バルブ２を半開きにしてリリーフ弁代わりに使います
完全に閉めると　回路が壊れる可能性もありますが
流量コントロールも出来て、手抜きには簡単です

または、３ポートの電磁弁を使って
同様な回路にしてもいいです

注
（ポンプが小さくても、圧力はすぐ上がりますよ）

Answer

基本的に情報不足です。

0.1kwと非常に小型ですね。
＞ノズルから油が出るようにしたい・・・

どの位の粘度の油でしょう？

文面から想像するとクーラントの回路のようにも思える。
浸漬タイプのクーラントポンプならリリーフは必要ないですね。

機器の潤滑回路によく使うトロコイドだと 0.1kwで 6ℓ/m位(VG46時)
これだとリリーフは必要です。
ポンプ自体にリリーフの付いた機種を推薦します。

リリーフの目的は「安全の為と調圧」です。
※添付URLの P56にリリーフの使用法の記載が有ります。

検討されている機種がわかれば・・・・・

Answer

油圧回路では回路の急激な遮断は急な圧力変化を伴ないます。一般的には
アキュミュレータを設けたり，圧力センサーで圧力を関し制御する方法を取
られると思います。一例を添付しておきます。

訂正します。関し制御→監視制御(一定圧を越えたとき、リリーフ弁で圧力を開放)

Answer

液体は空気と違い圧縮しない
濡れ性も高く漏れないので
密閉回路で圧力をかけるとポンプに負荷がもろかかります
（小学校の頃やった、注射器に水と空気を入れて実験してると思います）

そのため、リリーフや
圧力センサーを付けて
一定圧まで上がったら　ポンプを止めたりリーリーフグさせたりする

http://www.sanwapump.co.jp/special/story/01_08.html
こーゆう（羽根車式の）ポンプだと、羽が空回りするだけなので　多少は持つけど
ポンプメーカーは推奨していない

Answer

HOME>油圧空気圧講座>講座TOP>回路設計
http://www.ishinotec.com/Lecture/circut/index.html
基本的な回路の動作説明

油圧回路の組み方と注意点