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電解槽中の電流測定方法と装置について
2023/10/19 03:45
- 亜鉛電解における電解槽中のカソード板に流れている電流を測定する方法や装置について探しています。
- カソード板の抵抗や接点不良による異常状態を検知するためには、現状では表面観察が必要ですが、一枚ごとに電流計測する方法を探しています。
- クランプ式の電流計では極板間が狭く、金属中を挟み込むことができないため、他の方法や装置を教えてください。
電解槽中のカソード板に流れている電流の測定
2013/09/26 15:12
亜鉛電解における電解槽中のカソード板に電流が流れているかを調べる方法、調べられる装置を探しています。
電解槽には不溶性アノード板(Pb)とカソード板(Al)が交互に数十枚並べられ、電解が行われております。
ここで、カソード板の接点不良等で抵抗が発生すると、そのカソード板のみ電流が流れず、その板には金属が電着しません。
この異常状態を検知するためには現状では持ち上げて表面観察を行うしかないのですが、板は重たいですし、手間がかかるので板一枚ごとに電流計測してみたいと考えています。
クランプ式の電流計を使用したかったのですが、極板間が狭い上、腕の部分も太く、クランプで挟みこむことが不可能です。
このようにクランプで挟むことが出来ないような金属中を流れている電流を測定または検知する方法や装置があれば教えていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
接点不良等で電流が流れていないかの検出だけでしたら
赤外線サーモグラフィで見るのが早いですよ。
(工場の動力線の通電確認などでよく使われています。)
電流が流れていない電極板は
端子とレール部の接触部の発熱が小さいので温度が低いと思われます。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
電極に流れる電流の絶対値を知りたいのが目的ではなく、
接触不良による異常を検出したいのであれば、回答(1)さんがお示しの
電極の電位を測ることが良さそうに思います。
要点は、次の通りと思います。
a) 電位を測る基準となるところを電位の安定な箇所とすること
b) 各電極の電位測定点は、接触不良が懸念される部位よりも
電解槽の側であって、確実な電気的接続が得られる箇所であること
お礼
2013/09/30 13:22
ありがとうございます。
電圧測定する際は接点個所の注意が必要ですね。
場所が狭いので限られてくるとは思いますが、検討したいと思います。
カソード板の接触不良で抵抗が大きい
電流が流れにくい。電着が少ない
→電圧は接触抵抗にくわれ カソード板では低い・・・・を測ればよいのでは
アノード板/カソード板 の電圧。アノード板は安定なら母線でよい
カソード母線/(取付部)/カソード板 の電圧。ゼロなはずが接触抵抗が大きいと電圧が生ずる。
いずれか。電圧は遥かに簡単に測れ、必要ないと思うが電流に換算できます。
千円テスターでも真値なのか怪しいがmVまで表示する。
ノイズが乗って妨げになるかは要チェック。
お礼
2013/09/30 13:20
ありがとうございます。
確かに電圧を計るのは良いかもしれません。
検討してみたいと思います。
お礼
2013/09/30 13:21
ありがとうございます。
赤外線サーモグラフィというのは全く盲点でした。
電圧確認とも併せて検討してみたいと思います。