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機械購入でリースか 買い取りか
2012/01/31 11:36
零細企業の個人経営の町工場主です。この3月新しく1000万から1500万くらいの予算でNC旋盤を購入したいと考えております。
いままでは中古機械を購入しておりましたが今回は新品の購入を考えております。そこで
リースと銀行からの資金の借り入れによる返済とどちらが有利なのか
意見をお聞かせ願えたら幸いです。
ちなみにリースで機械を購入した経験はありません。
回答 (5件中 1~5件目)
機械屋でございます。
リースのメリット
1.支払額が全額損金計上できる -----利益が上がっていると有利
2.動産総合保険(機械保険)が付いている--事故での修理ができる
3.支払い期間が長い
4.決算3期分の提出だけで銀行のように条件はきつくない。
5.固定資産などの計算不要
デメリット
1.長期間支払いが固定(一般的に7年 84回)
2.資産にならない(売却が出来ない)
3.契約内容によっては返却時の運賃が必要
4.トータルの支払額が高い
5.契約期間は基本的に返却不能
私のおすすめ
リース会社での割賦
回数は60回(5年)が最長だが
3年程度 頑張れば話し合いで市場での売却可能
3年落ちなら人気商品の場合購入価格の半分程度にはなると想像するが
その場合はお金も少し返ってくる計算・・・?
当然資産計上しなくてはならないし 保険も別途必要だが
審査もリースと同じなので
銀行は 運転資金 設備は リース会社 でどうですか。
※最近は オペレーションリース という契約もあるが・・・
内容はリース会社に確認して下さい。
リスクマネージメントの問題です。
考えたくはないが
景気の状況や親会社の都合で仕事が無くなる・・・・・!!
経営内容に合わせて 固定費の負担割合をどうするのか?
お察しの通り 私の本業は 工作機械の販売商社
他に色々と手を出しているが技術系の仕事は好きが転じての事
機械を購入すると言う事は
その機械を使って儲ける為でしょう
販売する側は売る事で儲けるのだが・・・
「お客様に儲けてもらう為に機械を買ってもらう」
根本的にそう言う意識が重要と考えます。
その為に技術のみならず経営(経理)や多方面の知識も必要なんだが・・・
機械は動きだけ
実際に削っているのは刃物
品物を取付けるのは チャックやバイス・治具など
他にも色々と必要なものはたくさんある。
人間(作業者)の問題も含め これらが無くして加工は不可能
機械と同じくらい重要なポイント
そうそう
>この場合 銀行との金利差でしょうね
金利だけではなく 担保や保証人の問題もあります。
総合的な判断で多くの町工場には リース会社での割賦(月賦)をお勧めしています。
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固定資産税が30~40%なんて製造業ばたばた潰れます。
通常残存価格の1.4%ほどです。
リースは毎年同じ経費が掛かります、
買い取りの場合借り入れ利息と償却ですよね、償却が定率の場合毎年償却額が減っていきます。
この辺も考慮すべきではないですか、だんだん償却が済み負担が軽くなる方を選ぶか、同じ経費でリースが終わるのを待つか。
ちなみに300万円以上の新品なら特別償却があります。
リースなら機械代の7%税額控除、買い取りなら7%税額控除か30%の上乗せ償却。
今期もうけすぎて税金をあまり払いたくないのなら、買い取りで30%の特別償却を選ぶのも手ですね。
ただし特別償却は固定資産税の残存価格に反映されません、法人税上では償却されても、固定資産税上では償却されない形になります。
回答1さん平成19年4月以降に取得したものについては、
償却可能限度額が廃止され、残存価格1円まで償却できるようになってますよ。
お礼
2012/02/02 10:23
justさんは詳しい方ですね。専門的な意見をありがとうございました。
リースが有利か 買取が有利か・・・との問いに関しては 償却や特別償却も考慮すべき・・・とのご意見でしょうか
このあたりの知識は 契約している税理士に専門的なアドバイスを聞いてみることにしますが 今月の帳面つけのときに チラっと設備投資に関して におわせたところ リースに関しては総額が多くなるからと 否定的見解でした。
返済期間を短くでき、また自己資金である程度一括で支払えるお金があるなら、借り入れて買い取る方が良いように思います。
リースの場合は割高になるのではないでしょうか。
というのが一般的なのでしょう。
うちは、前に機械を買った時に月々の支払いを小さくするため、借り入れ期間を長期にしたらしく、20年以上もの間返済をしておりました。金利もバブルの頃の高いもので、途中何度も借り換えしましたが、結果的に倍程度のお金を払ったのではないでしょうか。
で、ようやく去年終わったのですが、銀行を儲けさしただけで、銀行との関係は良好なのでしょうが、私の方が銀行と機械商社に対する不信感が増しただけでした。
なぜなら20数年先に返済の済んでいない機械が、まともなサービスを受けられるわけないし、銀行の目先の利益のためにそのような借り入れプランを提示すること自体、事業者としては??ですから。また、それらを提示しない機械商社も同じ。
私が機械を買う段になったときは、それが頭にあったので機械商社さん(当然、当時とは別会社)と相談し、保険込みでリースにしました。
結果7年で終え、現在は1/10でまもなく3年目に入ります。
リースの場合は、リース料の支払いが困難になった場合、銀行から運転資金として借りてそれに充てるという方法もとれますし、いざとなれば違約金は発生しますが、中途解約もできないことないですので、ある程度の自由度はあるのではないかと考えます。
まあ、参考のため私の負の事例を………。
お礼
2012/02/02 08:02
ご意見ありがとうございました。拝見していくと 「やっぱリースかなぁ」って気になってきました。ケースバイケースなんでしょうね 。
地元の金融機関から現在 運転資金を1.5%の年率で借り入れております。現在の月ベースの支払いは約10万円なんですが 1500万の機械のリース料を考えると
負担が倍以上にはなるわけで・・・そこで 新たなる一括返済 か リースか
となるわけです。
昔は、お金が無いや信用がない処がリースすると言われていました。
でも、最近の情勢では、どちらが有利かは判りません。
ですが、銀行の信用を得ているなら、銀行から資金を借り入れて機械購入でしょう。
金銭的にはあまり変わらないと、リース会社はリースが有利なように記述するでしょうし、
銀行は借入期間と利息を含めた返済金額提示となるでしょう。
ですから、リース会社さんに、その比較のようなものがあると思うので、比較材料を
作成して決定となるでしょう。(貴殿が記述しているように。)
但し、銀行に利息を払って返済金額を返済することは、銀行を儲けさせてあげている、
よいお得意さんとなっていることになります。
これは、銀行に対して実績を積んだことになります。
これが信用になり、今後またお金を借りる時に有利になるから、銀行でとアドバイスしました。
(だけど、最近は銀行もその論理が崩れかけているので、???でもあります)
また、借り易い処で片っ端からお金を借りているとの噂がたっても…だし。
御免なさい、昔人間的なアドバイスで。
回答(5)の mytec さんの回答に、満足度の最高ランクを入れました。
すばらし~です。
お礼
2012/01/31 22:19
ありがとうございました。参考にさせていただきます。私のところでは銀行の借り入れが継続的にあって 運転資金は銀行なしではやっていけません。今後とも銀行との友好関係はあっても良いのですが 今回はそれと切り離して どっちにメリットが多いかで決めたいと思っております。またアドバイスください。
リースに関し、詳しくは判りませんが…
リースの場合、リース会社が設備を購入し、購入代金+諸経費を契約月数で支払うのが通常です。
(リース年数も長くて6年ぐらいかと思います)
購入の場合、元本+利子を支払い月数で割ります。
(何年で支払っていくかにより月額は変わりますし)
これに固定資産税(今は年40%ですか)かかります。
リースの場合、1回目のリース満了後継続する場合、リース代は1/10ぐらいに減りますが、使い続ける以上支払いは発生します。
また、何らかの改造する場合、事前にリース会社に申し出て承認を得なければなりません。
どちらが得か判りませんが、購入した方が御社の資産になりますし、その方が万一の時の資金繰りにも使えますし…できるなら購入の方が良いのではないでしょうか。
とりあえず、メーカから設備の見積を取って、銀行・リース会社両方の見積(支払条件)で決めたら良いかと思います。
税率40%は大企業の場合です。
申し訳ありません。
ネットでは、資本金1億以下の場合、30%ってなってましたね。
(法人税が30%で固定資産に関わる税率は?ですが、小生が前に経理に聞いた時は、材料や仕掛品、完成品の在庫などの資産にも40%かかるとの事です…毎年です)
また、機械設備導入の優遇措置もあるようですね。
経理の専門屋に聞いてみるといいかもしれません。
言葉足らずでした。
固定資産税は、購入時から毎年減価償却していきますよね。
その残った簿価(価値)に対して毎年かけられます。
御社の償却年数が何年かわかりませんが、償却が終了しても滅却しない限り購入金額の5%はずっと残ります。
お礼
2012/01/31 22:14
こんばんわいろいろとありがとうございました。参考にさせていただきます。
6~7年のリースが終わってから 継続したいときには10分の1に毎月の支払が変化するんですね
。でもその時点では銀行の借り入れの返済のほうが総額安くなるんですよね。
悩みますねー リースなら借りているだけなんで固定資産税もかかりませんからね その40%ってのに引っかかるんですが 1000万円の機械の購入で年率40%って 1年間ですか?
言われておりますように まず見積もってもらってから 双方で金額出してもらって比べてみます。
自分的には今の時点ではよくわからないんですよね。
お礼
2012/02/02 10:31
mytecさんは商社筋の方でしょうか・・・ 売り側のご意見をありがとうございました。 売る側と買う側では立場が 真っ向から違うわけですが 売る側だからこそ言える 買う側の有利な選択 ってあると思うんです。でも
ご意見を拝見すると やっぱ一長一短なんでしょうかね?
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.支払額が全額損金計上できる -----利益が上がっていると有利
これはわかります。しかし現状 利益といっても薄利で赤字にこそならないですが 黒字継続の環境でもありません。
2.動産総合保険(機械保険)が付いている--事故での修理ができる
これもわかります。買取にした場合 自分で同程度の保険に入ると年いくらくらいになるんでしょうか??
3.支払い期間が長い
4.決算3期分の提出だけで銀行のように条件はきつくない。
5.固定資産などの計算不要
これらは まずりクリア可能だとおもいますy。
デメリット
1.長期間支払いが固定(一般的に7年 84回)
2.資産にならない(売却が出来ない)
3.契約内容によっては返却時の運賃が必要
4.トータルの支払額が高い
5.契約期間は基本的に返却不能
私のおすすめ
リース会社での割賦
回数は60回(5年)が最長だが
3年程度 頑張れば話し合いで市場での売却可能
3年落ちなら人気商品の場合購入価格の半分程度にはなると想像するが
その場合はお金も少し返ってくる計算・・・?
さて
これは知りませんでした。割賦販売といおうのはいわゆる 月賦でしょうか
ようは 分割して支払う・・・
この場合 銀行との金利差でしょうね
いろいろわかってきました。ありがとうございました。