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成形設備の磨耗状態を判断する方法とは?
2023/10/19 11:30
- 射出成形機で樹脂成形を行っている場合、設備の磨耗状態を判断する方法を知りたいです。
- 加熱筒内に組み込まれているスクリューの磨耗状態を確認する方法や設備の異常を検知するモードについて教えてください。
- スクリューの磨耗状態を確認するためには、分解して寸法測定を行う必要があるのでしょうか?
成形設備の磨耗状態確認(スクリュー)
2015/10/08 13:38
射出成形機にて樹脂成形を行っている者です。
設備の磨耗状態を判断する為の根拠を見つける方法についてご教授下さい。
加熱筒内に組み込まれているスクリューの磨耗状態を結論付ける検証方法、設備からの異常で確定出来るモードは無いでしょうか?
根拠として提示するには、やはり分解して寸法測定を実施する事なのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
スクリュウの摩耗と言うことになると、分解計測しないと解りづらいと思います。スクリュウの摩耗か、ヘッド部分の逆止リングの摩耗か、シリンダーの摩耗かの判断が出来ない。
どの部分が摩耗しても成型品が今までの条件で出来なくなると思います。
例えばクッション量を取っているが押し切ってしまう。製品にひけが出やすくなった。樹脂温度を上げる、射出速度、圧をあげている。などの問題が発生してくると思います。
確認するには、クッション量が確保できるか出来ないかで、スクリュー、シリンダー、逆止リングのいずれかが問題があることが解ります。ただ、シリンダー、逆止リングが正常であるとスクリュウが摩耗していても解らない場合が有ります
クッション量の確認には射出時間を長くする、変化が無ければ射出圧(二次圧、保圧)をあげる。
又、クッション量を多くしていくと、シリンダーが摩耗している場合、摩耗位置が解る場合が有ります。
逆止リングが割れていたり、金属などの異物が挟まっている場合なども同じようになると思いますので、いずれにしても一度分解して確認することをおすすめします。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
スクリューの交換時期の予測方法、スクリュー交換時期予測装置
として特許公開されています。
パクリはダメだけど、どう予測しているのかの概略はつかめるかと。
自分たちでできることなら地道にセンサ値を記録して傾向があるのかを交換時に考察するを繰り返すぐらいなのかな。
時間はかかりそうだけどそれが遠くて近いように思います。
すくなくとも解決につながりそうなヒントは出したんですが
それさえも拒絶されるんであれば何もこれ以上は回答できないです。
公開情報について目を通してどんなことを行っているのか理解しようとしました?
自分たちで出来そうなことに落とし込もうと少しは考えられました?
お礼
2015/10/09 10:08
いろいろ有難うございました。
参考にさせて頂きたいと思います。
補足
2015/10/09 07:51
アドバイス有難うございます。
センサー値を記録とありますが具体的にご教授頂けたらと思います。
設備のどのセンサー値を記録すれば良いのでしょうか?
宜しくお願い致します。
スクリュー交換時期予測装置は後設置が可能な装置?
なのでしょうか?
バックラッシを測定できませんか?
例えば
http://www.kuroda-precision.co.jp/products/FA/BS_QandA/bsact06.html
をご参照ください
お礼
2015/10/12 07:42
有難うございます。
参考にさせて頂きます。
補足
2015/10/09 07:45
アドバイス有難うございます。
バックラッシ測定とはどのような測定になるのでしょうか?
詳細なご説明を頂けないでしょうか?
興味があります。
補足
2015/10/13 12:20
アドバイス有難うございます。
参考にさせて頂きたいと思います。
弊社でもバックフロー試験を実施しておりますが
判断できるのは加熱筒の磨耗かリングの磨耗かの判断となっております。
イレギュラーの事も想定するとやはり分解と
なってしまうのですね。
有難うございました。