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アクリル板に溝入れ0.1mm
2023/10/18 14:19
- アクリル板に刃径0.1mm深さ0.1mmの直線溝を掘る方法について
- マシニングの最高回転や切削条件など、アクリル板に溝を掘るための具体的な指示
- エンドミル折損を防ぐためのアドバイス
アクリル板に溝入れ0.1mm
2011/08/12 13:54
アクリル板に刃径0.1mm深さ0.1mmの直線溝を掘りたいのですが、切削条件などが分からず困っています。
マシニングの最高回転は10000で、40番、切削油はエマルジョンタイプです。
0.1のエンドミルは高価なので、折損が心配です。
どうか良いアドバイスをお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
回答(1)再出
#1では様子見で暈した回答をしましたが、他の回答を拝見して追記
いたします。
1.回転速度(n10,000)と送り速度(vf100)のファーストトライ値を記載
→切込み量次第でトライアンドエラー。
小生は切込み0.025×4回 ぐらいを想定。
#6さんが書かれているように、切込み0.01ならば送りは上げられる
でしょう。
2.クーラント有無を記載せず
→ワークの切削距離が長くないのであれば、ドライ(エアブロー)でも
イケそうな気がしますし、ワークとしてNGでなければクーラント
を用いてもよろしいかと。
#6さんが書かれているように、エアブローorクーラントのかけ方に
ノウハウ有り。
刃先に直接当てると折損を誘発する恐れがあるので、切削ポイントの
少し前方にかけて、切りくずを流すような感じで排出させることを
お勧めします。
<閑話休題>
#3さんが書かれたヘール加工について。
昔々、とある工作機械関係のシンポジウムで、長老の方が、
「ヘールバイトを使用していない場合、ヘール加工と称しては駄目」
と熱弁をふるっていました。氏曰く、「シェービング加工」と呼ばな
くてはいけないそうです。
とはいっても、マシニングセンタによるヘール加工は、業界で定着し
ていますよね。
因みに、三菱○工は、主軸C軸機能付きのマシニングセンタを、
シェービングセンタの名称でPRしていました。
(これも昔々のお話です)
あいかわらずの長文読破。
喧嘩する気はないが...
>もちろん10mmのエンドミルで10mm突っ込もうという奴は
>加工知らない奴です
鋼やアルミならばφ10×1Dのソリッドエンドミルの溝加工なんて
相応の工具を選定すれば何でもない加工です。
>0.01mmのエンドミルの周速は
>3.14*0.01*10000/1000=0.31m/min
計算は正しいが、今回の案件はφ0.1だから、vc3.1m/minです。
>φ10mm のエンドミルなら
>100rpmで加工してるのと同等 ← この回転数で 溶着がどうたら
>こうたらの問題は発生しない
あとから10min-1に訂正されてますが、上記vc3.1m/minにより100min-1
で間違いありません。
そして、φ10で100min-1は、
切削速度が遅い=切削抵抗が高い&切り屑離れが悪い
ので、溶着がどうたらこうたらの問題が正に発生しやすいと考えます。
と考えれば、エアブローやクーラントは必要な感じですね。
なお、ご回答を拝読して、小生のミスにも気が付きました(深謝)。
送りのファーストトライ値に刃数を考慮していませんでした。
φ0.1ならば2枚刃なので、vf200mm/minからのスタートですね。
(決して殺されるような送りではないと思いますが、回転速度をUPできれ
ば送りもUPできる)
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その他の回答 (8件中 1~5件目)
>あくりる=溶ける われるなど レスが付きますが、まず溶けたことはありません
割れるは、<現場研修>の方が切削シロを過大にして、ワークをバイスから浮かせてしまうとか、手持ちのボール盤の場合。従って0.1mmの微細加工では起こり得ない。
溶けるはありますよ。切削液が途切れても暫くなら大丈夫だが、エアー吹きは向きが悪いなら短時間でもそうなる。刃物とワークの摩擦よりも切粉とワークの摩擦で起きやすいと考える。但しこの場合は加工が浅いので起こりにくいとは予想。
YouTubeの例は、結果オーライだが、端で見ていたなら、エアー、切削液どららか掛けるようにはアド・バイスしたくなる。
レベルが違いすぎるとの批判が出るのは承知で
プリント基板穴あけのトラブルに?スミア?という現象。
http://www.uniontool.co.jp/pdf/tech/jpca-pcb/jpca-pcb_201005.pdf
6.4レジンスミア
切り屑が溶けるか軟化して加工した穴に付着。ドリルと穴の摩擦で起きるが、切り屑がトリル溝に溜まって詰まると更に発生しやすい。刃が摩耗し切れ味が悪くなることが根本原因。
お礼
2011/08/17 15:37
アクリルの加工は未経験でしたので、いろんな心配がありました。
出口付近で欠けるとか、溶着するとか・・・
今回は刃径が0.1?とあって心配でした。
いっつも
あくりる=溶ける われるなど レスが付きますが
まず溶けたことはありません
ちゃんと切れる工具を使えば 切削してくれます
(深溝で熱がこもれば別ですが)
割れる のも
貫通時にワークが持ち上がり 割れるのが大半で
今回のように深さ0.1 mm で 溝幅0.1 なら 割れる前に
工具が吹っ飛ぶ
ボトルネックなのは工具が高い
やったことない
折れそう
という恐怖だけで
実際やってみると
何だ簡単じゃん というレベル
工具もルートを買えると安く買えます
恐怖心をなくすために
スケールを100倍してください
φ10 のエンドミルで 溝幅10 深さ10 の溝を掘る ようなものです
いたって普通の加工です ← 公差ないし 面あらさもない
もちろん10mmのエンドミルで 10mm 突っ込もうという奴は 加工知らない奴です
出来れば 6~8mm のエンドミルで荒加工したいですが
0.1mm 以下のエンドミル が存在しないので 出来ないことです
そのため切り込みを浅くし ちまちま削っていくのですが 3mm位?(0.03)
スケールは100倍でも強度は100倍ではないので
その辺の加減を見てください
↑
先の回答2では 0.02 にしましたが
0.01でもいいと思う
切削水・エアー は ゆるめで かけなくてもいいくらいです
キリコの自己カミが怖いけど
しょせん相手は樹脂 & 切り込み少なければゴミのようなもの
冷却より
風圧や水圧で刃先が吹っ飛ぶほうが怖い
エンドミル径0.1 mm はシャープの芯より細い
そんなもんに 水道水をホースでぶっかけたらどうなるか? 素人でもわかる
1刃当たりの送りは0.1でもZが浅ければ全然問題ないです
>>逆に切削回転数や速度を落とした方がよいと聞いた事があります。
誰にきいたのか知らないけど
所詮樹脂なので回せるだけ回す のが 樹脂加工
逆に回せるだけ回して鏡面加工するのが樹脂加工です
http://www.youtube.com/watch?v=vmZgwYPWz38
途中エアーガンでキリコ吹きとばしている程度
最後のほうに
エンドミル加工でD分突っ込んでいるが
さすがに0.1のエンドミルで0.1は突っ込めない
アップカットでやってるのは 面なら荒さよくするため
鉄と違い アップとダウンの差はない
↑
この辺語ると長くなる
http://www.u-corp.co.jp/TEC/t-tec/tec06.html#
タイがいい見本
まあ、使用工具は書いてないけど
加工知ってるやつなら
このエッジを出すのに どのくらいのエンドミル(径)で
加工してるのかわかる
スルーする奴は 脱着君
長文 復活
喧嘩する気はないが
0.01mmのエンドミルの周速は
3.14*0.01*10000/1000=0.31m/min
http://www.asahikougu.co.jp/asahi-hp/gijyutu/jyouken-em/index2.html
材質別周速一覧
アクリルずばりはないが
http://www.asahikougu.co.jp/asahi-hp/gijyutu/jyouken-em/index3.html
桁違いに遅い
φ10mm のエンドミルなら
100rpmで加工してるのと同等 ← この回転数で 溶着がどうたらこうたらの問題は発生しない
周速=発熱量
(発熱(切削)→冷却(空振り)のサイクル)
また、アクリルは熱伝導が非常に悪い
(アクリル自体は温まりにくい)
また比熱も悪く
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/netuworld/syoutai/hinetu2.html
比熱は質量の影響が高い
切削されたキリコは非常に薄いので冷めやすい←0.1mm のエンドミルから排出される キリコの厚さって
エンドミルのは先も0.1mm
エンドミル加工で普通の加工ならキリコつまりがなければ(切れない刃物や深堀は別)まず溶けない
↑
キリコつまりは 鉄だろうがアルミだろうがなんであれ 基本中の基本なので
アクリルに限ったことではない
切れない刃物は問題外だし
今回は0.1mm と非常に浅い(1Dの加工だけどね)
もちろん0.1mm 突っ込めば(深穴) 溶着とか問題が発生するが それ以前に 刃先が飛んでいく 0.1mmのエンドミル
↑
ほかにも
なので問題になるのは
送りと切りこみ量
送りは回転数 の比で計算できるので
ほかの回答者のいう
100mm/min で
1回転数当たりの送りは
100/10000=0.01(刃当たりは0.005)
φ10の(100rpm)エンドミルだと
100*0.01=1mm/min ← 何それ止まってるの 怒られる加工です
そんなレベルの加工ですよ
抑えるところは抑えれば恐れることはない 加工です
回等7 の抜粋
6.4レジンスミア
略
早すぎる切削速度や切れ刃摩耗による切削温度上昇に 略 周速 200m/min 略
0.01mmのエンドミルの周速は
3.14*0.01*10000/1000=0.31m/min
遅すぎる周速なんですが
誤記訂正
φ10mm のエンドミルなら100rpmで加工してるのと同等
(1000*0.314)/(PI()*10)=10rpm でした
その後の送りも
φ10の(100rpm)エンドミルだと
100*0.01=1mm/min ← 何それ止まってるの 怒られる加工です
10x0.01=0.1mm/min ← 殺されるレベルです
お礼
2011/08/17 16:34
ご丁寧な回答ありがとうございました。
なにせ、初めての加工でしたので、心配でした。
やってしまえば、簡単なレベルかもしれませんが、刃が0.1にびびっています。参考にします。
回答(3)
サイドカッター
ヘール加工
に大賛成。
サイドカッターは振れ無く取り付けるのに苦労するが。
ヘール加工は、液晶導光板などの金型に多用されている。
それはさておき、溝加工の前に、平面を仕上げる必要があるのでは?
サイズが大きく、平面を削らないなら、平行にセッティングするのに苦労するはず。
エンドミル切削では切粉詰まりが問題になる。そのためにも切削液の圧を上げてピンポイントで掛ける工夫を。エアーの方が易しいが、いずれが良いのか判らない。冷却不充分なら切粉が溶着することも生じる。
お礼
2011/08/17 16:24
もちろん平面は仕上げています。
エンドミルの切粉は切り込みを少なくし、切削油で対処したいと思います。
しかしサイドカッターもすごい刃があるんですね。
勉強になりました。
最近は、こういう内容まで“マシニングセンター”みたいな物で加工するのでしょうか?
直線溝の使用用途が不明ですが、ケガキ針のような物をセットした冶具を製作し、
昔は加工していました。(大工さんの鉋のような物で縦刃+サイドガイド)
ところで、比較的軟らかい樹脂の加工は、切削回転数や速度、切り込み量をアップさせて
通常行います。(樹脂割れ等が発生しない程度に)
ですが、このような場合は、逆に切削回転数や速度を落とした方がよいと聞いた事があります。
(切り込み量は、0.1mmなので関係がありません)
現役に近い加工屋さんの回答と異なって恐縮ですが、硬い鉄鋼を加工する場合のエンドミル
周速度を参考に回転数を割り出し、5~10mm/sec送り位でが無難と思います。
お礼
2011/08/17 16:17
社長が同じことを言ってました。
ジグを作ったり、精度などを踏まえると却下されました。
溝の幅と深さは承知したが長さは?
ワークの寸法と精度もわからない
古いタイプの考え方かも知れないが
サイドカッターという選択肢は無いのかな?
http://www.matool.jp/
立型のMCならワークを横にしてクランプは可能?
牧野がやっていたヘール加工も直線なら他社でも応用できる
http://www.makino.co.jp/jp/processing/parts/005.html
加工時間の制約がゆるいならエンドミルでも良いとは思うが。
お礼
2011/08/17 16:13
サイドカッターは頭にありませんでした。
まさか、0.1の刃があるとは思いませんでした。
刃厚0.05のサイドカッターがあるとは・・・
いい勉強になりました。
お礼
2011/08/17 15:28
N=10000,F=200,切り込み0.01でやってみます。
樹脂なので負荷はそれほど無いと思いますが、溶着が心配でした。